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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第19節】vsジュビロ磐田~攻撃?守備?どちらに重きを?

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田

6月22日(土) 18:30 K.O.   at ヤマハスタジアム

 

ブエノがベンチ外になり、代わりの先発は上門。

でも相変わらず、上門は成長しないですね。

どうして下りてボールをもらいに来ないのだろう。

レオセアラと組む限り、前で待っていてもボールは来ない。

何故なら、全員がレオセアラをルックアップしているから。

そうなると上門の役割はサイドに流れて数的優位を作ったり、

下りてきて楔を受けて相手を中央に寄せたり、

して欲しいのですが下りてボール受けたのは2回くらい?

サイドに流れた記憶は一度もなし?

小菊監督の指示なのか個の裁量なのかわかりませんが、

それでは活躍できないです。

レオセアラと同じ役割は誰も期待していなくて、

逆にレオセアラを生かす役割を期待されているので、

ポジショニングが気になって仕方ありません。

私も使えと言った限り1回で判断するつもりはありません。

使い続けることで成長するのかが大事です。

 

そして中央を使えない攻撃は本当に何も出来ません。

奥埜と駿汰は守備にこそ真価を発揮するプレイヤーですが、

正直、攻撃でタクトを揮えるプレイヤーではありません。

彼ら二人にその役割を求めたとて、何も突破口になりません。

なので、いつものように後ろでボールを回しつつ、

カピ&Lフェルの個人技に期待するだけの攻撃です。

前半は特に見せ場もなく、エリア内のシュートは

惜しくないレオセアラの当てただけのヘディングのみ。

厳しいチーム状況を物語っています。

 

後半に入ると53分にCKのこぼれ球から

松原が見事なシュートを決めます。

この失点は仕方ないです。

今日は酷評し続けていた西尾が復調の兆しを見せたこと。

これが一番の収穫でもあります。

相棒の鳥海が昨シーズン程、コンディションが良くなく、

苦しいCB事情が続いている中で、今日の西尾の奮闘は

なかなか目を見張るものがありました。

五輪という目標が彼のモチベ向上へ大きく繋がっているのなら、

それはセレッソ的にはありがたいことです。

今日の西尾は私的にはMOMです。

今日の西尾はそれくらいに輝いていました。

 

さてさて、先制を許したことで攻めあぐねていた、

攻撃に変化を加えてきます。

奥埜を下げて柴山を入れて、上門を下げて渡邉と

攻撃的なカードを切ることで流れを寄せてきます。

柴山は途中出場ではアクセントを付けることが

出来るプレイヤーであることはわかっていましたが、

この試合でも上手くアクセントになっていました。

特に左サイドのボール回しに関わることで、

数的優位性を生み出し、チャンス創出へ貢献出来ていました。

そして、その良い流れの中で得たCKから

75分 LフェルのCKからレオセアラのヘッドで

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

相変わらずの個の強さで同点に持ち込みます。

ここからはお互いに決定機を外しつつドローで試合終了です。

 

ブエノはやっぱりいらないです。

後は、

オフザボールの動きが全くできない上門、

途中交代等短時間しか躍動しない柴山、

ゴールにあと少し何か足りない渡邊。

割り切って育てるしかないです。

もしくは合う戦術を見出すのか。

 

奥埜と駿汰のダブルボランチは、守>攻です。

セットプレーでは失点していますが、

流れの中での失点は非常に少なくなりました。

しかし、攻撃になると効果的なパスはほとんどなく、

全く攻撃の起点になることが出来ていません。

駿汰1枚の時は守備がボロボロになったし悩ましいです。

今日みたいにリードを許せば駿汰をアンカーにして、

柴山、渡邉の2枚を使え、そうなると攻撃にも

それなりに迫力は出ていましたが、悩ましいですね。

登里が復帰すれば、その悩みは解決する可能性もあるが、

結構、早目に他のチームは対策出来てしまったので、

簡単ではありません。攻守のバランスと言うのは

本当に難しいものです。

この中盤をどうやって構築するのかが、

セレッソの命運を決める大事な正念場でしょう。