Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第32節】vs柏レイソル~崩しきれず痛いドロー。

セレッソ大阪 vs 柏レイソル

12月12日(土) 14:00K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①試合雑感

この後のニュースで試合について書く気持ちが削がれてしまい。。。

今のところ、試合は軽く書いておきます。

 

スタメンは前節と同じで、いわゆる変則フォーメーションも健在です。

守備面では相変わらず完璧な出来でした。

 

観ていて面白かったのは右サイド。

相変わらずファジーな位置にいる陸に対して、

ネルシーニョは江坂をワイドに張らせます。

つまり陸の裏の位置へ常に江坂を配置する感じ。

木本と陸の連携のスキマを徹底的に攻めてきます。

ここは上手いことやられてなと思っていましたが、

こんな時の奥埜のカバーは秀逸です。

江坂に上手く起点を作られても、奥埜が最低限、

コースや選択肢を絞る守備を見せることで

決定機までは持ち込ませません。

右サイドは木本、陸だけでなく奥埜がいることが

守備の強度をかなり高めているのだと再認識出来ました。

ティーナvsネルシーニョの戦いが見られた面白い右サイドでした。

そんな中、試合の入りはパスやトラップでミスが散見されて、

オルンガにゴールを脅かされますが、ヨニッチを始めとする

最終ラインは健在で事なきを得て前半を終了。

 

後半に入ると、パスの精度も元通りになり、前半より攻撃の形が

出来るようになりました。

何度もゴール前を脅かしました。

特にキヨはキレキレで何度もチャンスを作り出しますか、

何故か、今日はフィニッシュの精度が。。。。

前節で出し過ぎましたかね(笑)

後、何気に木本の負傷は痛かったですね。

後退で入った丸は全く試合に入れず、キヨとの連携ミス多発。

 いやいや、今日は山下達也を褒めてあげても良いのでは?

MOM級の活躍でセレッソの前に立ちはだかります。

なんとも手痛い恩返しを喰らいましたわ。

敵ながら”参った”と言わされるほどの活躍でした。

 

結果、得点を奪えずスコアレスドローです。

2位を目指すには手痛いドローですが、前を向いて戦いましょう。

今シーズン最後は赤鹿さん。

セレッソが越えられない高い壁です。

何かここに運命的なものを感じているので、

ここを越えた時、結果も付いてくるのではないでしょうか?

 

②ニュース記事

news.yahoo.co.jp

 

 

この記事読んで、応援する力が抜けていきました。

前に書いた通り、セレッソにとっての成功体験はクルピ。

今回のロティーナ退任の理由はそれだけ。

そこから1歩たりとも進化出来ないクラブです。

もう情けないの一言です。

ティーナより給料が高い監督を選んで優勝争いから残留争いへ。 

 もう他サポからお笑い扱いですね。

モリシは何のための社長?

ヒゲカジさんは過去の栄光にすがりたいだけ?

もう、この記事を見た瞬間にわずかながらクラブを

信じたいという気持ちが崩れ落ちていきました。

ユンさんやロティーナ退任について意見はたくさんあると思います。

フットボールは主観的スポーツが私の持論なので、

色々な意見や見方があるのは否定しません。

だけど、これだけは断言できます。

後任がクルピだけは絶対に間違いであり、あり得ない。

これはユンさん、ロティーナが積み上げた4年間を

すべてぶっ壊すことを意味しています。

それに対応する選手は生身の人間です。

ゲームの世界のコンピューターではありません。

生身の人間にこれは酷い仕打ちだからです。

そしてそもそも年々進化するフットボール界において、

過去の栄光はやはり過去のものになってしまいます。

クルピがいた時代はDAZNマネーのない時代。

あの時とは全く違った世界が広がっています。

そこにコロナ禍まで加わって、過去の栄光は通用しません。

何故、セレッソのフロントだけは時が止まっているのだろう????

ティーナにはなんとか天皇杯を獲ってもらいたいです。

来シーズンの運命が見えてきているだけに。。。。

 

J2に落ちてからでは厳しいですよ。

今、J2は非常に厳しい世界です。

降格したクラブが下手したらJ3への残留争いに

巻き込まれるほどの群雄割拠です。

北九州のようにその逆も起こっています。

DAZNマネーはJリーグに大きな影響を与えています。

J2でも戦力が整いつつあるのです。

まあ、J2に落ちてからじっくり小菊さんと心中する

気持ちが最初からあるなら腹もくくりますが、

ユンさん、ロティーナの解任劇を観て、

そんな堪え性がこのクラブに存在すると思えません。

ん?何故か大熊だけは堪えていましたね(笑)

ユースを見ても過去の栄光時代のような選手が見当たりませんが、

本気でクルピを呼べばまた育成が良くなると思っているのでしょうか?

いや、そこじゃないやろ?と思うのですが、

西川君が燻っている姿を見ると、この選手をまた海外へ送り出して

注目を浴びたいのでしょうね。何が目的なのだこのクラブは?

 

育てながら勝つ。

攻撃的で観ていて楽しい。

そんな理想が簡単に手に入るならば、みんな目指しますよ。

川崎さんは昨日今日で今の地位を築いた訳ではありません。

10年近く掛けて今のチームがあるのです。

要はセレッソにその覚悟があるのか?

後、問うとしたらここだけです。

J2に降格しても信念を貫けるのか?

数年かけてでも作り上げることが出来るのか?

その覚悟があるかだけです。

今までのクラブの歴史にそんなフィロソフィーを

感じたことが一度もないダメなクラブですが。。。。

赤鹿さんやガンバさん、川崎さんや横浜さん。

これらのクラブは変化はあれど信念がいつもあります。

だから、変化の時に一時的に落ちてもすぐにいつもの位置に戻ります。

セレッソは変化の度にすべて崩してゼロから積み上げ。

そして、結実が近づいたところでまたすべて崩しての繰り返し。

いつまでたってもクラブとしては成長できないクラブですね。

そもそもその役目は過去の栄光であるクルピではない。

 

クルピ復帰。それはクラブとして後退することを意味します。