Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第21節】vs名古屋グランパス~攻撃の閉塞感:シュート4本。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

10月11日(土)14:00K.O. at パロマ瑞穂スタジアム

 

今日は本来なら現地観戦したかったのですが、

Away席なし、Awayチームのグッズを身に着けての入場お断り。

結局のところ、Away側の応援はお断りという明確なメッセージを

受けて泣く泣くTV観戦です。

今は事情が事情なので仕方ありませんね。

早くスタジアムに日常が戻る日を祈って。

 

と思ったらスタジアムにやたらピンクが目立っている!

あれ、セレサぽだらけやん???と不思議に思って調べると、

なんと、これはレディースDayとやらでピンクのユニを

女性来場者プレゼントしていたらしくて、

ちゃんと皆さん名古屋さんのサポです。(多分)

なんもセレッソとの試合でピンクのユニ配らんでも(苦笑)

ということで、Awayお断りのスタジアムにピンクがやたら

目立つという、ややHomeの雰囲気を持ちつつキックオフです。

 

そんな感じで始まった試合でしたが、行かなくて良かったなと

思える試合内容でした。オマケに台風の雨も含めて、

行っていたらヤケ酒になりそうなゲームでした。

 

とにかく、タイトル通り攻撃が全く閉塞感に覆われて

シュートはたったの4本。

決定機は唯一、11分の柿谷が抜け出したシーンくらい。

名古屋の勝ち点で10以上稼いでいると言わている、

GKランゲラックの攻守に阻まれてゴールならず。

(今は愛知在住なので名古屋の情報は多いのです)

この後は、名古屋さんの攻撃練習とセレッソの守備練習。

セレッソの堅守は相変わらずさすがです。

中央は堅く相手の攻撃を受け返し続けます。

最後はメンデスが高校生ならグラウンド10週させられそうな、

意味のわからないドリブルからボールを奪われて失点しましたが、

守備に関しては相変わらずの強さを示しました。

しかし攻撃に関しては全く可能性を感じないままの敗戦です。

故に、スコアレスドロー以外に勝ち点を奪う術がなかったので、

アディショナルタイムの悔しい失点にも関わらず、悔しくなかった。

それくらい、見ているのがツライ90分間でした。

 

 折り返しを過ぎて、どこのチームも坂元の特徴を理解したので、

坂元に自由を全く与えてくれません。

そしていつぞやの1人しかDFが来なくて、チャンス!なんて言う

シーンは最近は皆無。必ず、縦のクロスと内へのカットインを

2人でケアしてくるので、何も出来ない状態です。

そして、中盤のコンダクターであるキヨを早めに潰すことも

徹底して来ます。必ずボランチが目を光らせています。

そして今日は2TOPの組み合わせを柿谷&メンデスにしましたが、

中盤まで下りてボールを運ぼうをする柿谷と

前に張りたがるメンデスは距離感が悪くて全く連携しません。

柿谷がテクニックで相手を交わして運んでも、

メンデスは遥かに離れたところにいるので、

柿谷一人ではいつかは捕まります。

奥埜との距離感とは大きな違いです。

そんな状態なのでメンデスは何回ボールに触ったのかな?

そのフラストレーションがアディショナルタイムの失態に

つながることになる訳ですが。

それくらい2TOPと呼ぶには連携が全くなく。

ただ2人FWがいるだけ状態です。

 

名古屋さんは相手の攻撃を遅らせるハイプレスはしますが、

セレッソが遅攻になると、スッと中央を固める守備へ移行。

この辺りは守備の組織力で上位にいる名古屋さんらしく、

守備の組織はセレッソと同じような美しさです。

そんな名古屋さんの守備力の前にセレッソは11分の

決定機逸で試合はすでに詰んでいました。

 

 

それと選手交代の差=選手層の差が大きすぎます。

川崎さんはちょっと破格の選手交代ですが、

名古屋さんもシャビエルと阿部が交代で入って来ました。

どちらもレギュラークラスで個で違いを作れる選手です。

それに比べて、セレッソ鈴木孝司には申し訳ありませんが、

正直、J1では厳しいレベル(違いはとても作れない)、

高木もケガ明けからトップフォームは厳しい状況。

(やっぱ、体の基本である腰を痛めてしまうと大変です)

ちょっと、泣きそうになりました。

奥埜もスタメンで試合を作る選手であって、

ジョーカータイプではありませんから。

全く選手交代で違いを作る選手がベンチにいません。

さすがにこれでは何も出来ないまま試合は終わってしまいます。

何度もこのブログで言っていますが、亜土夢なんですよね。

全力で残留してもらうべきだった。

恐らく、個人的にはジョーカーとしては最高の選手だったと

今でも思っています。

まあ、本人は先発で出たいだろうから難しいですけどね。

ほんで、後半からソウザ投入パターンもありましたしね。

亜土夢とソウザがベンチにいると思うと、

選手交代で局面を変えれる期待ありますよね。

今のベンチを見るとその期待は正直、生まれません。

うーん、ミネイロ、何やったんや。

ここですよね。後半戦のキーは。

さりげなくこの補強ミスが後半の失速の要因かと。

1年間同じチームで戦えるほど甘くありません。

昨今のデータや研究が進むフットボールでは、

形を変えて強さを保つ必要があります。

少なくとも1年間、変化がないセレッソは研究され尽くしています。

そんな時に必要になるのが新戦力なんでしょうね。

あ!もう一人、期待外れの西川君か!

クラブとして後半の変化を加えるはずの存在である、

ミネイロと西川君がこの閉塞感を生み出しているのかもしれません。

ベースは出来ていますが上積みできなかった。

そこが来シーズンに向けての課題ですね。

残り試合、来シーズンに向けて新しい力を発掘したいところです。

何度も言うようですが罰ゲームみたいなACLは遠慮したいです。

私は何としてもリーグ優勝したいので!

 

 

 

【第20節】vs川崎フロンターレ~首位に貫録の完敗。

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ

10月3日(土)15:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

更新が遅れて申し訳ありません。

家族サービス等々で観戦が精一杯でブログを更新する

時間を確保することが出来ませんでした。

決して、敗戦のショックで更新出来ていない訳ではありません(苦笑)

ショックなら歴史的大敗のレッズの方が上回っていますし・・・。

 

更新遅れなので内容は簡単に。

セレッソ側から見ると、ようやく1週間の休養が与えられて、

スタメンも現時点でのベストメンバー。

体力的に戦術的にも全く問題なく、自分たちのプレーが出来ていて、

自分たちの持てる能力を十分に発揮出来ていた試合です。

それでも完敗。

川崎さんの次から次へと繰り出す攻撃を止めきれず完敗です。

この試合はそこに凝縮されますね。

とにかく川崎さんは個でも組織でも上回って来ます。

ここが東京さんや赤鹿さんとの敗戦との大きな違いで、

個で組織を上回られた印象が強いこの2試合と違って、

個でも組織でもすべてにおいて上回る川崎さんが

余りにも圧倒的に強すぎて言葉になりません。

正直、Jリーグでここまで突き抜けるチームが

現れることに敬服します。

そんな川崎さん相手にギリギリで耐えて、

同点にまで追い付いたにも関わらず、

選手交代でレアンドロに大島に三苫

スタメンと同じレベルで個性の違った選手が

次々に出てくる様を見て、

「どんだけ引き出しあるねん!」と

開いた口が塞がりません。

 

いや、これはもうセレッソがどうこうではなく、

川崎さんの強さが異常だと諦めましょう。

ちょっとJリーグの常識を覆す強さです。

逆に0-1から追いついた事を前向きに捉えましょう。

先制されると何も出来ないセレッソからの前進です。

しかも川崎さん相手に。

 

今シーズンは優勝を狙える成績を残しての快進撃。

それにも関わらずリーグに1つ例外が生まれたことで、

残念な結果に向かいつつありますが、

レッズがそうだったように、来年はこの牙城に挑む

覚悟が必要です。そのためにも勝ち続けないといけません。

昔のように良かったシーズンの翌シーズンは低迷と言う

ジンクスは取り去られ、1歩づつ前に進むクラブに変化したと

信じていますので、来シーズンへ希望を残すためにも

しっかりと足跡を残しましょう。

でも、ACLはいらないなー。

せめてトーナメントだけにして試合数減らせよと思います。

CLとは参加数もレベルも何もかも違うんやから、

形だけ真似せんでもええわー。

そこは少し複雑な管理人でした。

 

【第19節】vsベガルタ仙台~マティの自作自演からのキヨで仕切り直し。

セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台

9月27日(日)14:00K.O. at ユアテックスタジアム

 

①スタメン

RSHはキヨの代わりに柿谷が。

ボランチはデサバトと木本の組み合わせ。

LSBには片山が戻ります。

 

②結果 

 セレッソ大阪 3 - 2 ベガルタ仙台

  44分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪

  57分 西村(ベガルタ仙台

  67分 西村(ベガルタ仙台

  82分 ヨニッチ(セレッソ大阪

  91分 清武(セレッソ大阪

 

③試合展開

上位との連戦で2連敗を喫して魔の9連戦の最後。

次節は川崎さんとのゲームを控える現状を考えても

ここだけは絶対に落とせないゲームです。

 

ここ連敗中の相手より個のプレッシャーは弱いので、

ボールポゼッションも心なしか余裕が。。。。

と思っていたら、結構、ミスを拾われて冷や汗。

やっぱり疲れていますよね。

そりゃ、普段のシーズンでは有り得ない連戦でしたから。

 

21分 シンプルに陸からグラウンダーのクロスに

   フリーの奥埜のシュートも枠外。

 

31分 CKのボールが逆サイドにこぼれてきたところを

   奥埜のボレーもわずかにバーの上に。

 

35分 高い位置でボールをメンデスが奪って左の柿谷へ

   柿谷は冷静に後ろから来た木本にパスで

   木本のミドルもわずかにポストの右。

 

41分 デサバトロングフィードのクリアボールを

   陸が奪い取って柿谷へ。柿谷のシュートは枠外。

 

43分 ヨニッチの大きなサイドチェンジに片山が受けて柿谷へ。

   柿谷はボディワンフェイク入れて相手を置き去りにして

   アーリークロスに前で反応したメンデスが触って

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

最近、存在感が薄れていたメンデスのゴールで先制です。

私の指摘を受けて発奮した????????

今日は試合開始から「倒れてファールアピール」をしてなかったので、

いつもよりは期待感がありましたが、すぐに答えを出す点は

さすが助っ人です。

 

前半を1-0で折り返します。

これでいつもなら勝ちペースなのですが、マティが色々と。。。。

 

まずは56分いつもならありがとうのクロスが

マティが触れずに西村に決められます。

あそこは止めないと。。。。

 

 

59分 カウンター攻撃から柿谷が持ち込んで、

   シュートフェイントからヒールで走り込む坂元へ

   坂元のシュートは枠外へ。

 

62分 今度はマティがパスの出しどころを悩んでいるとこを

   奪われて危ないシーンを迎えますが、

   何とか遅らせることに成功。そのサイドチェンジの

   ボールを瑛ちゃんが奪うと、突進モード発動!

   メンデスへパスして戻ってきたボールをシュートも力なく。

 

うーん、マティが不安定だなーと思っていたら、

その不安は現実のものとなります。

 

今度は何でもないボールをまさかのクリアミス。

そのボールを拾った西村のシュートを陸が体でブロックしてPK。

これは正真正銘のPKです。

その前のマティのプレーがすべてです。

 

ただでも苦しい2連敗中に逆転されてしまいます。

苦しい展開でしたが、今日はベンチに藤田とキヨがいます。

交代のカードを当然切って来ます。

 

そして

81分 キヨのCKからマティが打点の高いヘッドで合わせて

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

マティが自ら取り返します。

 

そして最後は真打の登場です。

アディショナルタイムに入った45分過ぎ

左サイドで受けたキヨが誰もがクロスと思った瞬間、

坂元ばりに切り返してカットイン気味に張って

振り抜いた右足から放たれたボールは

美しい弧を描いて

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

素晴らしいゴールで勝ち越します。

この後を守り切り、苦しみながら連敗を2で止めました。

 

④雑感

苦しい試合になりましたが、

最後はキヨの意地の素晴らしいゴールで

何とか勝つことが出来ました。

ここからは日程も少し緩やかになるので、

もう一度、仕切り直して進みましょう。

次は何を言っても天王山の川崎戦ですしね。

 

この試合はマティで失点してマティで追いつくという

ある意味、マティの自作自演とも言える展開になりました。

今シーズン、マティは何度か剥がされるシーンも

目についており、特にスピード面では明らかに

衰えて来ていると思います。ただし、中央での強さは絶対であり、

セレッソの堅守の要であることも間違いありません。

この試合では更に全試合出場の疲れも加わって、

終始、不安定なプレーになっていました。

年齢的にも休ませてあげたいところですが、

ティーナの戦術において中央の強さは絶対的なので、

そう簡単には代わりの選手はいません。

次の川崎さんは誤魔化しが利かない相手だけに心配です。

 

後、試合全体を通して感じたことは、

ここ2戦と比べて、デュエルで勝てていたので、

比較的、試合を優位に進めることが出来たし、

苦しい展開もひっくり返すことが出来ました。

”個”あっての組織であり、”個”を生かしての組織なんですね。

やっぱり、セレッソが優勝するためには強烈な”個”が一つ欲しいです。

洗練された組織だけでは”個”で上回る赤鹿さんや東京さんとの

戦いではやっぱり厳しいと実感しました。

ティーナ戦術に適応しつつ個が強い選手は難しい注文ですね。

 

例えば、奥埜は今日や連勝中の存在感は半端なかったのですが、

赤鹿さんや東京さんではほぼ仕事をさせてもらえませんでした。

やっぱりポジショニングが良くてもそれを上回る”個”で

封じられたこの2試合が印象的です。

ここに優勝するために足りないものが盛り込まれています。

もう一人、強烈な”個”が欲しいと改めて思いました。

なんか噂のあの人が契約解除の話で話題ですが。。。。。

 

後、もう一つ取り上げたいのが、レフェリング。

今日は西村さんが主審を務めたのですが、

選手が審判に詰め寄るシーンはほとんどなく、

見ていてストレスをほとんど感じませんでした。

それが前節の主審は安定しないレフェリング続きで、

東京さんもセレッソ側も何度も何度も審判に詰め寄っていました。

ファールの規準も曖昧やし、ラインを割ったボールの判定も

間違いだらけ。ちょっとJ1を審判するレベルに達していません。

ほんで、FKという止まって見れるハンドを見逃し。

線審オフサイドのシーンはピッチを見ずにボールに釣られて

ラインを上げてしまい、オフサイドライン上から

完全に離れるという信じられない失態。

ちょっと、目を疑うレベルの低さです。

フットボールにおいて誤審は付きものだし、

判定が有利にも不利にもなるが1年で考えるとトータル同じ。

(ちょっと最近のセレッソは5割じゃないですが(苦笑))

私はそう考えていますが、レベルが低いのはちょっと違います。

フットボールそのものが違ったスポーツになりかねません。

場合によっては選手生命を奪うケガも起こりうります。

前節はとても緊迫した好ゲームです。

はっきり言って、一瞬も目が離せない緊張感あふれるゲームです。

それが審判に壊されたことが残念で仕方ありません。

それが今日の西村さんの終始安定したレフェリングを見て思いました。

前節の主審は勉強してもらいたいものです。

ちなみに、PKのシーンは陸が明らかに横跳びしてるのでPKです。

セレッソの選手はナーバスになっていたので抗議しましたが、

あれはPKで間違いありません。逆に良く見ていたなと。

まあ、西村さんはPKは基本甘めですけどね。

そこもある意味、「安定」しているので、そこは大事です。

レフェリングの基本は「安定」ですから。

それが何であれがファールでこれがファールじゃないと

不安定になると試合が壊れてしまいます。

今日は影の主役である西村さんのレフェリングにも拍手です。

さすがの存在感でした。

 

とにかく地獄の9連戦が終わりましたので、

まずは選手の皆様、お疲れさまでした。

この日程はクレイジーすぎました。

ここからはある程度、落ち着いた日程になるので、

もう一度、仕切り直して行きましょう。

メンデス、もうケガしないで今日の調子でお願いします。

どうも日程が空くと、ケガでいなくなるシーズンに

なっているので、そこがとても心配です。

 

今日はとにかくひと息付けて良かったです。

試合も早かったので祝杯の方も多そうですね!

 

【第18節】vsFC東京~封じられた両翼。

セレッソ大阪 vs FC東京

9月23日(水) 19:00 K.O. at 味の素スタジアム

 

今日は雑感のみの短縮Ver.です。

 

さすがに1シーズン戦うにおいて、攻撃の手が限られると

上位には厳しいという現実を突きつけられた結果です。

赤鹿さんに続いて、キヨ、坂元に厳しいマンマーク

付けて自由を奪う東京さんの守備に完全に沈黙です。

セレッソの攻撃はこの両翼を押さえれば、怖くないと

いうことが赤鹿さんに証明されたので、後半戦は

どこも同じ対策をしてくるでしょう。

リーグ優勝を狙うにはシーズン中にもう一つ上積みが必要です。

その上積みのない歯痒さを象徴したゲームです。

 

その上積みを最も期待していたメンデスが今シーズンは

調子が上がらない点が非常に厳しいです。

ケガの繰り返しで完全に”らしさ”を失っています。

ここでボールが全く収まらないので、

両翼が封じられると攻め手なし。

これが今のセレッソを象徴しています。

 

攻め手がないので後半はややリスクを背負って

攻めを厚くして決定機をつかんだ59分。

この最大の決定機も奥埜のシュートはポストに嫌われ、

丸のシュートはGK真正面。

ここを決めきれないとリスクを負った代償は大きく、

その後にカウンターを喰らって先制を許します。

ただでも攻め手がなく苦しんでいただけに、

先制点を奪われると状況は苦しく、

後は御存じの通り、審判の誤審ステージで、

なす術なく完敗です。

そう言えば山本審判団はあの湘南のゴールを

見逃した方ですよね。納得です。

さすがにどちらもレベルが低い誤審でした。

そもそも横浜戦もオフサイド見逃し、

赤鹿さんのハンド見逃し、

そして止めのオフサイド&ハンド見逃し。

そろそろ、こちらに有利な誤審が来ても良さそうなものです。

まあそれはさておき、内容的にも完敗しているので、

外乱よりチームとしての改善が必要です。

 

この試合では両翼を封じられた以外に、完璧に東京さんの

術中に嵌められた点も悔しい点です。

東京さんはスタートから比較的、ボールをゆっくりと

持たせてくれます。シュートがなくてもセレッソペースです。

その代わりに両翼の自由を奪う東京さんの守備も完璧でした。

とは言え、セレッソペースである限り、ペースを握っていれば、

そこまで焦りはなかったと思います。

故に、時間が経過すれば勝機が来ると思っていたら、

突然、ハイプレスを仕掛けてきます。

この”変化”が完全に嵌められました。

その後も、ボールを持たせたり、ハイプレスを仕掛けたり、

散々、”変化”を付けてセレッソのリズムを乱してきます。

そうやって東京さんの術中に嵌っていった訳ですが、

とは言え、その前にセレッソも決定機を迎えていたので、

上位対決らしく、そこは紙一重だったのかもしれません。

それだけ緊迫した好ゲームを審判が主役になってしまうのは

何とも情けない感じもしますね。

 

上がり調子でここぞと言う時に赤鹿さんに鼻を折られて、

そのまま失速は恒例行事になりつつあります。

赤鹿さんの壁。

これを超えないと未来はないと痛感した2連戦です。

私的にはやっぱり今日の試合より赤鹿戦です。

 

この連敗はメンタル的には厳しいものがありますが、

もう一度、前を向いて戦わねばなりません。

ただ、一つ改善願いたい。

メンデスの調子が上がらないのであれば柿谷でええのでは?

今日のメンデスを見ていて最適だとは思わないです。

そこは確実に改善Pointだと思いました。

柿谷なら両翼が封じられても+αを生み出すことが

可能だと思うですが。。。。。。

 

【第17節】vs鹿島アントラーズ~終始赤鹿ペースに耐え切れず。。。

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ

9月19日(土)at 18:00K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

休養十分のキヨと坂元が戦列復帰。

LSBは片山、ボランチには藤田が戻りデサバトとコンビ。

TOPはメンデスが戻ります。

さりげなくメンバーはベストメンバー。

ただコンディションにはバラつきありでした。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 - 2 鹿島アントラーズ

  32分 ファン・アラーノ(鹿島)

  36分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪

  46分 エヴェラウド(鹿島)

 

③試合経過

中2日で迎える決戦、今度こそは越えたい壁との1戦です。

立ち上がりはいつも様子を見ながら先制パンチを狙う立ち合いです。

 

6分 坂元が受けて前を向くとスペースに走る奥埜へ

   奥埜はマイナスでメンデスへ。

   メンデスのシュートは枠外。

 

先制パンチが成功しなければ次はしっかりと守備です。

相手の攻撃を受ける時間になるのですが、ここの話は後程。

 

32分に先制を許してしまいます。

故に、すぐに攻撃に転じます。

 

35分 陸のパスに奥埜が抜けてワンタッチで前の坂元へ

   坂元はエリアに侵入後に中央で待つメンデスへ

   メンデスのシュートで

 

ゴーーーーール!!!!!!

 

あっという間の同点劇でした。

やっぱり奥埜とメンデスのペアが最高の組み合わせです。

 

このまま前半は1-1で終わります。

 

そして後半早々、ハイプレスを嵌められて勝ち越し点を奪われます。

従って、いきなりプランが狂い攻撃に転じることに。

 

70分 キヨのFKにヨニッチがどんぴしゃヘッドも

   GKのファインセーブ。

71分 その流れのCKからこぼれた所をデサバト

   見事な軌道で狙うもまたもやGKファインセーブ。

91分 丸のクロスに木本がまたもやどんぴしゃヘッドも

   ゴールポストに阻まれて万事休す。

 

まあネットを賑わすレオシルバのハンドや瀬古の蹴り事件等

ありましたが、そこはスルーしときます。

 

④雑感

やはり赤鹿さんは大きな壁でした。

いつもいつもいつも、ここを超えられません。

今年こそはと思っていましたが、またもや跳ね返されました。

正直、赤鹿さんは今までで一番強かったです。

そういった面からも完敗のゲームです。また出直しましょう。

絶対に絶対にこの壁を越えましょう。

 

さて、ゲームと言えば前半を見て面白くなかったですか?

攻守の切り替えの早い、見ていて楽しい好ゲーム。

しかし、

これはセレッソのペースではありません。

明らかに赤鹿さんのペースです。

セレッソのペースは遅-----いペースに持ち込み、

見ている人の眠気を誘うようなスローペース。

攻撃も一方的に受けるなら良し。

ゆっくりボールを握るかゆっくりボールを握らせるか?

どちらでも対応できますが、必ずスローペースです。

いわゆるリスクが多い「早い攻守の切り替え」を

極力生じさせないフットボールなのです。

見ている人が面白いと感じる試合は

セレッソのペースではありません。

つまり、終始赤鹿さんのペースに持ち込まれました。

その証拠にいつもベンチで渋い顔で座っている

ティーナが立ち上がってウロウロウロウロ。

ピッチサイドで指示を出しまくっていました。

ある意味、渋い顔ではありますが、

座っているときはセレッソペースなのですね。

そんなロティーナのイライラを引き起こした

赤鹿さんの試合巧者であり強さ。

脱帽です。

その試合巧者の部分ですが、

徹底されたポジショナルフットボール

徹底的なマンツーマンを仕掛けてきました。

そして仕掛けたマンツーマンでデュエルの強さ。

セレッソは普段、デュエルにならないように、

ポジションで人を交わす、ポジションで守ることを

優先しているので、デュエルの勝率が圧倒的に低い。

完全にそこを狙われていました。

あのセレッソでは随一のフィジカルを誇る瑛ちゃんすら、

負けている姿に、さすが赤鹿さん。。。。

と唸るしかありませんでした。

特にレオ・シルバ、ファン・アラーノ辺りは

セレッソの攻撃に行く瞬間に襲い掛かってきて何度も

ボールを奪われました。

 

いつものハイプレスとの違いはマンツーマンは交わすと

気持ちよく攻撃に転じることが出来るんですよね。

つまりセレッソ側もアクセルをついつい踏んでしまう。

これが自然に試合のテンポをどんどん上げることになり、

結果として赤鹿さんのペースになって行きました。

出来ればハイプレスで手がなくなってジンヒョンの

どこ蹴るねん!となって、相手スローインから

仕切り直す方が遥かに自分達のペースです。

まだセレッソとしてはこの方が慣れていたかもしれません。

ある意味、赤鹿さんは肉を切らせて骨を断つことで、

完全にセレッソのペースを崩しました。

敵ながら恐れ入ります。

というか、なんでいっつもセレッソ戦にピークを

持って来るねん!と文句を言いたくなります。

だって優勝していない時は他所の試合では、

スキがあるんですよね。相性と言えば相性ですが。。。。

横浜さんからするとセレッソに対して、

逆の感想を持っているかもしれませんね(苦笑)

 

そんな内容的には完敗のゲームでも

70分から3つの決定機を迎えた点は大きな成長です。

レオ・シルバのハンドを加えると4つですね。

いつも試合巧者の赤鹿さんはこの時間帯から全員が

やるべきことを理解していて、それが徹底出来るので、

この時間からまともなチャンスすら作れません。

そんな赤鹿さんタイムにチャンスを作れたことは

大いなる成長です。ただ、GKのフィアンセーブで

簡単に壁を越えさせてもらえませんでしたが。。。。。

 

セレッソ側に目を向けるとさすがに奥埜疲れてましたね。

それでも前半のチャンスで確実に絡んでいる点は特筆すべきです。

これからまだ連戦が続くので奥埜をどうやって休ませるのか?

とても悩ましいところです。

 

あと2試合欠場していた藤田のコンディションが明らかにイマイチでした。

情報薄の管理人はいまだに休んでいた理由を知らないままですが、

やはり整っていませんでしたね。

 

完全にペースを崩されてお怒りだったロティーナですが、

さてどうやって修復してきますかね。

ある意味、セレッソ対策を完璧に見せられた訳ですから。

壁に跳ね返されたとは言え、まだ戦いは続きます。

しかも、またミッドウィークに試合もあります。

しかも、東京さん。厳しい戦いだなー。

しかも、最後は超苦手のユアテックかいな。

もう泣きたくなるような過密日程ですが、

もう一度、仕切り直して進みましょう。

幸いにもまだ折り返し点。

まだ、川崎さんも赤鹿さんもリターンマッチがあります。

次こそ、この越えられなかった壁を越えるためにも。

もう一度、立ち上がりましょう!