Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第31節】vsガンバ大阪~遅すぎた新戦力。

セレッソ大阪 vs ガンバ大阪

10月28日(土)14:00 K.O.  at ヨドコウ桜スタジアム

 

今節は大阪ダービーです。

とは言え、先週述べたように、勘違いした輩が騒いで、

ダービーを理由に迷惑行為をする意味のないダービーなので、

しばらくはダービーと言う言葉は差し控えます。

そもそもピッチで熱い戦いが繰り広げられるのであればわかるが、

ピッチはどちらか言うと静かなもんで、

場外乱闘(話題)ばかりのダービーはどうかと思います。

 

さて先発は4141ですが、奥埜の位置には柴山が入ります。

ようやく前節に片鱗を見せた選手の抜擢です。

このフォメが思いの外、フィットしています。

開始早々から中盤での優位性を保つと、

 

7分 いきなりカピシャーバが中央でボールを運びながら、

   ガンバの中盤の守備を無効化するとレオへスルーパス

   相手DFに当たるもレオ・セアラに繋がり冷静に

 

ゴーーーーーーーール!!!!!

 

前節、大迫のファインセーブによる決定機逸の鬱憤を晴らします。

カピシャーバに体をぶつけて潰しに行ったものの弾かれた時点で

勝負ありです。あの体にぶつかっても勝てないですよね(^^

 

この後も時折、カウンターは喰らうも全体的に

中盤でのトランジションが相手より圧倒的に早く、

完全にセレッソのゲームとなります。

 

14分 クルークスからボールを右サイドで受けた柴山が

   前に行くと見せ掛けてのカットインからのシュートも

   東口に防がれます。ボールにスピードがもう少しあれば

   決まっていたシュートですね。

   あれ決まっていたらサラーっぽかったです。

 

37分 クルークスの魔法の左足クロスにカピのヘッドも枠外。

 

前半は1-0。相手のシュートは終盤の宇佐美のミドルだけ。

正直、前半は圧倒的にセレッソペースのゲームとなりました。

ただ、そんな圧倒的な前半でもリードは1点と言うのが

まだまだ分からない展開です。

 

後半になってガンバさんは当然、2枚替えで打開してきます。

これで中盤の劣勢を調整してきたことによって、

次第に宇佐美、倉田のWGが間合いを作ることが出来るようになり、

ガンバさんのペースになりますが、、、、、、

この日のガンバさんはリズムが良くなったところで、

しょーもないパスミスでリズムを勝手に崩します。

何回、サイドへのボールが意図が合わずにタッチを割ったかな?

さすがにこれでは攻撃のリズムが一向に上がりません。

そんなガンバさんを尻目に小菊監督の詰将棋が始まります。

 

まずは今日のMOM並みの活躍の柴山に代えて奥埜で

中盤で捕まえられていなかったダワンと塚本を見張ると、

次には進藤投入で5バックへ移行。

これで1点を守り切る体制を作ります。

今日は更に万全を期すべく、

香川に代えて徳真を入れて1点を守るメッセージを明確に。

それでも押し込まれ過ぎるとキツくなるので、

カウンター要因に新井も前に置いて、

次々にガンバさんを追い込んでいきます。

現に83分にレオ・セアラの惜しいシュートもあったので、

この新井を置いたことは明らかにガンバさんを

苦しめていたことがわかります。

 

これでほぼ勝利を手中に収めながらも

ジェバリのシュートにはヒヤッとしたものの、

ほぼほぼ盤石の勝利となりました。

 

ポイントを上げると以下の3つですかね。

・柴山の覚醒によりセレッソの中盤が活性化した。

・小菊監督の得意な詰将棋モードに入った。

・ガンバさんが恐るべきパスミス連発で勝手に自滅してくれた。

 

それにしても柴山の活躍は嬉しいものの、

後1ヶ月、早く出て来てくれていればと悔しい思いもあります。

ここ最近、セレッソの攻撃はサイド一辺倒になっていて、

夏頃はカピの個人技、クルークス&毎熊の崩しが

非常に有効的に決まり、勝利を積み重ねていましたが、

次第に相手チームの研究が進み、カピには必ず2人マーク。

クルークスはクロスを封じつつ、毎熊を徹底的にマークされると、

完全に攻め手を失った残暑の秋。

 

やっと、中央をこじ開けることが出来る存在である柴山の

登場はセレッソの攻撃に新たなオプションとなりました。

中央へのカットインって、しばらく、なかったですもんね。

中央で勝負出来る選手が加わると、サイドがもう一度、

活性化するので非常にバランスが良くなります。

そして、柴山の効果はそれだけでなくオフザボールでも、

あちこちに顔を出してボールを引き出していました。

私が何度も上門に下りてボールを引き出しに来いと言ってたこと、

柴山が全部やってくれていた印象です。前半終了時に走行距離No.1。

奥埜不在も気にならなかったのは柴山のおかげです。

それだけに、返す返すも活躍の時期が遅れたことが悔やまれます。

 

おまけ

あ、TVではセレッソのフォメを433と言っていましたが、

私の中での433におけるTOPはマネ、ボビー、サラーなので

サイドに張るWGは433ではなく4141のサイドです。

433なら前の3枚はFWの役割を果たします。

そこはレッズサポータである私にとってこだわりなので、

あのシステムを絶対に433とは呼びません。