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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第21節】vs名古屋グランパス~攻撃の閉塞感:シュート4本。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

10月11日(土)14:00K.O. at パロマ瑞穂スタジアム

 

今日は本来なら現地観戦したかったのですが、

Away席なし、Awayチームのグッズを身に着けての入場お断り。

結局のところ、Away側の応援はお断りという明確なメッセージを

受けて泣く泣くTV観戦です。

今は事情が事情なので仕方ありませんね。

早くスタジアムに日常が戻る日を祈って。

 

と思ったらスタジアムにやたらピンクが目立っている!

あれ、セレサぽだらけやん???と不思議に思って調べると、

なんと、これはレディースDayとやらでピンクのユニを

女性来場者プレゼントしていたらしくて、

ちゃんと皆さん名古屋さんのサポです。(多分)

なんもセレッソとの試合でピンクのユニ配らんでも(苦笑)

ということで、Awayお断りのスタジアムにピンクがやたら

目立つという、ややHomeの雰囲気を持ちつつキックオフです。

 

そんな感じで始まった試合でしたが、行かなくて良かったなと

思える試合内容でした。オマケに台風の雨も含めて、

行っていたらヤケ酒になりそうなゲームでした。

 

とにかく、タイトル通り攻撃が全く閉塞感に覆われて

シュートはたったの4本。

決定機は唯一、11分の柿谷が抜け出したシーンくらい。

名古屋の勝ち点で10以上稼いでいると言わている、

GKランゲラックの攻守に阻まれてゴールならず。

(今は愛知在住なので名古屋の情報は多いのです)

この後は、名古屋さんの攻撃練習とセレッソの守備練習。

セレッソの堅守は相変わらずさすがです。

中央は堅く相手の攻撃を受け返し続けます。

最後はメンデスが高校生ならグラウンド10週させられそうな、

意味のわからないドリブルからボールを奪われて失点しましたが、

守備に関しては相変わらずの強さを示しました。

しかし攻撃に関しては全く可能性を感じないままの敗戦です。

故に、スコアレスドロー以外に勝ち点を奪う術がなかったので、

アディショナルタイムの悔しい失点にも関わらず、悔しくなかった。

それくらい、見ているのがツライ90分間でした。

 

 折り返しを過ぎて、どこのチームも坂元の特徴を理解したので、

坂元に自由を全く与えてくれません。

そしていつぞやの1人しかDFが来なくて、チャンス!なんて言う

シーンは最近は皆無。必ず、縦のクロスと内へのカットインを

2人でケアしてくるので、何も出来ない状態です。

そして、中盤のコンダクターであるキヨを早めに潰すことも

徹底して来ます。必ずボランチが目を光らせています。

そして今日は2TOPの組み合わせを柿谷&メンデスにしましたが、

中盤まで下りてボールを運ぼうをする柿谷と

前に張りたがるメンデスは距離感が悪くて全く連携しません。

柿谷がテクニックで相手を交わして運んでも、

メンデスは遥かに離れたところにいるので、

柿谷一人ではいつかは捕まります。

奥埜との距離感とは大きな違いです。

そんな状態なのでメンデスは何回ボールに触ったのかな?

そのフラストレーションがアディショナルタイムの失態に

つながることになる訳ですが。

それくらい2TOPと呼ぶには連携が全くなく。

ただ2人FWがいるだけ状態です。

 

名古屋さんは相手の攻撃を遅らせるハイプレスはしますが、

セレッソが遅攻になると、スッと中央を固める守備へ移行。

この辺りは守備の組織力で上位にいる名古屋さんらしく、

守備の組織はセレッソと同じような美しさです。

そんな名古屋さんの守備力の前にセレッソは11分の

決定機逸で試合はすでに詰んでいました。

 

 

それと選手交代の差=選手層の差が大きすぎます。

川崎さんはちょっと破格の選手交代ですが、

名古屋さんもシャビエルと阿部が交代で入って来ました。

どちらもレギュラークラスで個で違いを作れる選手です。

それに比べて、セレッソ鈴木孝司には申し訳ありませんが、

正直、J1では厳しいレベル(違いはとても作れない)、

高木もケガ明けからトップフォームは厳しい状況。

(やっぱ、体の基本である腰を痛めてしまうと大変です)

ちょっと、泣きそうになりました。

奥埜もスタメンで試合を作る選手であって、

ジョーカータイプではありませんから。

全く選手交代で違いを作る選手がベンチにいません。

さすがにこれでは何も出来ないまま試合は終わってしまいます。

何度もこのブログで言っていますが、亜土夢なんですよね。

全力で残留してもらうべきだった。

恐らく、個人的にはジョーカーとしては最高の選手だったと

今でも思っています。

まあ、本人は先発で出たいだろうから難しいですけどね。

ほんで、後半からソウザ投入パターンもありましたしね。

亜土夢とソウザがベンチにいると思うと、

選手交代で局面を変えれる期待ありますよね。

今のベンチを見るとその期待は正直、生まれません。

うーん、ミネイロ、何やったんや。

ここですよね。後半戦のキーは。

さりげなくこの補強ミスが後半の失速の要因かと。

1年間同じチームで戦えるほど甘くありません。

昨今のデータや研究が進むフットボールでは、

形を変えて強さを保つ必要があります。

少なくとも1年間、変化がないセレッソは研究され尽くしています。

そんな時に必要になるのが新戦力なんでしょうね。

あ!もう一人、期待外れの西川君か!

クラブとして後半の変化を加えるはずの存在である、

ミネイロと西川君がこの閉塞感を生み出しているのかもしれません。

ベースは出来ていますが上積みできなかった。

そこが来シーズンに向けての課題ですね。

残り試合、来シーズンに向けて新しい力を発掘したいところです。

何度も言うようですが罰ゲームみたいなACLは遠慮したいです。

私は何としてもリーグ優勝したいので!