10月10日（日） 15:00K.O. at ヨドコウ桜スタジアム
①スタメン
山田 加藤
乾 坂元
奥埜 原川
丸橋 陸
瀬古 西尾
ジンヒョン
タガートが抜けた方がスタメンとしてはgoodです。
キヨは復活しましたが、まだベンチからのスタートです。
②結果
53分 加藤 （セレッソ大阪）
③雑感
初優勝を戴冠した１７年以来の決勝進出です。
いきなり結果から入りましたが、
この試合は浦和さんは絶対に得点が必要なゲームなので、
リーグ戦とはお互いの立ち位置が大きく違います。
０－０でも決勝進出が決まるセレッソは、
しっかりとブロックを作って試合に挑めます。
浦和は早い時間帯に得点がどうしても欲しいので、
縦へ縦へ来る姿は、もうちょい余裕持てないのかと、
こちらが心配になるレベルです。
なんか試合開始早々から得点への焦りがある浦和さんなので、
逆にボールを持たせてプレスを仕掛けやすい状況にあります。
今のセレッソは守備をしっかりと整えて挑む試合の方が良いです。
なんせ過去４年のベースがあるので。
特にボールを奪われてカウンターを受けるシーンでも
サイドチェンジされた時に絶対に逆サイドのサイドバックが
守備に残っているのが印象的でした。
クルピの時の守備を捨てて両サイドバックがお留守になる状況からは
改善が見られます。やっぱり基本は守備からですね。
そして０－０で狙いに通りに前半を終わらせると、
後半に入ると浦和さんが更に焦りが見られます。
焦って縦に急ぐと、セレッソは個の能力が高い選手が揃っているので、
上手く１：１でボールを奪ってカウンターのシーンが増えてきます。
そして、この流れが良い時に決めるか決めないかが勝敗の別れ道と
思っていた53分にムツキが１度はシュートを止められるものの、
こぼれて来た球を再度押し込んでのゴールです！
この試合でもシュートは相変わらず上手くないのですが、
ここは粘り勝ちでねじ込んでくれました。
若い選手はこういうゴールがきっかけで成長できますからね。
残り時間は更に守備を固めてカウンターを狙うシーンが増え、
ユンカーの際どいゴールに悲鳴を上げながら、
何とか凌ぎぎっての決勝進出です！
決勝の相手は柿谷、木本の名古屋とは運命的です。
リーグ戦では名古屋に勝てるイメージは全くありませんが、
カップ戦の１発勝負というものは、全く予想がつかないのが
フットボールと言うスポーツの特徴ですので結果はわかりません。
この試合もリーグ戦と全く違いましたからね。
もうロティーナ解任からフロントへの不満だけでここまで来ましたが、
もう期待できるものは何もありませんでした。
こうなりゃ優勝して嫌なことは忘れましょう！
きっと、優勝は来シーズン降格のフラグになりそうな気もしますが、
どうせ、森島、梶野がいる限りクラブはボロボロになるので、
やけくそでリーグ杯獲りに行きましょう！
これで来シーズン降格でも思い残すことはありません。
先にも書いた通り、カップ戦は戦術なくとも戦えるのがフットボール。
ここまで来たら、いわゆる勢いや一体感だけで戦えるのもカップ戦。
チャンスと言えばチャンスです。
要するにこれからもリーグ戦は恐らくダメダメな成績だし、
今のチームに未来がある訳ではありません。
そこは切り分けてカップ戦優勝目指しましょう！
ちなみに、ユンさんは２冠後のシーズンに
世間から批判を浴びながらもＡＣＬを捨ててリーグ戦に
集中してこの降格フラグを回避してくれた戦い方は
本当に素晴らしいものがありました。
それを成績不振と言って解任させたフロントは
本当に能無しとしか言いようがありません。
ユンさんはここでもセレッソの歴史を大きく動かした
本当に素晴らしい監督であったことを思い出しました。
