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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第10節】vs横浜Fマリノス~攻撃的ハイプレスのリスク管理。

セレッソ大阪 vs 横浜Fマリノス

4月28日(土)15:00 K.O.  at ヨドコウ桜スタジアム

 

今日はIHに香川が戻って来ました。

今考えられるベストメンバーになりますかね。

対戦相手の横浜さんはミッドウィークに

ACLで120分の死闘を演じて中2日。

そこに鬼門のヨドコウ桜スタジアムと来ると、

勝てそうな要素満載ですが、

はい、こういった有利な要素に埋め尽くされる時は

勝ち点を落とすフラグとも言います。

これはレッズサポをやっていると常識です(苦笑)

アンダードッグ的なチームのサポをやっている管理人です。

 

さて、もう試合が終わってから3日経過しているので、

サラッと行きますが、前節からボールを保持して攻めながらも、

奪われるや否やハイプレスで奪い返すという、

まるでレッズのような戦術を取り始めています。

偽SBといい、何故か縁のある2チームのサポやってます!

(なんで夏はドルトやねん!レッズが来てほしいなー。)

この戦術は何年にも渡り、よく知っておりますが、

完全に押し込んでいる間に得点をしないと、

嵌めに行って交わされた時のカウンターに沈むことが多いです。

この試合も案の定、嵌めにいって交わされたカウンターから

ピンチを迎えることがしばしば見えました。

 

ただ最初の失点は単純なミスから。

舩木がボールをエリア内で奪って、パスの出しどころを

探していると、後ろから突かれてボールロスト。

そのボールのクロスから宏太に楽に決められてしまいます。

 

終了間際にジンヒョンのキック1発でレオセアラが

倒されてPKゲットもまさかの枠外。

と思えば、そのハイプレスからボールを奪ってからの

ショートカウンターでレオセアラがゴールを奪います。

なかなか忙しかった前半終了間際です。

ここボールを奪ったのが香川と駿汰ですからね。

ハイプレスを仕掛けている様子が伺えるシーンです。

ここで奪ってのショートカウンターは前節を見ているようです。

 

さて後半仕切り直しやと、再び一気に押し込むも、

最後まで行けずにモヤモヤしていると、

相手のCKからアッサリと失点してしまいます。

とは言え、ここからは相性の良さを発揮して、

FKから再びレオセアラが決めて同点となります。

レオセアラとヨドコウ桜スタジアムは

横浜さんにとって大嫌いなセットだと思います。

 

この後も攻め続けるも追加点を奪えず。

横浜さんもレギュラークラスを投入するも、

さすがにお疲れモードで精彩を欠いており、

この後は決着つかずのドローとなりました。

 

セレッソとしてはこの攻撃的ハイプレスが

かなり形になり始める一方で、失点も増えつつあります。

開幕節でも書きましたが攻撃偏向なのは間違いありません。

得点も出来ますが、失点も増えつつあります。

 

どうしてもIHとサイドで一気にハイプレスを仕掛ける限り、

交わされてしまうとアンカーの両サイドがガラ空きになります。

この試合でも横浜さんの天野に上手く駿汰のサイドを

自由にランされることによって、

セレッソの守備陣はバタバタしてました。

今日の天野のランは今後、セレッソと対戦するチームにとって

同じような仕掛けをしてくるでしょうね。

もちろん、2試合連続でハイプレスからのショートカウンター

2得点上げている訳ですので、正しく諸刃の剣だと思います。

だとすれば、せめて2試合連続のCKからの失点は余計かな。

やはり上位のチームになるとこの辺は抜かりなく、

確実に得点に繋げてくるので、結果が付いてきません。

これで上位対決は1分1敗。

正直、首位にいるものの上位との対戦では勝利がないのも

事実なんです。

少し前の赤鹿さん、東京さん。柏さんも分けですからね。

上位だとスキあれば確実に得点を奪う力があるので、

やはり突き放すまでは行けないのが現在地かと。

 

次節は駿汰、Lフェルナンデスが抜けて

苦しいシーズンを送っている札幌さんですが、

まあ、攻撃偏重はセレッソと同じなので、

得点を奪い合うような展開が予想されます。

ただし、今の上位に勝てないセレッソからすると、

ここで勝たないと苦しいので、

確実に勝利が必要な一戦となりそうです。