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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第2節】vs鹿島アントラーズ~偽SB採用?!Liverpool?

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ

3月2日(土) 15:00 K.O.  at カシマサッカースタジアム

 

①スタメン

進藤に続いて鳥海までいない!

コンディション不良とのことですが、長引くようだとピンチです。

ということで、CBは舩木と西尾のアカデミー組。

Liverpoolみたいにチームのピンチに奮起してもらいたいところです。

 

②試合経過

試合開始早々、赤鹿さんの激しい球際に苦労するも、

ここで引くと相手のペースになってしまうので、

ここを踏ん張って前を向けたところは良かった。

特に1アンカー相手の鉄則であるアンカー狙いの赤鹿さんのプランを

嘲笑うような登里の偽SB。

まるでTAAのマネをしたようにアンカーポジションに入って、

駿汰が相手の2枚を引き付けているために、完全にフリーになって

中盤からゲームをコントロールし始めます。

更に右サイドでL・フェルナンデスが基点になれるので、

右サイド中心に試合を徐々に組み立てていきます。

 

16分 カウンターからチャンス。相手のCKからボールを

   奪うとL・フェルナンデスが相手の間を縫うパスを

   レオセアラに届けます。レオセアラがバイタルまで

   持ち込んでパス。中央の香川には少しズレるものの、

   奥のL・フェルナンデスのシュートもGKブロック。

 

23分 L・フェルナンデスのクロスからレオ・セアラが競って

   こぼれたボールをGKも出ていたので、

   カピシャーバが狙うも前でGKに防がれます。

   しかしそのままの流れでまた右へ展開されたボールを

   今度は香川の狙いすましたクロスにカピシャーバが

   もう一度狙うもまたもやGKのクリア。

   カピは早川の顔はもう見たくないでしょうね(笑

 

ただ、この時間からかなり押し込むものの、L・フェルナンデスの

負傷交代もあって、ファイナルサードでの迫力を欠きます。

とは言え、心配された守備陣はそもそも守備の機会が少ないという、

100点満点に近い前半でした。

 

しかし、相手はセレッソも指揮したポポビッチが監督。

後半に流れを変えてきます。

鈴木優馬の投入で前線で基点を作ることに成功すると、

後半からは一転して赤鹿さんのペースになります。

サビリッチと入れ替わるポジションを捕まえきれません。

そんな時間帯に決定機を迎えられるも

相手のシュートミスに助けられます。

そんな相手ペースの時間帯でしたがカウンターで対応。

 

56分 登里の長い距離のスルーパスにカウンターは得意な

   為田が一気に裏を取って折り返したボールに

   レオセアラが1トラップした浮き球を叩き込んでの

 

ゴーーーーール!!!!!

 

この時間は守備に追われる時間が多くなっていたので、

登里が本来のSBの位置に戻っていて、

鈴木優馬投入後に中央寄りになっていた赤鹿さんの合間を

上手く突いた格好となりました。

 

60分 西尾のフィードに為田が上手く後ろに流したボールを

   奥埜が上手く追いついて中央へ

   狙いすましたレオセアラのヘッドはわずかに外れます。

   今のセレッソのだとこれが決まらないと苦しくなるやろうなー。

 

さすがに今の守備陣で耐えるのは厳しいと判断した小菊監督は

新キャプテンを投入して逃げ切りを図りますが、

今のセレッソはスコアレスで勝てる守備ではありません。

とは言え、レオセアラもケガで交代してしまったので、

ここを失うと攻撃面もかなり厳しいセレッソです。

 

その後はややオープンな展開になるものの、

どちらも勝ち越し点を奪えずに2試合連続のドローです。

 

③雑感

前半は自分達のペースで試合を動かせたものの、得点は奪えず。

後半は逆に相手ペースになったところをカウンターで仕留める

と言う、まあフットボールにありがちな展開になりました。

本当に強くなるには前半の自分達のペースの時に

試合を決めきる力が必要ですね。

特に、今の守備陣にスコアレスを望むのは酷なので、

自分達のペースの間に複数得点を取り切らないと、

このチームは勝ち点3を奪えないチームです。

そして案の定、相手の攻勢にあうと、防ぎきれるほどの

守備力はないので、1点だとドローが精一杯でしょう。

 

そんな攻撃的なチームを象徴するのが登里の偽SB起用でした。

Liverpoolの影響を受けたか否かわかりませんが、

攻撃において有効な手段となりました。

でも、Liverpoolの場合はファン・ダイクやコナテと言った

化け物のようなCBが2枚いるので、

CBに不安を抱えるセレッソがやり続けれるのかと言うと、

さすがに厳しいような気がしますが。

今日の前半はこの形が相手にチャンスすら与えないほど、

自分達のペースに持ち込むことが出来ていました。

 

しかし、試合終了後のブーイングは審判に対してですかね。

なんか最近、日本のサポータは面倒臭いな。

少し負け出したら選手が謝ったり、

少し判定が微妙ならブーイングしたり、

別にどうでもいいけど面倒臭い人が多いなと思いました。

 

そんな微妙な不満も朝からレッズ(Liverpool)が

吹き飛ばしてくれました。(今日は一度寝て、朝から観戦)

勝ち点2を失って首位陥落かと思われた98分。

ラストプレーと思われる時間帯でのヌニェスのゴール!!!

いやー、また絶叫してしまいました。(家族の皆さん、ごめんなさい)

やっぱりレッズの沼にハマると抜け出せないですね。

本当に麻薬のようなこれぞレッズ!という大興奮なゲームでした。

ちなみに本家本元のレッズはTAAがケガでお休み中なので、

偽SBもお休み中ですので、今はセレッソが本家本元ですね!