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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第25節】vs名古屋グランパス~やっと超えた1つの大きな山。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

8月26日 19:00 K.O. ⇒30分遅延 at ヨドコウ桜スタジアム

 

スタメンは鳥海⇒ヨニッチ。

後は固定メンバーです。

 

さて、セレッソがここ最近苦手としている3大クラブの一つ、

名古屋さんとの対戦です。しかも相手は3位で、

まだ十分に優勝を狙える位置にいます。

 

相変わらず試合の入りの悪さ&集中力の無さは改善されず。

アッサリと先制を許したかと思えば、VARオフサイド

事なきを得ます。今回は、助かりましたが、

この立ち上がりの集中力の欠如は何とかしないとです。

 

すると8分に毎熊のフィードにレオ・セアラが抜け出して

ダイレクトでクロスを送ると、中央で上門が

面でキレイに捉えて先制の

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

オフサイドで危機一髪を逃れた所から、

今度はセレッソにあっさりと先制点が入ります。

 

しかし、これまたアッサリと追い付かれます。

右サイドで森島に抜けられるとクロスをファーで合わされます。

喜田が突破を許したのですが、あれ、やられるようではダメです。

最低でもファールで潰しておかないと。次へ生かして下さいね。

 

この後、もう1回同じシーンがありましたが、

そこは森下がさすがに2度目は決められずに助かります。

(振り切られたのは今度は進藤でしたが)

 

ここからはセレッソもカピシャーバを中心に攻めますが、

あのカピシャーバが突破できません。

1:1であれだけ完璧に抑え込まれるとはさすがに驚きです。

これは名古屋のDFに拍手を送るしかありませんね。

じゃあ、右サイドでクルークス&毎熊コンビの崩しはと言うと、

こちらも完璧に対応されています。

中央のレオ・セアラの対応と言い、いやー、正直、

『よく研究されているな。』

セレッソの攻撃を抑え込むPointを完全に理解した守備に

さすがに優勝争いしているチームだなと。

これが逆に後半の布石になるとは

この時は全く思いもしませんでしたが。

 

後半に入ると、優勝のためにはドローではなく

勝ち点3が欲しい名古屋さんが意外に攻撃的に来ます。

いつも堅守速攻に苦しめられているセレッソにとっては

こちらの方が好都合かも。

集中した守備になるとハンビンのファインセーブも出て

相手の攻撃を防ぎ続けます。

 

すると70分スローインからの流れで喜田からの

縦パスを上門が上手く反転して

相手DFを交わして一気に抜けます。

そのままランゲラックとの1:1も制しての

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

左に目線を置きつつ、早いボールをGKの右の足元に蹴るという

何ともブラジル人のような技満載のゴールです。

それより、前半のまとめで書いたように、

名古屋さんは完璧にセレッソ対策を施してきました。

そこで流れを掴んで、一気に攻勢をかけて来た時、

そう、名古屋さんのデータにない選手が上門でした。

これだけ研究されている相手に対して、

データにない選手。マーク出来ていない選手。

これが大きなPoint。

この試合を制するには上門しかなかったと思います。

 

この後は、しっかりと5バックを敷いて、

何度も逆転負けを喫している苦手名古屋さんに対して

万全の体制にします。

そうすると意外にも交代で入っていた

渡邊が中央で抜けると、よくわからないフェイントからの

パスに北野が受けてからのシュートで

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

苦手名古屋さんに勝つには1点リードは不安でしたが、

さすがに勝負を決定付ける3点目が入り、勝負あり。

やっと、苦手3大クラブの名古屋さんに勝つことが出来ました。

 

上門はもとから技術は高い選手です。

シュートの上手さやトラップの上手さ。

ボールを持った時の技術は非常に高いです。

チーム内の日本人ではシュートの決定力もNo.1じゃないかな?

しかし、陸次樹に後塵を拝していたPointは明らかにオフザボール。

毎試合、試合の入りに行方不明になってしまいます。

試合中に小菊監督からの指示や香川の指示で

少しづつ修正を掛けると、ようやく組織の一員になる感じ。

あれこれ20~30分くらい試合に入るまでに時間が掛かる。

特にセレッソの場合は中央のレオ・セアラと

両サイドに攻撃の基点が明確な軸になっていて、

2TOPのもう一人の役割は

どうやってその潤滑剤となれるかです。

それがいつも最初は彷徨っている感じです。

これを自ら相手を見て、

スキを突けるような選手になれば

もう一皮剥けると思います。

 

時折見せる、シュートやトラップの技術は

使わないのはもったいないレベルの技術だと思います。

1シーズンを考えると、新たな選手が成長することが

非常に大切です。(もしくは補強)

セレッソの場合、補強が上手くないクラブなので、

上門の成長は今後戦う上で、不可欠なので、

是非とも今日をきっかけに成長してもらいたいです。

 

どちらにしても3位で苦手の名古屋に勝てたことは

非常に大きい1勝だと思います。