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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第20節】vsサガン鳥栖~ピッチの変化に対応が遅れて。。。。

セレッソ大阪 vs サガン鳥栖

7月8日(土)19:30 K.O.  at 駅前不動産スタジアム

 

ちょっと諸事情により更新が滞っております。

今節もなんとか更新だけしておきます。

 

まず前節は完全に沼に嵌ってしまったような試合になりました。

どんな強いメガクラブでも年に数回は陥りやすい沼ではありますが、

こういった時の打開は個人技かセットプレーだと思います。

特にCKはセレッソにとって得点されるためのルールであって、

得点するためにはないプレーだと思うくらい相性の悪いプレーです。

そんなCKで打開出来ないセレッソにとっては苦しい試合でした。

 

そんな中、今節はしっかりとCKをデザインして来ての得点。

ここの修正は完璧でした。やはり、苦しいゲームをCK一発で

勝ち点を稼げるようにならないと長いシーズン上には行けないです。

どんな強いチームでも毎試合、圧倒できないのがフットボールです。

 

そんな感じで、上手く先制して前半も上手く試合を運びました。

中央に大きな水溜りがあるのでお互いにサイドだけの攻撃と言う、

何とも小さなエリアでの攻防になりましたが、

そんな小さなエリアの中では上手く守れていました。

セレッソも中央が使えないとなれば、ロングボールで

2TOP&クルークスと言う3枚へ中盤をすっ飛ばして

シンプルに前線で勝負させる作戦で、何度かチャンスを迎えますが、

少し、陸次樹がボールコントロールに苦しんだ感じでした。

前半は比較的、ロングボールを多用したセレッソの流れで終えます。

 

しかし、後半に入るとピッチ中央の水溜まりが消えています!

それによって、いち早く中央を使えることを認識した鳥栖さんが、

普段通り中央を使いながらのフットボールに戻したのに対して、

水溜まりがあった時からアジャスト出来ないままのセレッソ

 

この差分から鳥栖さんの流れになって、最後は同点ゴールを

決められてしまいます。正直、この中央の消えた水溜まりへの

対応が遅れたことがそのまま同点ゴールを喰らう羽目に。。。。

 

その後は選手交代も経て、一進一退の攻防になり、

セレッソもいつも通りの形へアジャスト出来つつありましたが、

最後はカウンターからの失点で逆転負けです。

まあ、最後はどちらもリスクを背負って攻めていたので、

どちらに転んでもわからない状況だったと思います。

それだけに、同点ゴールが悔やまれる結果となりました。

たらればは良くないですが、もう少し早くアジャストしとけば。。。。。

 

ここに来て、ケガ人続出で苦しくなってきた台所事情。

元々、選手層が厚くないセレッソにとっては苦しい状況です。

中でもセレッソの中盤のスーパーな選手である奥埜の不在は大きすぎます。

今日も喜田の意味不明のキックを何本も見せられると、

溜息が出ます。セレッソユースの特徴でもありますが、

良い時と悪い時の落差が激しいんですよね。

これタカも全く同じだったので、やっぱりそーなのねと言う感じです。

きっと長所を伸ばす育成方針なのだと思います。

で、途中で入った徳真は相変わらず試合に入れずに、

最後のシーンも完全に振り切られる姿を見ていると、

奥埜の不在はここから真夏の連戦に黄信号を意味します。

真夏の苦しい時に常にどこでも顔を出してくれる奥埜。

この1人の不在は1.5~2人分くらい減るイメージです。

 

後、このピッチでは持ち味半減のカピシャーバは

前半で変えても良かったと思います。

そう考えると為田のケガも何気に台所事情を苦しくしています。

為田も個の能力の高いチーム相手には脅威になれませんが、

福岡さん、鳥栖さんのようにチーム力で押し上げているチームには

それなりに威力を発揮するタイプなので。

ましてや今日みたいにロングボールが飛び交う展開は

カピシャーバではなく為田の方が大好物です。

 

ケガ人続出で厳しくなる台所事情と真夏の連戦。

北野、上門、中原が一皮剝けてくれないかな。

そうならないと今年は地獄の真夏になりそうな予感です。

あ、後はキヨの復帰か。。。。。

でも、昨シーズンもそうだったけど、

すぐにフィットしないから、あまり期待出来ないかな。

キヨの感性、周りと合うまでには時間が掛かるのかもしれません。

 

まあ、奥埜、香川の両ボランチの活躍でここまで戦ってきたセレッソ

1枚欠けると、一気に厳しくなることは想定の範囲なので、

前半の貯金を使い果たさぬよう、粘り強く戦いましょう。