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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【開幕節】vsアルビレックス新潟~期待の開幕と昨シーズンの悪癖と。

セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟

2月18日(土)14:00K.O. at ヨドコウ桜スタジアム

 

①スタメン

      レオ・セアラ  

             北野

 為田              クルークス

      原川    奥埜

 

 山中   西尾   ヨニッチ  毎熊

     

        清水

 

色々、開幕前にバタバタしましたが、何とかスタメンは揃いました。

 

②結果

  セレッソ大阪  2 ー 2 アルビレックス新潟

    22分 谷口 (新潟)

    28分 為田 (C大阪

    75分 奥埜 (C大阪

    80分 千葉 (新潟)

 

③試合展開

ただいま大阪より戻りました。

そう言えばヨドコウ桜スタジアムに

リニューアルされてからは初めて訪れました。

良いスタジアムになりましたね。

 

さて、開幕節の相手は新潟さん。

J2に降格した当時、新潟さんと仙台さんはやっぱり印象的で、

J2にもこんなに素晴らしいクラブがあるのだと教えて頂きました。

新潟さんと仙台さんはその時から憧れのクラブでもあります。

そんな新潟さんもJ2降格からようやくJ1の舞台へ。

また一緒に鎬を削りましょう!

 

試合開始から、新潟さんのハイプレスに苦しめられます。

特にGKがジンヒョンではなく清水になると、

ハイプレスを逃げる術がなく、なかなか前にボールを繋げない。

そして新潟さんの攻めにも苦しめられました。

セレッソの強みである中央の守備の堅さ。

他のチームは大体、そこを避けてセレッソの弱みである、

サイドを突いてくることが多いのですが、

新潟さんは自分達の強みを前面に押し出して、

中央突破を図って来ます。

ワンタッチやショートパスといったテクニックに翻弄されて、

守備が後追いにさせられる場面が増えていると、

そのテクニックを生かした絶妙なタメからのラストパスを

谷口に決められてしまいます。

ただ、助かったのはこの1点で新潟さんがひと息ついてしまい、

セレッソのボールが繋がるようになります。

特に守備に追われていた山中が持ち味の攻撃に傾くと、

得意の鋭いクロスを入れるも逆サイドまで流れます。

すると逆サイドでそのボールを受けたクルークスが

噂の魔法の左足を繰り出します。

するとファーから飛び込んだ為田が頭で押し込んでの

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

相手がひと息ついている間に一気に押し込んだのが

良かったですね。

 

その後は再び、一進一退の攻防に戻ると、

両チームのGKが1つづつファインセーブも

飛び出して締まった試合になります。

 

後半に入ると、小菊監督得意の修正が入ります。

あれだけ中央を突破してくるので、中央をコンパクトにして

中央で挟めるように締めてきました。

特にテクニックを魅せる13番は徹底的に挟みます。

いつもはサイドで挟み撃ちにするセレッソの守備が

完全に裏目に出ていましたからね。

いつもながらハーフタイムの小菊修正は見事です。

 

これで徐々に波を引き寄せた所で、香川の投入。

うーん、スタジアムにいて良かったですね。

理由は香川が入った瞬間の

”異様な空気”を肌で感じることができたから。

私はクラブが偉大であるの言葉と共に

クラブの成長だけを見つめているので、

いち選手の感傷に浸ることはほとんどありませんが、

香川が入った瞬間の空気はヤバかったです。

いわゆるサブいぼものです。

なんせ私が世界一嫌いなクラブである赤い悪魔に所属した

選手に対してなので、私が感じた空気は本物だと思いますよwww

 

そしてそのスタジアムの空気と共に、

香川の基点から山中がサイドを抜けてのクロス。

このボールは相手に当たってこぼれますが、

そこへ今日も走りまくりの奥埜が蹴り込んでの

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

スタジアム一体となった勝ち越しゴールでした。

ここの盛り上がりは最高でした。

小菊監督の修正が入り、徐々に波を引き寄せて、

香川の投入で、空気がMAXになったところでのゴール。

勝ち越しゴールまでのストーリーが完璧すぎだったのに。。。。

なぜまたもや終盤にセットプレーでゴールを許すのやら。。。。

ここはヨニッチが競り負けていたのですが、

ヨニッチは途中で足を痛めていたので、

十分にジャンプできなかったように見えました。

シーズンプレビューの不安がやはりここでも。

守備はヨニッチ頼みの厳しさです。

ただ終盤での追加点を奪うのか守り切るのかの

不安定さは相変わらずでした。

いい加減に徹底しようよ!

 

ということで、開幕節は期待と昨シーズンの悪癖が

入り混じったドローゲームとなりました。

 

④雑感

本当に惜しいゲームを落としてしまいましたが、

この悪癖を改善しない限り、タイトルは厳しいですね。

勝ちへのこだわりがないと優勝は出来ないと言うことは、

ユンさんの時に嫌と言うほど学びました。

 

さて新戦力も含めて見て行きましょう。

まず、クルークスは明らかな違いを生み出していました。

魔法の左足以外にも多くの基点となっていました。

まだ周りと合っていないところは、これからどんどんと

良くなると思えば、期待しかない右サイドです。

それとは正反対に「重っ!」と思わず口に出したくなる

体の重さを露呈したのレオ・セアラですね。

体が反転できない重さが随所に見られました。

ここは徐々にコンディションを上げてもらうしかありませんね。

B・メンデスと同じようなシーズンにならぬことだけ祈っておきます。

 

そしてスタジアムの空気を変えただけでなく、

プレーでも違いを見せた香川真司

キヨの離脱で不足していた違いを作る選手として、

これ以上ない復帰戦となりました。

チーム1stを徹底できる今の小菊監督の手腕であれば、

香川という飛び道具はとんでもなく効果的な1手になります。

 

そして中盤の三銃士は健在ですね。

少し前半に原川が狙われて厳しかったところに、

徳真が代わりに入って中盤を強化できる贅沢さはJでも屈指ですね。

ここも小菊監督好みに色々と変化をもたらすことが出来ます。

 

さて、期待と不安を持って入った開幕ですが、

なんか答えが見えずに引きずる形になってしまいました。

レオ・セアラが復調するのか?欠場した選手が戻るのか?等々を

考えると今後の上積みは期待が出来るので、

やっぱり、試合の締め方ですね。

あの空気感でドローはもったいなすぎます。

とにかく最後の10分の戦い方を身に付ければ、

期待が膨らむのですが、今日のところは半々ということで。

 

今回はカメラを持って行かずに写真はあまり撮らなかったので。

写真はこれだけです。