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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【PL_第28節】vsマンチェスター・シティ~見納め?!世界最高のフットボール!

Liverpool vs Manchester City

March 10th (Sun)  3:45 K.O.  at Anfield

 

現在の世界最高のゲームが終りました。

90分が一瞬のように感じる面白さ。

今、この試合観ずにフットボールは語れないと思えるくらいの

とんでもなくインテンシティが高く、技術も高いゲーム。

そして何より、どちらも攻撃的でボールを奪えば、

まずはゴールへの矢印が全員が一瞬で向くスピード。

リプレイの間に相手チームのゴールを脅かすスピード。

いや、お尻を付けて見ていられないゲームでした。

 

試合開始前から、全開のAnnfield。

いやーとんでもない雰囲気を相変わらず作り出します。

ユルネバの音量は古いスタジアムが軋む音量。

しかし、普通のチームならこの雰囲気だけで、

飲み込まれてしまうのに(例えばバルサさん)、

なんとシチズンズはビクともしない王者の風格。

試合開始から全開で攻撃を繰り出してきます。

特にロドリはシチズンズの王様。

ここを基点にスターが揃う前線にボールを届けます。

前にはハーランド、デブライネ、フォーデン、ベルナウド、アルバレス

いやいや、皆さん個人で得点を決めることが出来るメンバーです。

しかしハーランドに抜けられるシーンも

ファン・ダイクの超人的な守備で仕事をさせない

このマッチアップもたまらん!

そして若武者クアンサーもベストプレーかと思わされる奮闘。

ギリギリで耐えます。

しかし、デザインされた見事なCKから失点して、

前半はリードされて折り返します。

 

しかし、今のレッズはクロップは、後半からの修正が素晴らしい。

後半に入ると完全にピッチを支配し始めると、

50分 アケのバックパスに猛烈なスピードでボールを奪うヌニェス。

   エデルソンより早くボールに触れてPK獲得。

   ヌニェスが蹴らないか心配したPKはマッカが決めての

 

ゴーーーーーーール!!!!!!!!!!!!

 

早い時間に同点に追いつきます。

その後も前半と違って試合を支配し続けます。

そのキーマンはなんと日本人である遠藤!!!

デブライネを潰し、次にシチズンズのキーマンである

ロドリに何度もプレッシャーを掛けて自由にさせません。

林凌平さんも言っていましたが。アンカーがアンカーに

プレスを掛けるのは本当に難しい。

自分のポジションを捨てている訳なので、

もし前を向かせたら、一気にピンチを迎える訳で。

その作戦をクロップが授けたのは、

遠藤ならロドリに仕事をさせない。という、

絶大なる信頼があるから。

この遠藤の中盤の守備で相手に仕事をさせないことで、

レッズの攻勢を呼び込みます。

しかし、シチズンズもキレキレのL・ディアスを

ウォーカーが驚異のスピードと強度で対抗するわ、

ケレハーも今、ノリにノッているフォーデンに対して、

ビッグセーブを今日も当たり前のように見せると、

相手もエデルソンの交代で出たオルテガがファインセーブ。

いやいや、世界最高のゲームはNo.2GKまで最高かよ!

中盤で優位性が保てないシチズンズはドクの投入で、

個の勝負で打開を図ります。

このドクにはヒヤッとさせられる場面もありましたが、

ここの守備に戻るエリオットが凄い。

GKにチャージに行ったはずのエリオットが、

ゴメスのカバーに戻る姿に、それだけで泣きそう。。。。

エリオットの運動量の凄さも特筆。

ソボスライとサラーもまだ本調子ではないものの、

あわやのシーンを作り出すところはさすが。

また、後半途中から出たロボも決定的な仕事を

L・ディアスと作り出すシーンは流石の一言。

とは言え、最後はさすがにどちらも強度が落ちる中で、

ゲームはそのまま終了して

世界最高のゲームは痛み分けに終わりました。

その後のクロップとペップの抱擁を始め、

ピッチ内の様子は本当に感動的でした。

比較的、試合が終わるとすぐに帰路につくイングランド

でも、この試合はどちらのサポーターも試合終了後も

スタンドから帰ろうとしない。

どれだけこのゲームに魅了されたのがわかる一コマです。

私も放送終了まで動くことが出来ませんでした。

試合終了から放送終了まで、あっという間に感じるくらい、

このゲームの余韻に浸ってしまいました。

 

本文では触れなかった選手達も。

マッカはもうレッズのコンダクターとして凄みを

増しつつありますし、ゴメスは今日も右に左にと器用さを発揮して、

安定をもたらしてくれました。ブラッドリーも右サイドで

何度か決定機を作り出していました。

(チャンスのシーンは打っても良かったのにー。)

本当に最高でした。

そしてシチズンズも左が活性化した後に、

ベルナウドを右に回して、ウォーカーと守備に入らせるのは

反則やわーと思わせるくらい、素晴らしかったし。

ゴールしたストーンズはどこのポジションかわからぬ

範囲の広さで守備を見せるし。

いやー、やっぱりこの試合は最高です。

 

本当に最高のゲームをありがとうございます。

クロップ・レッズ、ペップ・シチズンズどちらも最高です!

 

追伸

遠藤がMOMに輝いたみたいですね!

後半の遠藤は圧巻だったので納得です。

ゴールが決まっていたらL・ディアスだったかも?ですが、

後半に中盤を制圧したのは間違いなく遠藤でした。

遠藤、これからもレッズの中盤をよろしく!!!

 

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