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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第4節】vsサガン鳥栖~個の力で逆転(点数ではなく)勝利!

セレッソ大阪 vs サガン鳥栖

3月17日(土)15:00 K.O.  at 駅前不動産スタジアム

 

①スタメン

なかなか苦しい台所事情ですが、

レオ・セアラがスタートから使える点と

ベンチにカピシャーバが戻りました。

鳥海もベンチに控え、少しづつ戻りつつあります。

 

②試合経過

開幕してからの試合は中盤で優位性を保ち、

そこから香川&登里の左右のサイドチェンジと

舩木のロングフィードが主な攻め手でしたが、

今日は香川がコンディションが悪いのか絶不調。

とにかくパスの精度が悪くて、ほとんど相手側に

ボールを渡してしまうことで、前半は圧倒的に

鳥栖ペースになってしまいます。

この後、前半で香川は交代になりましたが納得です。

それくらい出来が悪かった、恐らく、何か

コンディションに問題を抱えていたのでしょうね。

まるで別人のように私は感じました。

 

そう言うことで耐える展開になってしまいますが、

ここは逆に割り切って守備に重心を置いたことで、

なんとか守れている感じです。

舩木は何となくCBにフィットしつつあるのが

成長に頼もしさを感じる一方で、

今日もイマイチなのが西尾。

1対1、ポジショニング、体の入れ方と

どれを取ってもイマイチ。。。。

相手のFWが意気込み過ぎで力が入りまくっていたので、

事無きを得た感じですが、もう少しレベルの高い選手だと

とても守れるように思いません。

何度も競り負けていましたからね。。。。厳しい。。。。

 

27分 ジンヒョンのフィードからクルークスが抜けて、

   相手を上手く交わしてのクロスに奥埜のヘッドも

   GKに防がれる。

 

昨シーズンによく見たパターンも奥埜がニアに入るとこが

ここまでの違いですね。駿汰の存在感です。

 

と、チャンスはこれくらいかな?

完全に鳥栖ペースの前半。よく0-0で折り返せたなと

思える展開です。

 

後半に入って、明らかにコンディションが悪い

香川に変わって、ブエノが入ります。

 

46分 またもや右サイドのクルークスのクロスに

   またもやニアの奥埜。もう約束事なんでしょうね。

   クリアされるもクリアボールをクルークスが

   ヘッドで繋いだところに後半でようやく前に出れた

   毎熊が再びクロスも相手DFにまたクリアされる。

   またもやクリアボールを拾ったブエノが

   左アウトに掛けた美しい軌道を描いたボールは

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

これぞブラジル人と言うテクニック満載のゴールが決まります。

もうこれこそ個の力です。常にチーム力で勝てる訳ではないので、

勝ち点を稼ぐためには必要な飛び道具ですね。

 

何も出来なかった前半から選手交代も含めて、

一瞬で逆転できたことは非常に大きいです。

 

63分 中盤で奪ったボールを基点にレオセアラが

   楔になってブエノに戻すと、ブエノから

   見事なスルーパスが出て柴山が飛び出しての

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

2点とも交代選手が得点するという、監督冥利に尽きる

2ゴールになりました。

それにしても、これもこれぞブエノ!というパスでした。

この針の穴を通すパスで勝負ありです。

 

この後、68分にはレオ・セアラが絶好機を外して、

少し嫌な空気が漂いますが、その後の84分に

更に嫌な空気になる出来事が。

柴山が一発赤紙に退場になります。

この退場は後程、たっぷりと。

 

この後、10人になって割り切れば割り切るほど

ある意味、安定するのか?逆にちょうど良い感じで、

そのまま試合終了となり、連勝を飾ることが出来ました。

 

 

④雑感

試合としてはセレッソの攻撃の生命線でもある

香川のパスがことごとく相手ボールとなってしまい、

全く攻め手を失ってしまった前半でした。

しかし、0点で折り返したことで、選手交代も含めて

上手く展開を逆転することが出来、

後半早々にブエノの技ありゴールに、技ありパス。

ブエノの個で試合を完全に引っくり返すことが出来ました。

 

そして柴山の退場ですが、よく赤紙にして頂いた思いです。

この選手は前節も空気を読めないファールで指摘したとこです。

そしてこのプレーの前にもアフターで余計なファールを犯し、

河原選手の怒りを買っていましたよね。そして問題のシーン。

点差、時間帯、プレーエリア、相手選手はクリアが精一杯。

そんなシチュエーションで犯すファールじゃありません。

正直、これだけ同じようなプレーが続いている訳なので、

この選手のプレーを凝縮した赤紙退場です。

これを黄紙くらいでスルーしたら、

そのうち、相手選手に大怪我をさせるような

酷いプレーをしかねません。

故意じゃない???これだけ幼稚なプレーを続けておいて、

故意も故意じゃないも関係ありません。

これがこの選手の身に付いたプレーなのです。

それだけに、この赤紙は審判に感謝いたします。

さて、柴山はこの赤紙に対して、

心を入れ替えてプレーできるのか?

身に付いたプレースタイルは変えることが出来ないのか?

厳しい目で見ていきたいと思います。

退場時に涙を浮かべていたみたいですが、

あなたの幼稚なプレーで大怪我でもさせられたら、

相手選手からしたら泣かれても関係ありません!!!!

こんなプレーを続けている限り、そのうち大きな事故を

起こす可能性があります。改善を切に願います。

 

チームは戦力が整わないまま連勝出来ていますが、

昨シーズンからの上積みは明らかに駿汰です。

ケガ人が連続したり、ブエノが馴染むのに時間が掛かったりして、

どちらか言うと昨シーズンのままで戦っていますが、

駿汰がアンカーで収まることで、

奥埜と今日は不調の香川からのブエノといった

インサイドハーフの選手が光り、昨シーズンとは

大きな変化なく、上手く相手の虚を突くことが出来ています。

 

さて、守備陣が心配なシーズンとなっていますが、

ウルブスからハブナー選手獲得のニュースが。

とは言え、ウルブスの試合で見たことはない選手です。

(Liverpool戦で出ていなかったら、基本的に知りません)

故に、戦力未知数ですが、緊急状態のCBの補強は

必須だったので、この獲得は今シーズンの行方を

左右する可能性もある獲得だと思います。

先の駿汰でアンカーの守備力も圧倒的に向上しているので、

それなりに守備が出来るCBであれば、期待度は上がりますね!