Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第14節】vsFC町田ゼルビア~どんどん苦しくなる。

またもや守備がボロボロですね。

今日は西尾がスタメンに復帰しましたが、

1失点目の守備が典型的で、

この人は戻りながらの守備はとても苦手です。

どちらか言うと中でどっしり構えて対人の守備が

得意なタイプであり、要するに、ブロックを作って

リトリート戦術を取るチーム向きですね。

それをハイライン戦術を取るセレッソでは

戻りながら守備をすることが多くて、

選手の特性とチーム戦術が合っていません。

 

そして攻撃はと言うと

もうレオセアラのマリーシアしか得点源がありません。

とにかくレオセアラにボールを持たせて

エリア内に侵入すれば、数回に1回はPKをもらえます。

それ以外は得点するニオイがしません。

なので、この試合のPK獲得シーンも

喜びはなく「またかー」と情けない気持ちになりました。

もう恥ずかしいのでPKは無しでお願いしたいくらいです。

 

そしてせっかく同点になったものの、

勝利への執念が町田さんとセレッソでは

圧倒的に町田さんの方が上回っていましたので、

結果はなるべくしてなった。だけだと思います。

 

なので、試合の振り返りはこのくらいです。

 

今日もセレッソユースでありながら移籍した藤尾を見ながら、

今のセレッソの現在地を思い浮かべていました。

蛍のコメントも見ました。

(Hjm TOOOCHANさんありがとうございます)

セレッソのクラブとしての問題は本当に大きいと思います。

やっぱり、私はユンさんの解任からクラブに不信感しかありません。

蛍が残した言葉の通りです。

ユンさん=クラブではなく柿谷を選んだ選択。

あれが分岐点です。

私の愛するもう一つのクラブであるLiverpoolも

同じような境遇に何度も出くわしていますが、

その度に

「クラブより偉大な選手はいない」と

選手を放出してきました。

マスチェラーノトーレススアレスコウチーニョ等々

スター選手であろうと一度もこの哲学は曲げていません。

コウチーニョの移籍騒動の時にクロップは

「これまでにも重要な選手たちが去っていっている。

 だがクラブは常にここにある。

 リバプールFCの心と魂が移り行くことはない。」

とクラブのステータスを上手く表現してくれました。

この「心と魂が移り行くことはない」という

コメントは当時、本当に鳥肌が立ちました。

 

だからと言って勘違いしないでください。

柿谷に対して別に悪い感情は一切ありません。

クロップも先ほどのコメントの前で言っていたように

「これもフットボールの1部」

だからです。

ただ間違った選択をしたクラブに対してだけ

不信感を持ち続けています。

そして間違った選択をしたクラブには

良い選手は残りませんし、来てもくれません。

もちろん、プロの世界なのでお金を積めば

ある程度は集まるかもしれませんが、

忠誠を誓う選手は集まらないでしょう。

だから調子が落ちてくると、今のように集中できないのです。

調子が良い時はいいのでしょうけどね。

 

逆に蛍はJ2に落ちようが、セレッソに残ってくれるくらい

セレッソに対する愛を感じています。

そんな選手が出ていく意味。

そして、他クラブにいながらセレッソへの愛着を語る意味。

本当に変わるべきはクラブだと思います。

蛍はサポータに嫌われているとコメントしましたが、

私は今でも大好きな選手です。

私は基本的に他チームの選手には興味がありません。

クラブ愛が強すぎて、移籍した選手には

恨みもしなければ、そもそも興味がないのです。

しかし、蛍だけは今でもセレッソの選手として

特別な感情を持っています。

 

今、やるべきこと。

レオセアラ、Lフェルナンデス、カピシャーバ、クルークス、

ブエノ、キヨ、香川の個人技で勝負することではありません。

 

北野、山田、上門、柴山達を育てることじゃないでしょうか?

中原は「セレッソにだけは戻りたくない」と言って出て行きました。

陸次樹も広島から話があると喜んで帰って行きました。

為田も明らかにヤル気を失ったプレーになってしまいました。

北野、山田、上門は中途半端な出場機会で成長が止まってしまいました。

これを見ている藤尾は移籍して当然じゃないでしょうか?

これでは若手がいなくなり、常にお金で選手を集め続けねばなりません。

これって長く続くクラブに本当に有益でしょうか?

 

今の結果はクラブがもたらした最悪の状況です。