Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第24節】vs浦和レッズ~方向は間違いじゃない。こんな日もあるさ。

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ

10月24日(日)17:00 K.O. 埼玉スタジアム2002

 

①スタメン

私の声が届いたのか2TOPは奥埜と豊川です。

ボランチはデサバトと木本の組み合わせ。

藤田の調子が上がらないのが心配です。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 - 3 浦和レッズ

  28分 豊川(セレッソ大阪

  34分 興梠(浦和)

  44分 山中(浦和)

  71分 マルティノス(浦和)

 

③試合展開

嫌でも注目は奥埜と豊川の2TOPですね。

ここ最近、研究されて後ろからのつなぎへのハイプレスへの

対抗策として始めている裏への飛び出し。

そこにピッタリの相性を示した豊川。

この試合の注目ポイントです。

 

そんなセレッソですが、狙いは裏へ走る豊川。

何度も何度も繰り返します。

その1発目

6分 瀬古のロングボールに走る豊川

  クリアされるもそこを拾おうとした木本がファールを受けます。

  そのFKをフリーでヨニッチのヘッドも枠外。

  この時も奥埜がスーッと瀬古のボールをもらう感じで

  DFを引き連れて下がって生まれたスペースに

  豊川が走り込んでのチャンス。

  奥埜を上手く使えるFWがベストです。

 

その後、やや中途半端にボールを奪われてピンチを迎えますが、

セレッソの狙いはブレません。

 

21分 デサバトのロングボールに裏へ抜ける豊川

   狙ったシュートは西川のセーブに。

   弾いたボールを奥埜が狙うも槙野のクリア。

   後でも出てきますが、この試合の槙野は凄かった。

 

26分 つなぐ形からのサイドチェンジで片山のシュートまでいきます。

   裏を抜ける形と後ろからつなぐ今までの形の共存です。

 

27分 ゴールキックにヘッドで弾き返したボールに

   豊川が裏へ抜け出して、相手DFを交わしながらのシュート

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

豊川の裏へ抜ける動きが功を奏します。

試している形が結果に出ることは嬉しいことです。

自信を持って進めます。

豊川もしっかりと自信を深めたようです。

 

32分 PK献上で興梠に決められてしまいます。

   その前の片山のパスを奪われたのがすべてです。

   真ん中の相手フリー選手にボールを渡せばこうなります。  

   その後に汰木のドリブルに翻弄されたことからも、

   片山の焦りが出てしまいましたね。

   瀬古は巻き込まれ事故という感じです。

 

43分には更に追加点を奪われます。

瀬古はまたもや事故に巻き込まれて、今日は不運の日です。

 

前半を1-2で折り返します。

 

リードした相手はそんなに裏にスペースを開けませんので、

ここからは前半戦のつないで崩す形が必要です。

 

55分 坂元がサイドをエグッてからのマイナスのクロスに

   デサバトが狙うも枠外。

 

前半戦の戦い方なら坂元の躍動に期待です。

 

67分 同じく右サイドで起点を作って片山のクロスに

   豊川がエリア内で粘ってのシュートも枠外。

 

68分 またも右から片山のクロスにメンデスのヘッドも

   西川のファインセーブに阻まれます。

 

右サイドからの攻めでなんとかチャンスを作りますが、

最後は浦和の守備に阻まれます。

 

70分 スローインからのボールを汰木がドリブルで

   片山を交わして試合を決める3点目を奪われます。

 

試合はこのまま1-3で終了で敗戦です。

 

④雑感

負けてしまいましたね。浦和さんは調子が良さそうでした。

セレッソの司令塔であるキヨをマンマーク

無効化した長沢は特に素晴らしかった。

45分にキヨが長沢に対して珍しく感情を露わにした姿が、

このゲームを苦しくした要因を物語っています。

後、ここまでロティーフットボールの申し子として

活躍した瑛ちゃんが完璧にやられてしまった汰木。

ここも1:1での負けがそのまま失点になっている点も

この試合が完全に後手後手になった要因です。

そして最後に槙野。

うちの切り込み隊長の坂元を寸でのところで何度も止めます。

2度くらい敵ながら拍手を送りたくなるナイスDFがありました。

うーん、うちが悪かったというより相手が良かった印象の方が

強いでんすよねこの試合は。

そこにオウンゴールの不運も重なってしまった。

まあ、こんな負けは忘れるに限ります。

 

豊川の裏への抜け出しは明らかに武器として機能しました。

何度も何度もチャンスを迎えたシーンは見応えありでした。

そして前半戦の攻撃手段である、ゆっくりつないで

サイドチェンジからのサイド攻撃。

その代表格である坂元もそこそこ見せ場を作りましたが、

今日は槙野が1枚上手でした。

先の通り、キヨが長沢に苦しめられていたので、

攻撃が右一辺倒になったのも厳しかったですね。

 

瑛ちゃんもここまで一気に登り詰めて、

今日は汰木という壁にぶつかった感じですね。

まあ、ここまで右肩上がり伸びて来たので、

これも良い経験になったのではないでしょうか?

成長するにはこの経験を糧に出来るかどうかです。

瑛ちゃんの更なる成長に期待しましょう。

 

私的には負けたのは悔しいけども、

豊川という新しい武器を得たことは大きな収穫だと思います。

ただリードされると裏がなくなるので苦しいですね。

そこはロティーナの堅守がベースにないといけませんね。

堅守からの1発で得点を奪う攻撃は、

川崎さんを攻略する上では必要な戦術ですね。

まあ川崎さんを0点に抑えることが最も難しい作業ですが。

次の大阪ダービーではこの戦術の熟成を証明する上でも

勝利を飾って、いわゆる正のスパイラルを回していきましょう。

 

でもVARがないJリーグは本当にストレスがなくていい。

プレミアやエルクラシコを見てると、

もう、エリア内で倒れたもん勝ち、相手の手に当てたもん勝ち。

なんか私の知ってるフットボールからどんどん遠ざかってます。

レッズなんて、主審はエリア外なので怪しきでも

笛吹いたたけなのにVARが介入してエリア内と判定してPK。

それもめっちゃ微妙な位置でブレイブスの選手も誰一人PKを

アピールしていない中でのPK。

とにかくエリア内で足が当たったり、手が掛かればれば

倒れたらPKの確率up!VARだとほとんどPKになります。

しかも誰もアピールしていないのにVARの介入で

オフサイドやPKのシーンを見てると本当に興冷めです。

せめて回数を決めて申告制とかにしてくれないかな?

誰もアピールしてないんやからVARせんでもええんちゃうの?

後ろ向きの人の手に当たってPKなんてのもありました。

もう意図的にという言葉も消え去ったPK。意味がわかりません。

VARが本当の意味で人間の手助けになる日はまだまだ先ですね。

VAR向けにルールの整備が必要なんだと思います。

最近、プレミアでのVARにストレス溜まりまくりの管理人でした。