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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第2節】vs京都サンガFC~ハイプレス合戦の行く末は。

セレッソ大阪 vs 京都サンガFC

2月26日(土)14:00 at ヨドコウ桜スタジアム

 

今日は朝からシチズンズ戦を観戦していて、

勝ち点を落としそうとウキウキして試合観戦していたのですが、

最後の最後に失点して少しブルーなまま更新の管理人です。

 

①スタメン

     加藤

        キヨ  

乾           中原

   奥埜   原川

陸  鳥海   西尾  丸橋

    ジンヒョン

 

4-4-2と言うより4-2-3-1に近い形ですね。

キヨがTOP下である程度、自由に動ける形。

ルヴァン杯は見れないので軽くスルーでスイマセン。

ミッドウィークはレッズの6-0快勝もあったりと

忙しかったので、観れても更新は無理ですが。

それにしても京阪ダービーって何?意味わからん。

 

②結果  

 セレッソ大阪 1 ー 1 京都サンガFC

   34分 武富 (京都)

   48分 乾 (セレッソ大阪

 

③試合展開

京都はキジェ監督らしく全員ハイプレスですね。

セレッソも小菊さんはハイプレスを標榜する監督さんなので、

まあ、お互いにハイプレス合戦みたいな立ち上がり。

ただ、湘南時代と違って攻撃時の全員一気に上がる攻撃までは

構築されていない模様。どちらか言うとウタカさんお願いと

言う感じだったのでウタカさえ押えれば何とかなる印象。

尚、キジェ監督は過去に色々ありましたが、私はヤフコメ民みたく

粘着質なのは大嫌いなので、”今”だけしか興味ありません。

 

やっぱりそこで光ったのがキヨと原川の技術の高さ。

相手のハイプレスに対しても交わす能力があります。

正直、ここでハイプレスの餌食になると完全なる京都ペース

だったと思いますが、この2人の技術の高さが

逆にハイプレスを剥がしてセレッソのペースに。

あの激しいハイプレス合戦の中で

あの技術の高さはさすがの一言です。

 

10分 中央付近でパスを受けた乾がヌルヌルと

   ドリブルで持ち上がり見事なスルーパス

   反応した加藤のシュートは上福元のブロックに合う。

   彼が一皮剝けるにはこういったシュートを決めれるかですね。

   セレッソのストライカー不足は悩みどころです。

 

17分 中央でキヨのこれまた見事なスルーパス

   加藤が受けて右の中原へ。やって来た見せ場に

   そのまま持ち上がってのシュートもまた上福元。

   キヨのパスの前の原川のカットも見事。

   先述の通り、中盤を2人で牛耳ったシーンです。

 

そんないいペースで試合を進めるもCKから先制されます。

おいおい、前節の全く逆パターンかいな。

改めてフットボールは難しいですね。

決める時に決める。

シンプルですがこれが出来ないと不思議とこうなる。

 

44分 右サイドで中原が仕掛けます。

   折り返しそうなとこからもう一つエグり

   中央へラストパスに乾がシュートもまたもや上福元。

   完全にGKが神化してきました。

   京都はハイプレスを仕掛けているので、

   交わすとサイド裏のスペースは狙いどころですね。

   中原、乾辺りがキーポイントになりそう。

   レッズもTAAの裏のスペースが泣き所。

 

後半早々同点のシーンが。

 

47分 中央で受けた加藤がキヨへボールを渡すと

   何とも絶妙なコースとスピードでのスルーパス

   そのパスに反応した乾が何とか間に合っての

 

ゴーーーーール!!!!!!!

 

ようやく上福元の牙城を崩します。

それにしてもキヨのスルーパス。絶妙すぎます。

ノールックでアウトサイドであのコースとスピード。

フットボールやってる人からするとめっちゃ羨ましい技術です。

 

72分 メンデスの競り合ったボールをボックス付近から

   北野がいきなりのミドルシュート

   会場を沸かせます。

 

82分 キヨが上手く右サイドから中央へ運んでのシュートも

   またもや”神”福元!なんかデ・ヘアに見えてきた。

   これなかなか凄いですよね。

   キヨは左の隅に目線をやりながら、右へ転がしたので、

   普通はGK動けずボールを見送るシーンです。

   それが反応出来る訳ですから、最後まで動かなかった

   神福元の超ファインセーブです。

 

88分 陸からの得意のアーリークロスにブルーノメンデスが

   キレイにダイレクトで合わすも普通のシュートでは

   神福元の牙城は崩れません。

 

そして最大の神っぷりは93分アディショナルタイム

相手のFKを引っ掛けた北野が見事なタッチで抜け出して

GKを1:1。完全に逆を突いたシュートがまさかの残した

右足1本で止めるこれまた超ファインセーブ。

北野の右を見せてからのシュートも見事。

いやいや神すぎます。神デヘアか神福元です。

あと、加藤にもこんなシュートテクニックがあればなー。。。。。

同じ止められたでも技術が北野の方が見どころありです。

 

ということで、終始押していた展開も

京都側に神が降臨してのドローです。

 

④雑感

やっぱりハイプレス合戦は面白いですね。

どちらもトランジッションが早いので展開がスピーディー。

セレッソのごたごたは忘れて面白いゲームを見ました。

その盛り上げたのは間違いなく神福元ですね。

いやいや敵ながら本当に恐れ入りました。

途中から上を神にさせてもらいました。

 

今から子供を連れて行かねばならないので

続きは後程に気が向けば更新します。

 

そして帰って来ましたが、この試合のキヨは凄かったです。

TOP下で生き生きと走り回っていました。

ただ、テクニックを魅せるとファールでケガしないかヒヤヒヤ。

相手からするとファールで止めたくなるプレー連発でした。

京都さんが終始フェアーに戦ってくれたので良かったですが、

ひとつ間違えると少し怖かったです。

 

そしてもう一人の中盤の立役者が原川ですね。

対人の強さで相手を剥がす能力が素晴らしかったです。

正直、京都さんのハイプレスからすると、ここが嵌らず

面倒だった存在になっていました。

 

ただ京都さんはまだまだ守備もCB2人の個人に

頼っている感じがするので、神GKでなければ、

複数得点獲って勝ち切りたい試合でした。

攻撃も先述の通り、ウタカさえ押えればそれほど怖さが

なかったので、失点ももったいないです。

ただ、Awayでやる時はキジェ監督のことなので、

もう少しJ1仕様に進化してくると思うので、

この試合で優勢だからからと言っても、全く違う試合になるでしょう。

確か湘南もJ1の2年目には恐ろしく強いチームに変わっていたので。

 

さて、開幕節は自身がリトリート、2節はハイプレス合戦と

小菊監督の得意とする形が続いています。

そこにキヨ、原川、乾といった、多少、組織が曖昧でも

個で違いを作れる選手が絶好調な面も手伝いました。

(昨シーズンも嘉人の個で誤魔化した開幕から数試合でした)

それで勝ち点2は実はあまり良くない成績です。

次節の東京戦はあるのか?ちょっと微妙ですが、

その次が超苦手のAwayの清水さん。

ここが今シーズンの実力を測るには絶好の相手かもしれません。

個の能力ではなく組織で何か違いを見せることが出来るのか

興味を持って観たい試合です。

この試合、個の能力の高さは改めて認識出来ました。