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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第5節】vs川崎フロンターレ~お互いの悩みがそのまま結果に。

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ

3月18日(土)16:00 K.O. at 等々力陸上競技場

 

①スタメン

やっとの初勝利を迎えたスタメンは前節と変わらず。

まずは昨シーズンと同じレベルへ。そして5月までに上積みを。

本来なら上積みの1番手であるキヨを失っている訳やから、

そこはサポーターも我慢すべきだと思っているので、

5月までは我慢が続く覚悟です。

 

②結果

 セレッソ大阪 0 ー 0 川崎フロンターレ

 

③試合経過

当然、前節と同じスタメン。

相手が川崎さんなので、守勢に回る場面は当然多いが、

いかに耐えて、カウンター一発で勝負を決めるかが今日のカギ。

 

前半は予想通り、川崎さんが攻撃、セレッソが守勢の構図。

セレッソが上手くプレスでボールを奪っても、

すぐにセカンドボールを回収する川崎さんに苦しみます。

しかし、守備と割り切るとそこまで悪くはないんですよね。

厄介なマルシーニョ、家長、チャナティップ

止められないけど(これはどこのチームでも同じ)、

しっかりと、外へ外へと追い出す守備は出来ていました。

それでも、ヤラしいクロスやパスは中央に来ますが、

川崎さんの20番が合っていないし、弱いし、精度悪いしで、

最後は何か余裕の守備になっていましたね。

確か初先発でしたっけ、ケガ人続出の川崎さんの悩みどころですね。

だから、厄介な連中を止められなくても外へ追い出すだけで、

今日は十分余裕な守備でした。私は安心感ありました。

(それだけに小林悠登場はめっちゃ怖かった。。。。)

 

そうやって立ち上がりの猛攻を耐えると、

徐々にカウンターを発動しつつ、ボールも持てる時間が増えます。

 

17分 後ろのボール回しから、ヨニッチの大きなサイドチェンジに

   フリーでボールを受けた山中の狙いすましたクロスに

   加藤がどフリーでヘッドも枠外。

 

   そっかー、前節の方が頭を振るから難しかったのかー。

   今回は正面で簡単だったので外れたのかー。

   やっぱり、難しいシュートの方が決まる陸次樹です。

   バイシクルくらいのクロスの方が良かった????

 

20分 奥埜の素晴らしい中盤でのボール奪取から、

   為田が運んで、中央の香川へピンポイントパス。

   こちらもどフリーだったが、ボールの位置が微妙に

   ズレたことでミートできずに相手DFに当たって外れる。

 

  これぞセレッソの得意な攻撃パターンでしたね。

  ただ、前節と違って得点だけが決まらない。

  前節のリピートのようなシュートシーン2発が、

  今回はどちらも決まらず、嫌な予感。

 

37分 今日も下りてコントロールする香川から山中へ

   山中がまたもやピンポイントクロスに毎熊が

   走り込むがシュートは枠外。

   毎熊もどちらか言うと為田と同じでシュートは。。。。

 

前半は惜しいチャンスを外してスコアレスのまま後半へ。

 

後半も開始早々はセレッソペース。

 

51分 カウンター発動。陸次樹が粘って、香川が右を駆け上がる

   毎熊にパス。中央で受けた毎熊はそのままドリブルで

   あれあれよとエリア内まで運ぶもシュートは枠外。

   為田と毎熊はシュートが上手くなったら、

   セレッソはめちゃくちゃ強いなと思います。はい。

 

53分 またもや左で基点を作って山中のクロス。

   こぼれたところを走り込んだ毎熊が狙うもDFに当てます。

   3度目の正直もならず。もう決まる方が奇跡?!

 

58分 陸次樹のカットから山中のロングパスに為田が走る。

   為田が右サイドでキープしたところに駆け上がる陸。

   陸のクロスのこぼれ球を毎熊が狙うもGK。

   4回目も成就せず。

 

そして極めつけは72分

   相手DFがロングボールの処理を誤り、そのまま毎熊が

   ボールを奪ってGKと1:1に。

   しかし、案の定、GKのセーブに遭って決まらず。

 

右SHで1試合に5回も決定機があるということは

チームの特徴でもあり、この選手のレベルの高さでもあるのですが、

こんだけシュートだけ決まらないのだけが謎。

もし、毎熊or為田が2、3回に1回ゴールを決めることが出来たら、

本気で強くなりますよ。

そう考えると、サラーとマネのコンビは最強だったなー。うんうん。

 

ただ、ここからセレッソは停滞します。

選手交代で2TOPがレオ・セアラと上門に。

すると開幕3試合と同様に連動性がなくなり、

逆にあの年齢でこの時間帯で脅威になる家長の存在に

苦しめられます。

そして、完全にウィークポイントになっていた20番に代わって、

小林悠が出て来て、完全に川崎さんの流れです。

実際に小林悠がいると一気に前の連動性が高まります。

 

ここからは耐えに耐えて何とかスコアレスドローです。

 

まあオフサイドの判定やハンドの判定と怪しい判定もありましたが、

どちらにも不利な判定があったので両成敗としておきましょう。

オフサイドの方が記事としては多く取り上げられていますが、

あのハンドもVARやったら、かなり怪しいですよ。

VARやると何か全部ハンドになるような気がするので。

先日のハーランドが得たPKなんて。。。

 

④雑感

どちらも悩みどころがそのまま結果としてスコアレスドローです。

川崎さんはケガ人続出でTOPが人員不足で、

チャンスは作るけど最後が全く嚙み合わずに怖くない。

セレッソは最後をTOPに頼らないので、組織上は

そういった悩みはないものの決定力不足が課題のまま。

なので、現状を見れば納得の結果です。

 

とは言え、今はセレッソは耐える時期だと思うので、

少なくとも攻撃は開幕3試合と違ってかなりスムーズなので、

気にすることなく、少しでも勝ち点を稼ぐことに力を注ぎましょう。

今日の交代後の停滞を見ていたら、やはり、今のスタメンの

スムーズさが、際立ちます。

決定力不足はしばらく目をつぶって行くしかないでしょう。

あの停滞感よりは今のスムーズな状況の方がマシです。

 

そして今日はマルシーニョというズバ抜けた選手が右にいたので、

陸がどうしてもこの選手に対応せざるをえなかったので、

余り攻撃参加が出来なかったため、攻撃が左に偏りました。

しかし、本来はもっと左右で揺さぶることが出来るはずなので、

それを差し引いても毎熊5度の決定機+陸次樹&香川と

7度の決定機はよくやっている方だと思います・

しかし、決定機を外した数を考えれば、

この試合、よくドローで耐えましたね。

毎熊の5度目の決定機逸の時には小林悠の決勝ゴールが

完全に頭によぎっていましたので。

 

次は優勝候補筆頭の横浜さんですね。

これまた何故か得意と言う相性の良さ。

今日より守勢に回ると思いますが、確実にチャンスは作り出せる

今のチーム状況だと思うので、後は決めるだけです。

ただ、レオ・セアラが古巣なので、何かキッカケを掴む試合に

なることも少し期待をしておきます。

 

しかし、レオ・セアラとクルークスを合わないと見るや

ベンチに置ける小菊監督のマネージメントはさすがです。

3試合で見切り付けちゃいましたからね。

これ、サポータは1試合でやいやい言うのは簡単ですが、

監督として判断するのは本当に難しいことだと思います。

普通は鳴り物入りで獲得した選手を3試合で見切り付けるって、

なかなか大変ですよ。香川も特別扱いすることなく、

フィットすれば使うし、フィットしなかったら使わないと

最初に明確に示したことも、今の香川のフィットに

つながっていると思っています。

これも最初から名前だけで使っていたら、

こんなに上手く行っていないと思います。

この人のマネージメント力は本当に長けているなと思います。

しかも元から優れていた訳ではなく、

マネージメントでも戦術でも成長出来る点が最大の長所かな。

ただ、タガート、メンデス、レオセアラ、クルークスと

助っ人には合わない考え方なのかもしれませんね。。。。