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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第30節】vs鹿島アントラーズ~ペースアップが最後は仇に。

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ

9月26日(日) 15:00 K.O. at ヨドコウ桜スタジアム

 

ミッドウィークは飛ばしてしまいすいません。

仕事がトラブル続きで観戦も更新も出来ませんでした。

観てない試合での勝利にどうやって勝ったのか不思議でした。

 

①スタメン

   加藤   嘉人

 乾        坂元

   原川   奥埜

丸橋        陸

   瀬古   西尾

    ジンヒョン

 

さーて、選手選考にも悩み続けた13連戦も最終戦

これでようやく一息付けますね。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 ー 2 鹿島アントラーズ

    58分 原川(セレッソ大阪

    66分 上田(鹿島アントラーズ

    82分 上田(鹿島アントラーズ

 

③雑感

どうも苦手の赤鹿さんに今回もやられた感じです。

入りからハイプレスを敢行する赤鹿さんに手も足も出ず。

ギリギリのところで耐える展開が続きます。

マイボールにしてもハイプレスを掛けられて、

ポーンとロングボールを蹴る、セカンドボールを拾われる、

また攻撃を受けるの繰り返し。

でも、不思議とこうやって一方的に受ける展開の時の方が

西尾は安心して見ていられます。

変にラインを上げてバタバタするよりこちらの方が合ってます。

ただラインを上げない背反は言うまでもなく、

ロングボールの後のセカンドボールが全く拾えないところです。

西尾は安定するけど、攻撃シーンはほとんど皆無。

前半終了間際にハイプレス疲れで少し赤鹿さんの足が

止まりかけた頃にようやく少し攻撃出来た程度でした。

でも、今のセレッソの状態では耐えて耐えて、

相手が攻め疲れたスキを突くしかないのです。

 

後半に入ると特に展開は変わっていないのですが、

明らかに球際を激しく行くようになりました。

審判が誤審王の山本雄大だけに、

ある意味、一か八か的に仕掛けるのはありですね。

何度も両チーム各2,3人が団子になって

ボールを競り合うという後半独特の展開に。

この競り合いからボールがこぼれた方がチャンスを迎えるという、

ある意味、運も左右するという大味な展開に持ち込むことで、

赤鹿さんの組織も乱れ始めます。

そんな58分にごちゃごちゃ展開からこぼれ出たボールを

原川が拾って乾へ。乾のスルーパスにそのまま走り込んだ

原川が決めて先制します。

J1の戦術とは言い難いが、学生的な戦術で先制です。

と思ったが、ごちゃごちゃ作戦と言えば、

夜中にTAAがブレントフォードの3人に狙われて、

失点するというシーンを目の当たりにしているので、

プレミアでも使われている作戦です(ToT)

乾のアシストでマスコミ向きの得点ですね。

 

ただ、苦手の赤鹿さんは簡単には終わりません。

この後、なかなか素晴らしいプレーで追いつかれてしまいます。

Jで観るにはレベルの高い3つのプレーが重なったので、

この失点は正直、厳しかったかなと思います。

敵ながら最初のパス、トラップからのクロス、

ニアへ飛び込んでのヘッドとどれも素晴らしいプレーでした。

 

この辺りまで来るとセレッソの仕掛けたごちゃごちゃ作戦で

明らかに攻守の切り替えが早い展開になっていました。

そうなると展開はどちらに転んでもおかしくなかったのですが、

最後は勝負強さが試合の分かれ目となりました。

西川に絶好機が訪れるもGKの1:1で防がれると

その後に、瀬古が余計なPKを与えて決められると万事休す。

上田の体の向きから考えると倒さなくても良かったけど、

まあ、ほとんど攻められっ放しで疲労が見えていましたね。

後、終了間際のCKから西川が決めたと思ったシーンはオフサイド

と、結局、苦手の赤鹿さんにまたもや苦杯です。

 

これで週2試合の連戦が終わりましたので、

ひと息ついて、ようやく少し戦術的なことをやれそうです。

週2試合だと1日休んでリカバリーしたらすぐに試合です。

戦術確認と言うより、簡単な約束事の確認が精一杯です。

しかもローテーションしていたので、余計に約束事の確認です。

これが1週間あると、ようやく戦術の確認が出来る時間が出来ます。

今までは監督解任ブーストやシンプルな戦術を用いることで、

ここまで来ましたが、こここからは小菊監督の手腕が問われて来ます。

さて、お手並み拝見と行きましょう。