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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第26節】vs川崎フロンターレ~元セレッソ戦士の悲劇。

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ

9月2日(土) 19:00K.O.  at ヨドコウ桜スタジアム

 

スタメンは鳥海が戻ります。

それ以外は固定メンバー。

奥埜がベンチに帰って来ました。心強いです。

 

試合開始後の集中力欠如はなかなか直りません。

7分 喜田が簡単にボールを奪われてカウンターを受けますが

  ここは事なきを得ますが、ほんま、これだけは改善しないと。

 

この後はフォメを変えた川崎さんのスキを上手く突いて

高い位置で何度もボールを奪って効果的なカウンター連発しますが、

今日はとにかくファイナルサードでの精度が悪い。

前節2発で波に乗るかと思われた上門も

最後で迷いのあるプレー連発で、レオ・セアラとの相性も悪い。

お互いに相棒が何するのかわからない???という感じですね。

 

そんなセレッソのもったいない攻撃が続くと、

飲水タイムを挟んで川崎さんの攻撃が噛み合い出します。

元々、地力はあるチームなので噛み合い出すと、

次第に押し込まれる時間帯になります。

まあ、今のセレッソは”守”に集中した方が強いので、

しっかりと耐えることが出来れば問題ありません。

ただ、今日はセレッソの守備より相性の良さが決め手?

になったかもしれません。

28分にゴール2m前でフリーで打たれますが、

何とボールはバーの遥か上に。。。。

この相性の良さを見ると「今日は勝てるな」と

個人的に勝手な確信を得ていました。

 

今日はそんな中でもカウンターのシーンはありましたが、

やはり精度が悪いままの時間帯が続きます。

決定的シーンは前半終了間際のCKから進藤のヘッド!

もGKは上福元がこんなとこのおるやん!!!で

STOPされてしまいます。

とは言え、京都さんと川崎さんではチーム戦術が

正反対なのでGKの役割は全く違います。

故に、京都さんで発揮していた神福元が登場するのかは

また別問題だとは思います。

 

さて、後半に入ると、ミッドウィークに天皇杯を戦った

川崎さん相手に思いっ切りトップギヤで入ります。

出鼻を挫くとは正にこのことで、前半の拙い戦い方を修正して、

一気に押し込むことに成功します。

いつも言っていますが、後半開始の小菊さんの修正は

何らかの効果を必ずもたらします。

もちろん、相手がいる話なので嵌らない時もありますが、

必ず修正を掛けて流れを変えることが出来ます。

だから試合開始の噛み合いの悪さを見ると、

絶対にスコアラーの情報が悪いと思っています。

 

そんな勢いそのままで押し込んだ流れから

51分 クルークスの悪魔の左足からのクロスに

   レオ・セアラが

   ゴ。。。。

   ん?顔を覆う山村と喜び控えめなレオ・セアラ。

   なんと山村のオウンゴールでした。

 

セレッソ的には良い流れの中での得点に狙い通り。

本当に小菊監督が嵌めて奪った先制点です。

この時は「山村、セレッソ時代を思い出しんちゃうん?」と

笑いながら観ていましたが、まさかこれが悲劇の始まりとなるとは

さすがに、私も思わなかったです。

 

川崎さん相手に先制出来れば、後はしっかりと守って、

カウンター狙いに徹することが出来るので、

チームとしても狙いも明確になって試合を進めやすいです。

 

すると、

65分にそのカウンターからクルークスが攻め上がり、

クロスを送ると明らかにハンドっぽい軌道で

ボールが外へ出されます。

そして長いVARを経てハンド⇒PK判定。

そのハンドを犯した選手が何とまたもや山村。

いやー、さすがにツキ無さすぎでしょ。

そのPKをレオ・セアラが決めて、

 

ゴーーーーール!!!!!!!

 

今の状況ならこれでほぼ安心圏内です。

全盛期の川崎さんなら2点差でも怖かったですが。。。。。

セレッソは時計の針を進めつつ、

ヨニッチ投入の5バックもいれて万全の締めに入ります。

 

すると悲劇はまだ続いていました。

90分 新井の仕掛けにエリア内で山村の足が掛かりPK判定。

まあ正直、足が掛かる深さ(先っぽだけ)からすると

ややシミュレーションっぽい感じもありましたが、

今日の山村の運勢から考えれば、判定は覆らないですよね。

 

このPKは渡邊にJ1初ゴールをプレゼントする余裕で

渡邊も確実に決めて

 

ゴーーーーール!!!!!!!

 

これでほぼ試合を決めます。

アディショナルタイムが10分もありましたが、

さすがに3点差は悠々と逃げ切ることが出来ての連勝です!

 

しかし、山村のメンタルが心配になるような試合でした。

言っても、ユン・セレッソの象徴的選手。

FW⇒ボランチ⇒CBとシレーっと試合を締めに掛かる

職人として、いくつもの勝利に貢献しくれた選手です。

少し、試合終了後の山村が切なかったです。

 

やっぱり、名古屋の山を越えたことは大きかったですね。

いつも上昇気流にのったところで、

名古屋、広島、赤鹿さんの壁に跳ね返されて

意気消沈してきた歴史があります。

その1つの山を越えるとやはり違った景色が見えます。

連勝もつながるし、勢いも出ますし、上位も見えます。

そして次節は3つの山の中でも最大の山である赤鹿さん。

さーて、更なるチャレンジに挑みましょう!

この山を越えればまだ見ぬ景色が見えるかもしれません。

 

他、毎熊の代表選出に沸いていますが、

日本代表で毎熊のスキルを欲しているのですかね?

すいません。

いつも言っている通り、日本代表はW杯だけのニワカなので、

毎熊のスキルが欲しいのか本当にわかりません。

セレッソにおいて、クルークスと言う「悪魔の左足」の異名を持つ

強烈なクロッサーを中心にチーム作りをしているので、

カットインしてそのスペースを作り出す毎熊の存在は貴重な存在です。

もちろん、元々FWなのでウイングの仕事は元々得意です。

ただFWとは思えないフィニッシュの悪さですが。。。。

元々、セレッソの右サイドは陸だったのですが、

陸は典型的なクロッサーなので、クルークスとは

完全に役割が被ってしまい、相性が悪すぎて

移籍することになってしまいました。

クルークスが合わない時はやっぱり陸の方が

活躍していた記憶です。

ただ、クルークスが嵌ってしまうと、

同じ仕事をする陸は居場所を失いました。

要するに、何が言いたいのかと言うと、

毎熊のRSBはRSHとの相性が重要だと言うことです。

カットインを得意とするRSHとプレーするなら、

陸の方がタイプが合うし、

クルークスのようにクロスで勝負するRSHだと

毎熊が相性が良いと言うことですね。

今の日本代表にそんな相性の良い選手がいるのか

どうかがわからないので、何とも言えないところです。

日本代表と言えば遠藤くらいしかわからないです。

遠藤は大好きです!うちのアンカーですから。

三笘もレッズのTAAがチンチンにやられたので良く知ってます。

富安もレッズの王サラーとの勝負で知っています。

でも、遠藤以外の二人はレッズが苦しんだので嫌いです!

と、私はすべてクラブ目線なので。。。。。。。

 

さーて、次節が今シーズン最大の山場です。

壁の向こうへ行けるのか、

またもや最大の難敵が大きな壁となって立ちはだかるのか。

赤鹿さん。この最大の壁が今シーズンを左右します。

気合を入れて応援しましょう!!!!