Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第25節】vsヴィッセル神戸~価値ある大きな1勝。

セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸

9月16日(水) 19:00K.O. atノエビアスタジアム神戸

 

今日は速報でお送りします。

結果

 セレッソ大阪 1 - 0 ヴィッセル神戸

  62分 柿谷(セレッソ大阪

 

この勝利は余りにも価値が高いので速報です。

故に、今日は冷静さを失って、感情が高ぶったままの更新です!

故に駄文、間違い、乱文等々は今日だけはお許し願います。

 

中2日の3連戦(相手は中3日)。

キヨと坂元の温存。

しかも32分に都倉退場。

そんな絶体絶命のピンチの試合を勝ち切りました。

10人になってからはほぼパーフェクトの守備。

後半になってからは1発を狙う攻撃。

そこでの奥埜と片山のユーティリティ性。

木本のさりげない最終ラインIN。

そして柿谷の今シーズン初ゴール。

もうなんかすべて詰まっての勝利です。

これが優勝するチームの勝ち方です。

川崎さんの壁は高いけども、

この勝利はシーズン終了後に

語り草になるやもしれない試合。

記憶に刻んでおきましょう。

メンデスも試運転出来ました。

先の通り、キヨと坂元は完全温存です。

陸の疲労が心配ですがそこは我らの瑛ちゃんがいます。

 

もうこれで皆さんも迷いはなくなりましたか?

そう、セレッソの目標はリーグ優勝です。

私の神様であるモリシがそう公言しているのだから、

迷う必要は何もありません。

キヨも口癖のようにリーグ優勝を公言しています。

だから今は内容も戦術もいらない。

必要なものは勝ち点3だけです。

なので、今日の1勝はただの1勝ではありません。

川崎への挑戦権を得た勝利。

今シーズン、優勝を掛けて戦う権利を得た勝利です。

昨シーズン優勝を決めたレッズと同じ鼓動が

セレッソに聞こえ始めています。

クロップというカリスマの元、一致団結した

レッズと同じく、モリシというカリスマの元、

セレッソも一致団結で優勝を目指しましょう!

 

少し試合を振り返ると、中を固めてしまえば

強さと高さのない神戸の攻撃は余裕を持って

跳ね返すことが出来ました。

一番の強敵は滑りやすいピッチでしたね。

あれは本当に怖かったです。

正直、古橋のスピードでヨニッチが

振り切られるシーンを一番恐れていたので、

あの遅攻は本当に助かりました。

イニエスタを使う弊害と言うやつですね。

蛍さんに至っては高い位置でボールを奪って

絶好のカウンターシーンでまさかの振り返っての

バックパスで遅攻を始めてくれた時には拍手でした。

攻撃はサンペールから始める決まりでもあるのでしょうか?

又、入らないミドル連発も非常にセレッソ

助けてくれました。蛍さん、ありがとうですね。

 

次も中2日。

休養十分で上がり調子の赤鹿さん、

しかもセレッソが最も苦手とする試合巧者の赤鹿さん。

セレッソの前にいつも立ちはだかる大きく高い壁です。

次はこの最終試験に合格せねばなりません。

でも今日のように勝利のためにだけ

すべてを尽くせることが出来れば道は開けるはず。

さあ、週末の大きな壁を突破して、川崎へ挑戦しましょう!

 

【第16節】vs横浜Fマリノス~完全に術中に嵌めた大人の勝利。

セレッソ大阪 vs 横浜Fマリノス

9月13日(日)19:00K.O. at 日産スタジアム

 

①スタメン

藤田は休養ですよね?(いつも情報薄ですいません。)

ボランチはデサバト&木本。

LSBは引き続き片山でTOPは都倉&奥埜。

 

②結果 

 セレッソ大阪 2 - 1 横浜Fマリノス

  52分 エリキ (横浜)

  58分 清武  (セレッソ大阪

  86分 高木  (セレッソ大阪

 

③試合展開

前回王者の横浜さんとの対決。

なんか最近セレッソの試合は「矛盾対決」と

名付けられてばかりですが、セレッソだけが

流れに逆行しているのでしょうか?(苦笑)

 

試合展開はとてもわかりやすくて

攻める横浜に守るセレッソ

これまでどんな強烈な攻撃も跳ね返して来たので、

見た目ほどセレッソは劣勢ではありません。

 

2分 FKから木本のドンぴしゃヘッドもGKファインセーブ。

   この後にも出てきますが、横浜さんのセットプレーの守備は

   ユルユルなのでここは絶好のチャンスです。

   キヨの蹴るボールもめっちゃ良いボールなのですが。

 

3分には素晴らしい縦パス2本で攻められてエリキのシュートは

ポストにサントスのヘッドは片山がヘッドでクリア。

最大の危機を切り抜けます。

この後はわかりやすく守備モード発動。

一方的に攻撃を許すも堅い守備からカウンター狙い。

相変わらず堅い守備ですがデサバトが横パスを触れなかった

シーンはヒヤッとしました。ミスさえなければ失点は大丈夫。

雨アラレとシュートを浴びますがジンヒョンを脅かすものはなし。

唯一、エリキのミドルくらいでしょうか?

まあゴラッソが決まったらしゃーないです。

逆にカウンターでは都倉が奥埜が2度ほどチャンスを迎えますが、

都倉は相手DFのカバーに防がれて、奥埜のチャンスは

めっちゃユニフォームを引っ張られてゴールにはならず。

前半をサラッと終わらせたのは後半をたっぷりとやるためです。

 

思いっきり守った前半ですが、後半はギアを変えてきます。

あれだけ相手が前半を飛ばしていたので後半はチャンスありです。

あれだけ飛ばしてきた相手を軽く受け流したから出来る技です。

 

48分 奥埜が相手のクリアボールをしつこく粘って奪いキヨへ

   キヨはそのままミドルも枠を捉えず。(結構、良い伏線に。。。)

 

とギアを攻撃にシフトした所で50分に失点してしまいます。

マルコスがオフサイドやったので一瞬、堅守セレッソ

スキが生まれてしまいましたね。セルフジャッジは危険です。

 

せっかく攻めに転じていたのに出鼻をくじかれましたが、

1点取った横浜が安心からかハイプレスは弱まっている。

前半、あれだけ飛ばしてたから仕方ないのかな?

でも、横浜の狙いは2点取られても3点取って勝つはず。

そしてハイプレスを止めたらセレッソの攻撃は意外に強いのです。

ただ徹底して守っているだけなので攻撃の手がない訳ではない。

そこを間違って痛い目に遭ったチームは数知れずです。

一応、2位を維持していますのでお見知りおきをお願いします。

 

54分 デサバト→奥埜→デサバト→奥埜とダブルワンツーで

   中央突破で奥埜のシュートも枠外。

 

56分 FKに都倉のドンピシャヘッドもGKにまたもや止められる。

   セットプレーは緩いのでチャンスなのですが

   2本ともコースが正直すぎます。

 

58分 坂元が上手くヘッドでフリックしたボールを都倉から陸へ

   陸は見事に間を通して坂元へ。坂元は横のキヨへパス。

   キヨはGKの位置を見て頭を超すミドルを選択

 

ゴーーーーーーール!!!!!!!!

 

ここまで何度もキレイなパスワークでゴールまで迫っていましたが、

ここも同じくキレイなパスワークから最後はキヨの技ありシュート。

その前の陸の2,3人置き去りにしたパスも見事。

ハイプレスを弱めるとセレッソは攻撃の手は持っているのです。

攻めのリズムが出てきたとこを追い付いてイケイケです。

と思ったら、更にイケイケに。

 

64分 キヨの素晴らしいノールックパスに片山が抜け出すと

   相手がたまらず倒してしまいます。審判のジャッジは赤紙

   決定機阻止には変わらないので妥当なジャッジかと。

   まあセレサポからすると奥埜シャツ引っ張り事件や

   相手のゴールはオフサイド見逃しもあったので、

   これで帳尻あった気分ですね。

 

76分 坂元の一気にスペースに走るランに陸がパス。  

   坂元はそのまま内へ切り込みながらマイナスで高木へ。

   高木のシュートは相手DFがブロック。

 

1人減ってスペースが出来ると坂元という最高の武器が

牙を剥きます。ほんで攻め立てて最後は

 

85分 陸からのパスを受けた坂元

   坂元が得意のクロスのワンフェイクからの切り込み。

   切り込んでからのクロスに高木の

 

ゴーーーーーーール!!!!!!!!

 

再びの坂元劇場です。

ゴールを決めた高木も坂元を讃えるしかないといった感じですね。

高木も今シーズン初ゴールなのだから喜んでもいいのに。

ちょっと可愛かったです(笑)

 

でも、その気持ちもわかる坂元のわかっていても止められない切り返し。

そもそも横浜は坂元を1:1で良しとしているのが間違いです。

あのボケーっとその1:1を眺めてた横浜の人は前田でしたっけ?

敵ながら行かんでええの?って思ってたら案の定。

ちゃんと坂元の特徴を理解しているならばフォローは必須です。

ティーナなら絶対に使ってもらえませんね。 

リスク管理できない選手は使ってもらえません。

 

この後も時間をしっかりと使い切って5連勝。

何度も言いますが、川崎さんが異常であって、

普段のシーズンなら優勝ペースです。

 

④雑感

相変わらずハイプレスに対しては厳しい試合内容になりますが、

今回は前半、後半で割り切って戦えたので、ある意味術中に嵌めて

戦いきっての5連勝だと思います。

ただフットボールにはハプニングやミスがあると予定が変わるので

その辺のリスクマネジメントはとても難しいスポーツですが。

前半は守備中心とはいえ、もう少しカウンターチャンスあると

思っていました。横浜さんがかなりのハイラインだったので。

しかし、起点であるキヨが徹底的に狙われていたので、

2,3本くらいのチャンスに留まりました。

まあ、あれだけ狙われて潰されても、数少ないチャンスを作る

キヨの凄さも相変わらず凄いのですが。

ただ後半、攻撃に転じた後のキヨは圧巻でした。

敵を退場に追い込んだパスを始めとして、

いくつもの舌を巻くパスの連発。

ケガに悩まされていた桜の司令塔がようやく完全復活です。

 

あと、前半のヒヤッと事件のようにデサバトがまだまだ

コンディションを上げている途中ですね。

やっぱりケガをするとコンディションを戻すのは大変だと実感です。

ケガでフットボール人生が狂う人は山ほどいる訳ですから。

何度かデサバトなら安心して見ていられるシーンでも

ボールを奪われてピンチになっていました。

休む前は無双状態になっていましたから違和感を感じています。

そう考えるとケガ続きのキヨが時計の針を戻すためには

2年近く掛ったのも納得行きますね。

今のキヨは手が付けられないほどの絶好のコンディションです。

そう考えると途中で触れた高木のゴールはもっと祝ってあげたいです。

やっぱり腰は体の基本ですから、トップフォームに戻すのは

本当に大変なことです。確かに復帰後は気持ちが空回りして

なかなかボールに絡めなくて本人も悔しい思いをしていると思いますが、

ティーナは結構、信頼しているので、ゆっくりと時計の針を

戻していきましょう。今日はその1歩になればと思います。

メンデス不在の苦しいFW陣ですから是非とも助けになって下さい。 

 

試合に戻るとキヨとデサバトがボールを奪われるシーンが

多かったにも関わらず前半を無失点で切り抜けられたのは、

「守る」と決めた割り切りのおかげでしょうね。

守ると決めた時の堅さはJリーグ屈指なので。

ピンチのようでピンチじゃないんですよね。

これがロティーナのフットボールと言ってしまえば簡単ですが。

中のブロックが出来ているときはクロスを入れられたら思わず

「ありがとう」とTVの前でよく言ってます。

それくらい、クロスを上げさせて真ん中で弾き返す。

この繰り返し。

恐らく守備に関してはJでも最高の守備を誇ります。 

 

前節と違ったのは後半はしっかりと自分たちのペースに

ギアを変えて戦えたところですね。

ちょっとオフサイドの見逃しで穴が開いてしまったので

失点はしてしまいましたが、フットボールにはミスや

ハプニングが付きもののスポーツなので、

そこに影響されずプレーできたことは良かったです。

まあ逆に横浜さんが影響されすぎというのもありますが。。。

後半は入りからゲームをある程度コントロール出来ていました。

ある程度中盤でデサバトやキヨがボールを捌ける時間が

少しでも出来ればゲームのコントロールは可能です。

故に前節より苦しんだ感はなく、むしろセレッソの術中の中で

横浜さんを完全に嵌めこんだなーっと。

そこには相性の良さもあったのかもしれませんね。

ユンさんから守備中心へシフトしたセレッソ

攻撃的な横浜さんとは相性がめちゃくちゃ良いので。

本当は川崎さんも同じなのですが、今シーズンの川崎さんは

その更に先へ突き抜けていますからね。

 

さあ、中2日で神戸戦がやって来ます。

奥埜、90分使ってしまったなー。出場できるかなー?

ひょっとして前半は休ませて耐えるフットボール

後半から奥埜投入で勝負を掛けるのもありかな?

キヨはもう少し休ませたかったなー。

ここは意外性を買って藤尾先発なんでどうでしょうか?

少なくともプレスは掛けてくれそうです。

やや組織的ではなく自由プレスですが。。。。(苦笑)

そしてそろそろ海外移籍の噂ではなく、

チームへの貢献をしてもらいたい西川君。

そんなコンディション調整がとてもとても難しい、

次節の戦いになりそうです。

セレッソのとしての総力が求められる試合になりそうです。

でも、中2日連続って。あり得ないっす。

ケガしないことの方が優先かもしれませんね。

 

【PL_開幕節】vsリーズ・ユナイテッド~2連覇へ向けて。

なんか、先日PL終わった気がしていたら、

アッという間の20/21シーズンの開幕です。

セレッソとレッズの同時更新は大変なので、

恐らくレッズはご無沙汰になりそうなので、

とりあえず、開幕節だけサラッとやっておきます。

 

アンカーにはヘンドが入って、代わりにプレシーズンから

調子を上げているケイタがジニと並んで入ります。

 

最近、Jリーグでも屈指の遅さを誇るセレッソの試合を

観ていたので、世界でも屈指のスピードゲームの展開に

正直、付いていくのが大変でした。。。。。

セレッソの試合は2倍速で見ようかな(笑)

 

先制は案外早くて、相手のハンドにPKを3分でサラーが沈めて

昨シーズンと同じく縁起の良い立ち上がり。

これはまたもや快勝の開幕か?と思いきや、

この後、リーズのスピードのある攻めに押されます。

その後、10分には早い攻撃から、

TAAとゴメスがハリソンに簡単にやられて同点です。

 

ボールを奪うや否や、世界屈指のレッズのプレスより

早く一気にボールを持ち上がるリーズ。

とにかく早い早い、一切の迷いなし。

しかも人数を掛けて一気に攻めあがる。

迷いがない攻撃は引っ掛けてもボールが前に転がる。

この辺りに勢いが感じます。

そこにビエルサが絡むから、とても厄介。

CBが追い越したり、サイドに4人くらい集まったり、

変則攻撃をあのスピードでやられると混乱を引き起こします。

 

しかし、19分にCKからファンダイクが決めて

再び、相手を引き離しますと思ったら、

その10分後にファンダイクが処理を誤って、またもや追い付かれます。

この1連の流れはファンダイクの自作自演みたいになりました。

この2-2で乱打戦の空気になります。

その3分後のFKのクリアボールはサラーが叩き込んで

3度目の正直のリードです。

これでハーフタイムを挟んで、ややこのハイテンポを

抑えて落ち着いて戦いたいものです。

とは言え、一度テンポが上がった試合は落ち着きません。

65分には相手の素晴らしいゴールも決まって

またもや同点。。。。。

開幕からとんでもない試合になって来ました。

この後、終盤の猛攻撃でPKをGetして、

サラーのハットトリックで何とか勝ち越しますが、

いやー、今シーズンもこれかー。

昨シーズンと同じく、90分間ハラハラドキドキですね。

シチズンズみたく、もう少し楽に観れる試合あっても

良さそうですが、今シーズンも終盤の得点で

薄氷の勝利が続きそうですね。

その薄氷の勝利ばかりで、あの勝ち点差で優勝するレッズって。

相変わらず、このクラブの麻薬感はやめられません。

刺激が欲しい方は、是非、レッズのサポータをお勧めします。

ただ夜中に叫んで家族には迷惑がめっちゃ掛かりますが(苦笑)

 

全体を見ててゴメスは心配だなー。マティプでいいんじゃない。

まあ、相棒も最近ポカが増えてきてるので、CB揃って怪しいですが。

まあロブレン先輩が去ったので、みんなでネタ枠を分け合ってるのかな?

これはある意味レッズの伝統ですからね(苦笑)

後、ケガ上がりのヘンドは無理してくれてるんだろうなー。

精神的な支柱としてもヘンドは欠かせないんだろうなー。

 

あとリーズ出身のミリーの出番がなかったのは残念でした。

もう少し、楽な展開になったら出てきたと思うのですが。

次のエランドロードでは出してあげたいな。

きっと、ミリーは最後はリーズでプレーするような気がしてます。

 

 

【第15節】vsコンサドーレ札幌~苦手ハイプレスに奥埜のラン。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌

9月9日(水) 19:30K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

2TOPには都倉と奥埜。

ボランチは2試合続けて藤田と木本。デサバトもベンチに。

そして丸が左SBに復活。コンディション戻ってるかな?

 

②結果

 セレッソ大阪 2 - 0 コンサドーレ札幌

  6分  奥埜(セレッソ大阪

  59分 奥埜(セレッソ大阪

 

③試合展開

試合開始から札幌のハイプレスに苦しむ展開です。

過去にもありましたが、後ろでゆっくりボールを

回せないと苦しいのがロティーナ戦術。

苦しい試合が予想されましたが、

いきなり相手からビックプレゼント。

 

5分 相手のパスミスを藤田がダイレクトで奥埜へ

  奥埜はそのまま持ち込んでシュートで

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

いきなりまさかの先制点。

先制するとやることが明確で強さを発揮するセレッソにとって、

この先制で一気に楽な展開か?

と思いきや、とにかく札幌のハイプレスに苦しむ展開に。

 

17分 中央で坂元が強さを見せたドリブルで突破し左のキヨへ。

   キヨは追い越す丸へパス。丸のクロスに坂元のヘッドも

   上手くミートできませんでした。

 

丸が左SBに入るとこのパターンがあるんですよね。

キヨと丸の鉄板の攻撃パターンです。

 

この後も札幌のハイプレスは続き、

何度もボールロストで苦しい展開でしたが、

札幌さんの単調さに助けられました。

札幌さんは中央にジェイとオリヴェイラが突っ立って、

そこへのクロスを放り込むだけ。

2人はさすがの強さを見せますが、

あれだけワンパターン攻撃だと何とか守れます。

 

36分 ハイプレスが苦しいのでジンヒョンがロングキック

   このボールを都倉が上手く奥埜につないで

   GKと1:1もゴールマウスを捉えず。。。。。

   1点目と違って正面だったので難しいんですよねー。

   角度がないとコースが狭くなってしまいます。

 

39分には大ピンチ。

先述の通り、ワンパターン攻撃なのでヤマを張って

守っていたところを裏を取られてしまいます。

ここはジンヒョンのファインセーブで事なきを得ます。

このシーンを見ても、ここまで札幌さんがワンパターンだった

ことを物語っています。セレッソ守備陣全員が

裏を掛かれて冷や汗のシーンでした。

 

前半は1-0で終えます。

 

後半に入ると、札幌が戦術を明らかに変えてきます。

ジェイとオリヴェイラが中央に突っ立っているだけではなく

右に左に、前に後ろにと動きを見せます。

この攻撃にセレッソの守備陣が翻弄されて、

いよいよ苦しい時間帯へ。。。。。

そんないつ失点しても不思議ではない状況から

 

53分 丸のパスを中央で受けた奥埜が右の坂元へ

   坂元は軽いフェイクを入れて追い越す陸へパス。

   陸のクロスにフリーにキヨのボレーもミートせず

   当たり損ねのボールに奥埜が押し込んで

 

ゴーーーーーール!!!!!

   

苦しい苦しい時間帯での追加点。本当に楽になりました。

 

その後にジェイの強さでポストを叩くヘッドを喰らうも

2-0で最近勝てていない札幌さんに気持ちが切れた

選手も見えたのでハイプレスも影を潜め、

逆に西川や藤尾が決定機を迎えるも決めきれず、

2-0のまま試合終了です。

 

④雑感

やっぱりハイプレスの相手は厳しいですね。

セレッソが最も苦手とする相手です。

ただ、相手のワンパターン攻撃とプレゼントパスに

助けられての4連勝です。

苦しみながらも勝てる強さは本物です。

川崎がいなければ、通常のシーズンならば余裕で首位ですから。

 

MOMでもある奥埜ですが、2得点ももちろん凄いですが、

前半終了後のスタッツが驚異的です。

走行距離が6.7km!!!!!!!!

ゲーゲンプレス、ヘヴィメタフットボールと言われる

クロップ・レッズで圧倒的な走力を記録する

ミリーやヘンドでも頑張って6.5kmくらいです。

恐らく対戦相手にしたら、奥埜が二人いる錯覚を起こすレベルです。

とんでもない走行距離です。

こんな選手がいると本当に相手からすると嫌でしょうね。

ただゴールパフォーマンスはダメですね。

0001はちょっと意味がわかりません(笑)

いや、都倉の指示が悪い????

 

後はやっぱりハイプレス対策をしっかりとしないと。

36分のシーンのように都倉がいるなら、ロングボールでも

勝負出来る力はある訳ですから、もっとハイプレス対策を

しっかりとやってもらいたいです。

 

丸はまだコンディションは戻っていないと思いますが、

休養前よりは顔色は良くなりましたね。

休養前の時はほんまに心配になるレベルでしたから。

涼しくなって来たのでこのままコンディションを

取り戻していってもらいたです。

そして、最後にデサバトの試運転が出来たのも良かったです。

さりげなく球際の強さも見せていたので、

やっぱり、デサバトが戻ると安心感が違います。

 

そして藤尾はあと少しで2試合連続ゴールになるとこでした。

なんか持ってますよねー。

ちょっと将来が楽しみになってきました。

なんか無我夢中感が好感持てますね。

いや別に誰とも比較してないですよ。勘ぐりすぎですよ(笑)

 

とにかく苦しみながらの4連勝。

ここから横浜、神戸、赤鹿との中2日の3連戦。

文字通り、地獄の3連戦。

理屈では勝ちきれません。

ここを乗り越えるには今日のように

内容で負けても勝つという勝負強さが必要です。

10月の川崎との直接対決まで勝ち続けましょう!

 

【第14節】vs浦和レッズ~右サイド制圧で勝負あり!

セレッソ大阪 VS 浦和レッズ

9月5日(土)19:30 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

連戦による離脱は増える一方です。

メンデスも消えて、デサバトは間に合わず。

TOPは都倉、柿谷のペアをセレクト。

ボランチは藤田と木本。

左は引き続き片山です。

 

②結果

 セレッソ大阪 3 ー 0 浦和レッズ

  48分 都倉 (セレッソ大阪

  74分 坂本 (セレッソ大阪

  93分 藤尾 (セレッソ大阪

 

③試合展開

さすがに鬼の連戦はメンバーが揃いません。

かなりギリギリの状態で挑みます。

とは言え、負けてくれない川崎を追い掛けるためには

勝ち点を1つも落とせません。

 

この試合開始早々、右サイドからチャンスを演出。

早い時間の先制点が今のセレッソのカギです。

5分 中央をドリブルで進んだ柿谷の上手いテクニックの

   アウトでのパスに都倉のリターンは合わず。

 

7分 藤田のサイドチェンジに陸がアーリーで隙間を縫うパス

   これにフリーでキヨが合わすが上手く捉えれず。

   その前にも陸からチャンスを作れていました。 

 

14分 キヨの上手く裏を狙ったボールに都倉もGK。

 

ここまで右サイドは陸を中心に柿谷の技ありプレーもあり、

ある程度試合を支配して、いつもなら先制が欲しいところ

でしたが、今日はメンバーも違って精度がやや足りない。

すると、流れは次第に浦和に。

攻撃に偏重していた右サイドをファジーな位置に配する

関根に何度か狙われてピンチに。

何度かCKへ逃げて耐える時間帯が続きます。

 

27分のFKのこぼれ球に坂元のシュートもDFブロック。

   残念ながら右足でした。。。。

 

セレッソも次第に右サイドの守備を修正して落ち着くと

意外にも次の攻撃の一手はドリブラー片山。

浦和ペースをやや引き戻して前半を0-0で折り返します。

 

後半開始早々柿谷outで奥埜in。

最初から柿谷はケガの様子を見ながらの時間限定でしょうね。

 

47分 キヨの見とれるほど美しいサイドチェンジに坂元。

   坂元がカットイン気味に入ると、早いタイミングでクロス。

   逆サイドには都倉が難しい体制でヘッドでの

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

今日はちょっと遅れた待望の先制点です。

右サイドは守備の修正後は攻め手は失っていましたが、

逆に浦和がそこを突いて攻撃的に来てたのでスペースは生まれていました。

そしてスペースが生まれると坂元という武器が生きてきます。

セレッソの攻撃の手が増えてきている証拠です。

 

1-0とリードしたのでこれでやや落ち着けます。

浦和も選手交代を図り、活性化を図りますが、

いつもの通り、堅い守りで跳ね返します。

それほどピンチもなかったかなと思います。

そんな感じで上手く時間を使いながら試合を進めると

 

73分 次は藤田がまたまた美しいサイドチェンジのボールを坂元へ。

   坂元は再び先制と同じ状況に次はクロスを上げるフェイクから

   切り返して中へ切り込んできます。山中を転ばせた

   キレのある切り返しに拍手も大きくなり、

   そこから深く切り込んでクロスは相手DFへ当たって

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

1点目のクロスのイメージがあったのでキレのある切り返しが

見事に嵌っての2点目。前半、一進一退の右サイドを

坂元のキレが完全に制圧して勝負ありです。

 

と思っていたら、85分から投入されたデビュー戦の藤尾。

GKが出てきたところを果敢にアタックし、ボールを奪い、

そのまま冷静にゴールへ流し込んで

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

何とも嬉しいデビュー戦での初ゴール。

最高のオマケまでgetして、苦しい状況での快勝です!

 

④雑感

前節、キレキレの姿を見せたキヨ。

そこに浦和はある程度人数を掛けて守ってきました。

その流れから勝負のカギは右サイドへ。

お互いに攻撃の起点をここに置いての主導権争い。

ただ片山の強引なドリブルには驚きでしたが(苦笑)

時折、そんな驚きも挟みつつ、そんな試合のカギになった

右サイドを坂元が完全制圧して勝負あり。

右も左も相手に脅威を与えるようになってきました。

そして2点目とも起点になったのはサイドチェンジ。

3節前くらいからこの効果的なサイドチェンジが生きてます。

どちらも美しい軌道を描いていましたが、

これ、キヨと藤田はめっちゃ練習してるんでしょうね。

(あとデサバトも得意ですね)

サイドバックが絡まなくてもサイドチェンジで同数を作れば、

坂元とキヨなら何とかチャンスを創出できる。

ここは間違いなく良い形が出来てきました。

 

柿谷はケガを騙し騙しなんでしょうね。

ある程度、戦術に順応しつつ、

さすがの技を見せていましたが、

90分出場は厳しいコンディションだと予想されます。

とは言え、後から出てきたのは水を運ぶ奥埜。

セレッソの流れを作る重要な選手です。

1点目も2点目もポジショニングは絶妙。

かつ、前でのボールの流れはこの人がいると圧倒的に違います。

なので、奥埜と誰かという組み合わせで色々なバリエーションを

持つことが基本でしょうね。

そこに藤尾が加わってくれると、これまた面白いですけどね。

ひとつ楽しみが増えました。

 

次回くらいにはデサバトが戻って来れそうとも。

サバト不在で藤田の負荷が非常に大きいので、

早く藤田を休ませてあげないと非常に心配です。

今、藤田を失うとさすがに苦しいです。

 

今週もミッドウィークに試合がある過密状態が続きますが、

上手くチーム力で乗り越えていきましょう!

それに活力を与える快勝です!!!

しかもクリーンシートは久しぶりです。

まだまだ強敵川崎へ食らいついて行きましょう。