Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第30節】vsジュビロ磐田~連戦の合間の中休み。

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田

9月17日 18:00 K.O.  at ヤマハスタジアム

 

①スタメン

連戦続きにも関わらず、前節は交代を遅らせてスタメンを

引っ張って気迫のディフェンス。

さすがに今日はメンバーを総入れ替えです。

 

トップには前節お休みのタガートと先発は久しぶりのキヨ。

メンバーが揃わない中、2人だけで得点して欲しい願いが。

為田は疲れ知らずなのか、そのままスタメンに名を連ね、

RSHには中原が入ります。

ボランチはこれまた休ませてもらえない奥埜と

ペアを組むのは喜田陽。

徳真の躍進で彼にとっても正念場です。

LSBには舩木が入り、CBも西尾と進藤。

GKまでジンヒョンに替えて清水。

J1連続先発出場記録が止まります。

それでも小菊監督はルヴァン杯にこだわりを見せたのかと。

スタメンは8名入れ替えて挑むこの試合。

私はこのこだわりは大賛成です。

中2日、中3日続きは選手が故障するだけです。

そして今、狙えるタイトルはルヴァン杯

リーグ戦と天皇杯を両方いつも通りに挑んで敗れました。

次はルヴァン杯を獲るんだと明確なメッセージ。

好きです。このこだわり。

まずはリーグ優勝だと思っていますので、

そもそもACLには出来れば出場して欲しくないです。

順調に成長している過程ではリーグ戦に

地に足を付けて戦って欲しいです。

この成長を続ければリーグ優勝狙えると信じています。

これが今、一番の悲願です。

 

②結果

 セレッソ大阪 2 - 2 ジュビロ磐田

  25分 アダム・タガート(セレッソ大阪

  42分 進藤      (セレッソ大阪

  57分 金子      (磐田)

  70分 オウンゴール  (磐田)

 

③試合経過

やはり立ち上がりは少しバタつきながら試合に入ります。

喜田辺りは、試合に入れるか不安な立ち上がり。

後、ジンヒョンのありがたみを感じます。

下手にプレスを掛けると一発のロングボールで

タガート、為田辺りに裏返されてしまう怖さ。

それがないので、安心してプレスを掛けられます。

その中でもキヨのプレーが違いを生み出しながら、

次第にボールを保持し始めます。

今日はタガートとキヨが出ているので、

2人の縦関係で勝負が出来ます。

 

7分 キヨの浮かしたボールをスペースに出す

   技ありのプレーに抜け出したタガートは

   遠目から狙うも枠外へ。

   これこそ2人の世界です。

 

17分 陸のロングスルーパスに抜け出した

   奥埜のシュートもGKキャッチ。

 

27分 舩木のプレスで敵陣でボールを奪うと

   中央の喜田へパス。喜田の縦へ入れたボールに

   反応したキヨが軽く後ろへ落として

   タガートがDFを冷静に交わして

 

ゴーーーーール!!!!!

 

2人の関係でゴールを決めちゃいました。

DFを冷静に交わしてゴールを決める

The ストライカーのゴールですね。

これが決定力のない人だと、まあDFに当てます。

 

その後も試合をコントロールしながら

前半をリードして折り返します。

 

後半に入ると、さすがに磐田さんが攻勢に出て来ます。

しかし、それを逆手に取ったカウンターから。

 

50分 これまたキヨの上手いプレーからスペースの

   為田を走らせます。

   為田が前に運んでタガートへラストパス。

   タガートが放ったシュートはわずかにDFの足先に

   当たって枠を外れます。

 

これも決まらなかったけど、タガートの凄さですよね。

正直、為田のボールは少しマイナス目だったので、

あのスピードならトラップが非常に難しく、

その止めたボールもバウンドしていたので

ミートが非常に難しくて決定力のない選手なら

ホームランを打って終わりだったと思います。

それがしっかりとミートして枠へ飛ばすタガートの凄さ。

この人は本当の点取り屋です。

そしてその前のキヨのポストから反転してスペースへ

蹴り出す技術と視野の広さ。

この2人だけで得点を演出できる能力があります。

 

51分 そのCKから進藤のヘッドで

 

ゴーーーーール!!!!!

 

相変わらずセットプレーにはやたらと強い進藤のゴールで

2-0と突き放します。これまでの展開、磐田さんの今の順位、

等々を考えると、試合は決まったかな?

私もそう思ってしまったところが落とし穴でしたね。

これがフットボールの怖さであり、面白さでもあるのですが。

 

56分には金子の美しいシュートが決まり1点差。

進藤の位置が気になっていたら、やはりと言う感じ。

得点は取れるが得点は取られる選手だと改めて実感。

69分にはまたかよ!的に舩木が簡単に裏を取られて、

進藤のオウンゴールによって2点目を献上します。

舩木は簡単にやられすぎです。

先制時のような良いプレーもあるけど、

悪いプレーも必ず毎試合あるので、リスキーな選手ですね。

まあ、だから進藤と舩木はレギュラーではないのでしょう。

今日はレギュラー組を休ませているので、致し方なしです。

 

70分 舩木がサイドを抜け出してギリギリのところでクロス。

   受けたタガートが振り向きざまに狙うもGK正面。

 

ここで上門、徳真、毎熊とレギュラークラスを投入して

勝ち越しを狙います。

 

75分 中央で為田が粘って倒れながらもタガートへパス。

   独走したタガートが1:1を制して。。。。。

   ゴールかと思いきやオフサイド

   大外の松原がなかなか際どいポジションにいて

   VARが介入するも残念ながら判定は覆らず。

 

80分 毎熊が粘って中央の徳真へ、

   徳真が運びながらバイタル進入した奥埜へ

   奥埜が丁寧にパスしたボールにタガート!も

   GKに阻まれます。

   タガートもアウトでニア抜きを狙った

   技ありシュートでしたが、ファーに巻くようなボールでも

   良かったかな?でも、狙いはよくわかるシュートです。

   そして、さすがレギュラークラスの流れるような攻撃です。

   

ここからは試合がオープンになり、どちらが決めても

おかしくない展開でしたが、ピンチはバーに救われ、

チャンスは赤紙で止められて、このまま試合終了です。

 

④雑感

やはり8名をスタメンを替えて勝てるほど甘くはなく、

試合の締め方と言うより、なんか試合中、ずっと落ち着かずに

同点で終わった感じでしょうか。

ただ、スタメン8名変えても2-0まで行ったのも事実で、

チームとしての組織力はなかなか強固なものがあります。

ただ、このメンバーで2-0になってしまうと、

油断してしまうのも事実。ちょっと私も調子に乗り過ぎました。

2-1で選手交代出来ていたら、違ったのかなとは思います。

 

タガートとキヨは流石のプレーでした。

この若いチームを2人で違いを作り出していました。

タガートのストライカーたる所以も凝縮されていました。

少なくともシュートは常に枠を捉えています。

どんな体勢、バウンドでも枠を捉える技術。

これが決定力が高いストライカーです。

この選手は前を向けば枠を外さない確実性があります。

 

中原はスタメンになると、どうしても存在が薄くなりますね。

逆サイドのレギュラー為田との差は歴然。

為田のサイドは幾度となく脅威になりましたが、

やはり中原のサイドは最後まで活性化せずに、

毎熊が入ってからようやく活性化した感を否めませんでした。

 

喜田はこれからの選手ですね。やっぱり一つ一つのプレーの

正確性に欠けていました。開幕当初は徳真と大きな差は

なかったように感じますが、今では雲泥の差がついてしまいました。

まあ、逆を言えば、徳真がここ数ヵ月間で成長した

余地はある訳なので、今日の勉強を次へ生かしてもらいたいです。

 

ということで、この試合はどうしても連戦続きの中休みに

なってしまいました。まあ仕方ない部分もあると思います。

ただ、ここに中休みを作った以上はルヴァンの浦和戦は

絶対に取らねばなりません。

ルヴァンをFinalまで進めてこそ意義のある中休みです。

しっかりと浦和戦、戦いましょう。

 

 

あ!そう言えば、なんか磐田さん側にうるさい人いましたね。

なんか見覚えあるな。。。。。。けんゆう。。。。。。