8月12日（土）19:00 K.O. at 三協フロンティア柏スタジアム
先発にはレオ・セアラが出場停止明けです。
他は変わらぬメンバーです。
なんか最近、立ち上がりの集中力が低すぎますね。
まるで東京戦のＶＴＲを見ているかのように、
早い時間でアッサリと先制を許します。
また追い掛ける試合展開です。
しかし、この試合は東京戦と違って、
ボールを持てども全くシュートまで持ち込めません。
ＴＯＰでレオ・セアラが今日は動きが悪い。
おかげで上門が行き場を失って全く２ＴＯＰが使えない。
どうにもならなくて、最初は裏狙いしていた上門が
飲水タイムの後から少し下りてボールを受けるも
全く効果的な楔にならずに、ただボールを後ろで回すだけ。
前半終了間際のシュート１本だけに完璧に抑え込まれます。
さすがに後半に入って、リスクを背負って両サイドバックが
カットイン気味にポジションを取ることで、
サイドに張ったカピシャーバとクルークスを何とか
生かそうと試みることで、突破口を見い出そうとします。
このカットインしたサイドバックによって生み出したわずかな
ズレを使ってカピシャーバとクルークスが少し生きるようになると、
少しは攻撃が出来るようになります。
しかし、毎熊はまた決定機外していましたけど、
サイドバックであの決定機を迎えることは本当に凄いのですが、
絶対にゴールが決まらないシュートにも驚きしかありません。
あれでシュートが決まったら、アーノルドばりに
超攻撃サイドバックとして一気にブレイクしそうです。
しかし、サイドバックがあの位置まで入ると言うことは
逆にＣＢ２人で守る形が生じることになり、
守備陣は何度かカウンターの脅威に晒されます。
リスク覚悟で攻めているので仕方はありません。
柏さんとしてはそのいくつかあった、
追加点のチャンスを決めておけば、この試合は
楽々に勝ち点３を獲得できたと思いますが、
４度くらい決定機を外したでしょうか？
さすがにこれだけ決定機を外すと、
フットボールのお約束が待っていましたね。
最後にカピシャーバのクロスを進藤が決めて
ゴーーーーーール！！！！！！！
最後の最後で報われて連敗ストップになりました。
しかし、大きな課題が見えた試合でした。
ＴＯＰと両ウイング３人の個の力頼みになっている
今のセレッソにとって、レオ・セアラの不調で
バランスを崩すと攻撃の手段がありませんでした。
そこで気になったのが、どんな展開でもどんな相手でも
今日のようなバランスが崩れている試合でも、
同じラインで同じ距離でずーーっとプレーしてる両ボランチです。
特に喜田は香川から離れるなと言う指示でも受けているのかな？
言うまでもなく前任者の奥埜は神出鬼没とも言うべき、
前にもサイドにも最終ラインにも顔を出します。
特にサイドでサイドの選手との絡みは絶妙です。
もちろんＪでも１，２を争う運動量を持つ奥埜と
比較するのは酷ですが、もうちょい、ポジション変えれないかな？
あれだけ前半は何も出来ていないのに、香川の横から
付いて離れない喜田を見ていてイライラしていました。
相手のプレスが来た時の交わし時のタッチとかは上手いんやけどね。
セレッソユースはそういったテクはあるんです。
でも、得意なプレーが出来ないと消えてしまう悪いクセが
あるのもセレッソユースの特徴。この辺もタカと被ります。
ボランチがいつも仲良く並んでいるシステムは
相手はやっぱり守りやすいと思います。
喜田はもう少し、運動量を増やして、ポジションを変えないと
もう一つ上には行けないなというのがここまで見ての印象です。
もしくは香川を越えて中央に王様として君臨するだけの能力を
身に付けるのかのどちらかだと思います。
（要するにパートーナーが自分の周りを走れよということ）
後、追いつかないといけない時に、ベンチが寂しい限りです。
攻撃的な選手は渡邊りょうと阪田くらいですかね。
逃げ切るためには徳真やヨニッチとある程度、計算出来る選手は
いますが、得点を取りに行くためには何とも心細い。
交代したくてもピッチのメンバーを上回る姿が思い浮かびません。
しかし、そう考えるとハンビンを始めとして
追加点を許さなかった守備のおかげの同点弾だと思います。
そう考えると試合の入りから集中力は高く入って欲しいです。
東京戦も柏戦もあれだけのカウンターを何度も止めているんですから。
集中力があれば、あんなにアッサリと先制を許すことはないと思います。
フットボールは苦しい時は守備からです。
まずは試合開始から15分間をゼロで抑えること。
次節はとにかくそこに集中して戦って欲しいですね。
