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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第19節】vsベガルタ仙台~マティの自作自演からのキヨで仕切り直し。

セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台

9月27日(日)14:00K.O. at ユアテックスタジアム

 

①スタメン

RSHはキヨの代わりに柿谷が。

ボランチはデサバトと木本の組み合わせ。

LSBには片山が戻ります。

 

②結果 

 セレッソ大阪 3 - 2 ベガルタ仙台

  44分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪

  57分 西村(ベガルタ仙台

  67分 西村(ベガルタ仙台

  82分 ヨニッチ(セレッソ大阪

  91分 清武(セレッソ大阪

 

③試合展開

上位との連戦で2連敗を喫して魔の9連戦の最後。

次節は川崎さんとのゲームを控える現状を考えても

ここだけは絶対に落とせないゲームです。

 

ここ連敗中の相手より個のプレッシャーは弱いので、

ボールポゼッションも心なしか余裕が。。。。

と思っていたら、結構、ミスを拾われて冷や汗。

やっぱり疲れていますよね。

そりゃ、普段のシーズンでは有り得ない連戦でしたから。

 

21分 シンプルに陸からグラウンダーのクロスに

   フリーの奥埜のシュートも枠外。

 

31分 CKのボールが逆サイドにこぼれてきたところを

   奥埜のボレーもわずかにバーの上に。

 

35分 高い位置でボールをメンデスが奪って左の柿谷へ

   柿谷は冷静に後ろから来た木本にパスで

   木本のミドルもわずかにポストの右。

 

41分 デサバトロングフィードのクリアボールを

   陸が奪い取って柿谷へ。柿谷のシュートは枠外。

 

43分 ヨニッチの大きなサイドチェンジに片山が受けて柿谷へ。

   柿谷はボディワンフェイク入れて相手を置き去りにして

   アーリークロスに前で反応したメンデスが触って

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

最近、存在感が薄れていたメンデスのゴールで先制です。

私の指摘を受けて発奮した????????

今日は試合開始から「倒れてファールアピール」をしてなかったので、

いつもよりは期待感がありましたが、すぐに答えを出す点は

さすが助っ人です。

 

前半を1-0で折り返します。

これでいつもなら勝ちペースなのですが、マティが色々と。。。。

 

まずは56分いつもならありがとうのクロスが

マティが触れずに西村に決められます。

あそこは止めないと。。。。

 

 

59分 カウンター攻撃から柿谷が持ち込んで、

   シュートフェイントからヒールで走り込む坂元へ

   坂元のシュートは枠外へ。

 

62分 今度はマティがパスの出しどころを悩んでいるとこを

   奪われて危ないシーンを迎えますが、

   何とか遅らせることに成功。そのサイドチェンジの

   ボールを瑛ちゃんが奪うと、突進モード発動!

   メンデスへパスして戻ってきたボールをシュートも力なく。

 

うーん、マティが不安定だなーと思っていたら、

その不安は現実のものとなります。

 

今度は何でもないボールをまさかのクリアミス。

そのボールを拾った西村のシュートを陸が体でブロックしてPK。

これは正真正銘のPKです。

その前のマティのプレーがすべてです。

 

ただでも苦しい2連敗中に逆転されてしまいます。

苦しい展開でしたが、今日はベンチに藤田とキヨがいます。

交代のカードを当然切って来ます。

 

そして

81分 キヨのCKからマティが打点の高いヘッドで合わせて

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

マティが自ら取り返します。

 

そして最後は真打の登場です。

アディショナルタイムに入った45分過ぎ

左サイドで受けたキヨが誰もがクロスと思った瞬間、

坂元ばりに切り返してカットイン気味に張って

振り抜いた右足から放たれたボールは

美しい弧を描いて

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

素晴らしいゴールで勝ち越します。

この後を守り切り、苦しみながら連敗を2で止めました。

 

④雑感

苦しい試合になりましたが、

最後はキヨの意地の素晴らしいゴールで

何とか勝つことが出来ました。

ここからは日程も少し緩やかになるので、

もう一度、仕切り直して進みましょう。

次は何を言っても天王山の川崎戦ですしね。

 

この試合はマティで失点してマティで追いつくという

ある意味、マティの自作自演とも言える展開になりました。

今シーズン、マティは何度か剥がされるシーンも

目についており、特にスピード面では明らかに

衰えて来ていると思います。ただし、中央での強さは絶対であり、

セレッソの堅守の要であることも間違いありません。

この試合では更に全試合出場の疲れも加わって、

終始、不安定なプレーになっていました。

年齢的にも休ませてあげたいところですが、

ティーナの戦術において中央の強さは絶対的なので、

そう簡単には代わりの選手はいません。

次の川崎さんは誤魔化しが利かない相手だけに心配です。

 

後、試合全体を通して感じたことは、

ここ2戦と比べて、デュエルで勝てていたので、

比較的、試合を優位に進めることが出来たし、

苦しい展開もひっくり返すことが出来ました。

”個”あっての組織であり、”個”を生かしての組織なんですね。

やっぱり、セレッソが優勝するためには強烈な”個”が一つ欲しいです。

洗練された組織だけでは”個”で上回る赤鹿さんや東京さんとの

戦いではやっぱり厳しいと実感しました。

ティーナ戦術に適応しつつ個が強い選手は難しい注文ですね。

 

例えば、奥埜は今日や連勝中の存在感は半端なかったのですが、

赤鹿さんや東京さんではほぼ仕事をさせてもらえませんでした。

やっぱりポジショニングが良くてもそれを上回る”個”で

封じられたこの2試合が印象的です。

ここに優勝するために足りないものが盛り込まれています。

もう一人、強烈な”個”が欲しいと改めて思いました。

なんか噂のあの人が契約解除の話で話題ですが。。。。。

 

後、もう一つ取り上げたいのが、レフェリング。

今日は西村さんが主審を務めたのですが、

選手が審判に詰め寄るシーンはほとんどなく、

見ていてストレスをほとんど感じませんでした。

それが前節の主審は安定しないレフェリング続きで、

東京さんもセレッソ側も何度も何度も審判に詰め寄っていました。

ファールの規準も曖昧やし、ラインを割ったボールの判定も

間違いだらけ。ちょっとJ1を審判するレベルに達していません。

ほんで、FKという止まって見れるハンドを見逃し。

線審オフサイドのシーンはピッチを見ずにボールに釣られて

ラインを上げてしまい、オフサイドライン上から

完全に離れるという信じられない失態。

ちょっと、目を疑うレベルの低さです。

フットボールにおいて誤審は付きものだし、

判定が有利にも不利にもなるが1年で考えるとトータル同じ。

(ちょっと最近のセレッソは5割じゃないですが(苦笑))

私はそう考えていますが、レベルが低いのはちょっと違います。

フットボールそのものが違ったスポーツになりかねません。

場合によっては選手生命を奪うケガも起こりうります。

前節はとても緊迫した好ゲームです。

はっきり言って、一瞬も目が離せない緊張感あふれるゲームです。

それが審判に壊されたことが残念で仕方ありません。

それが今日の西村さんの終始安定したレフェリングを見て思いました。

前節の主審は勉強してもらいたいものです。

ちなみに、PKのシーンは陸が明らかに横跳びしてるのでPKです。

セレッソの選手はナーバスになっていたので抗議しましたが、

あれはPKで間違いありません。逆に良く見ていたなと。

まあ、西村さんはPKは基本甘めですけどね。

そこもある意味、「安定」しているので、そこは大事です。

レフェリングの基本は「安定」ですから。

それが何であれがファールでこれがファールじゃないと

不安定になると試合が壊れてしまいます。

今日は影の主役である西村さんのレフェリングにも拍手です。

さすがの存在感でした。

 

とにかく地獄の9連戦が終わりましたので、

まずは選手の皆様、お疲れさまでした。

この日程はクレイジーすぎました。

ここからはある程度、落ち着いた日程になるので、

もう一度、仕切り直して行きましょう。

メンデス、もうケガしないで今日の調子でお願いします。

どうも日程が空くと、ケガでいなくなるシーズンに

なっているので、そこがとても心配です。

 

今日はとにかくひと息付けて良かったです。

試合も早かったので祝杯の方も多そうですね!