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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第7節】vsコンサドーレ札幌~相手の庭に入ってしまって。。。。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌

4月9日(日)14:00 K.O. at ヨドコウ桜スタジアム

 

①スタメン

RSHがカピシャーバになります。

毎熊はベンチにもいないので戦術的な交代ではありませんね。

どちらにしも433,442、4141,541と

使い分ける戦術を今日はどう生かすのか?

 

②結果

セレッソ大阪 2 ー 3 コンサドーレ札幌

   6分 金子(札幌)

  14分 レオ・セアラ(C大阪

  15分 金子 (札幌)

  61分 レオ・セアラ(C大阪

  64分 田中(札幌)

 

③試合経過&雑感

今日は日曜開催なので雑感込みでサラッと行きます。

まず開始早々に2:1で余裕で守れるシーンなのに、

何故か簡単に鳥海が抜かれてのクロスを決められます。

 

反撃は意外に早い段階で

9分為田のアーリーをレオ・セアラが落として、

中央に位置していた陸がそのままレオ・セアラに返すと、

DFを交わしてシュート体制になったところで倒れます。

ファールなしの判定もVARの介入でPK獲得。

レオ・セアラがそのまま決めて

 

ゴーーーーール!!!!!!

 

ビデオの位置が悪く、ラッキーなPKで同点に追いつきます。

これで落ち着いて仕切り直しと思いきや、

再開早々の

中盤での徳真のトラップミスを強襲してからのカウンターに

一度は奥埜と鳥海で止めるも、

その瞬間に足が止まったセレッソと動き続けた札幌の差で

金子のクロスがそのままゴールに吸い込まれて

あっという間に突き放されます。

 

この後は反撃に転じるものの、

これまた札幌の中盤のプレスが強くてリズムが掴めない。

特に香川、奥埜、徳真の入れ替わる中盤に

マンツーマン気味にプレスを掛けることで、

上手くフリーにならせてくれません。

そうなるとジンヒョンのキックにレオ・セアラという

逃げ道に望みを託しながら、セカンドボールを狙うしかありません。

逆に守備では相手のサイドの選手が一気にゴール前中央に

斜めに走り込む戦術に対応できず、オフサイドとジンヒョンの

セーブに救われる苦しい状況です。

と思っていたら、為田が相手のこの戦術を突然パクリ、

45分に為田が中央へ走り込むと競ったボールがこぼれて

フリーの香川の元へ、同点!!!!と思いきや

GKに止められてしまいます。

香川なら決めないと。。。。それとも陸次樹病が伝染った?

確か、難しいシュート決めてたし。。。。

ただ、為田の突然のパクリには少しウケました。

 

このまま1-2で折り返します。

ゲーム内容を見ていたらよく2失点で収まったなと。

もちろん、後半からは修正が入るので、2失点で

収まっているのラッキー。まだまだこれからです。

 

後半早々、為田と交代で入った中原も積極的な仕掛けで、

徐々に相手の守備を広げつつあったろころで、

ようやくカピシャーバを使うチャンスもできてきます。

レオ・セアラがスローインのボールを受けると

香川に渡します。香川がそのレオ・セアラとクロスして

スペースを作るとサイドに張るカピシャーバにパス。

カピシャーバのクロスに再びレオ・セアラのヘッドで

 

ゴーーーーール!!!!!!

 

これぞ3人の個で完結したゴールですね。

この得点は昨シーズンは取れなかった得点です。

もちろん、中原の投入で右サイドを広げた後の

左サイドから崩した点もあり、チームとしても

上手く機能した上での得点だったので、戦術の幅も含めて、

チームとして成長できる貴重なゴールだったと思います。

中原の投入が為田が前半終了に痛めていた点もあるので、

必然か偶然かはわかりませんが、後半での修正力は

前から言っているように小菊監督は高いです。

 

それだけに、、、、、、、、

その3分後の失点だけは最悪です。。。。。。。。。

結局、ゴール後のフワフワが抜けないというか、

これぞ札幌さんの統一されたお庭です。

 

その後は陸次樹を徳真に代えて投入すると

下りてボールを受ける陸次樹が非常に効果的になります。

そして中盤の香川と奥埜は持ち場を離れるほど、

いつもより大きな動きで相手のプレス剥がします。

これで中盤の二人を追えば、陸次樹がフリーで受けて、

サイドが上がるというリズムが生まれてきます。

うーん、負けていたけど、この時間帯が一番面白かったかな。

この辺りの戦術の変り目はとても面白いんですけどね。

でも、フットボールとはリズムが良くてもゴールが決まらないと、

負け試合になる。そんな典型的な空気感になりつつあったところで、

札幌さんも相変わらず有効な手を使うよなー。

後ろを固めるではなく、前線にガンガンプレスを掛けれる

フレッシュな選手を投入することで、セレッソの後ろからの

組み立てを完全に無効化してしまうと、セレッソもジリ貧に。

一か八かの阪田投入もまだJ1で通用する力は示せず、万事休す。

 

結局、このフワフワした状態で点を取り合う展開は札幌さんのお庭。

同点に追いついたときに、しっかりと落ち着いたゲームに

持ち込めなかった時点で厳しかったのかもしれませんね。

完全に相手の土俵で戦ってしまいました。