Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【PL第34節】vsチェルシー~悪夢を振り払う勝利に歓喜!

優勝争いの終盤でのブルーズとの戦いと言えば、

嫌でも忘れられない悲劇があります。

5年前、レッズの英雄ジェラードのスリップ事件。

これほど残酷で悲しい結末を見たことありません。

誰よりもレッズを愛し、誰よりもレッズの優勝に尽力した英雄が

自らのスリップでその優勝を逃すことになった一戦。

KOPにとって一生忘れることが出来ない悲劇です。

 

それと近いシチュエーション迎えたブルーズ戦。

5年間KOPが抱き続けた悪夢を振り払ってもらいました。

特に2点目のサラーの「弾丸ミドル」でのゴール。

鳥肌が立ちました。涙が出ました。

そう、あの瞬間のサラーは英雄ジェラードと私の中では

完全にシンクロしました。

ジェラードの代名詞でもある「弾丸ミドル」。

そんなゴールをジェラードにとって因縁のゲームで観れるなんて。

あのゴールはジェラードの魂が乗り移ったようでした。

改めて、これがレッズ。

100年の歴史が紡ぐクラブ。

数々の信じられない奇跡を生むアンフィールド

このスタジアムに常識という言葉は存在しません。

だって、この後にロボが5年前を彷彿させるスリップも発生。

ほんまに台本無しなの?って言いたくなるわー(笑)

詰め込みすぎのアンフィールド劇場です。

 

私は日本でも欧州でもゲーム自体フラットに観て楽しんでいます。

すぐに欧州を引き合いに出してJリーグをこけ落とす人は大嫌い。

何でも欧州へ行け行けという風潮も大嫌い。

JリーグにはJリーグの楽しさがあります。

JリーグにはJリーグの良さがあります。

でも、レッズの数奇なドラマ性と歴史だけはちょっと別物です。

これは欧州やJリーグがどうこうより、レッズが異常なだけ。

だからプレミア優勝したことないんですけどね(苦笑)

 

いつも言っていますが、レッズは麻薬です。

だって、こんな奇跡のドラマが日常茶飯事にあふれているのだから。

そしてそんなレッズに相性ピッタリのユルゲン・クロップ

クラブと監督のベクトルが合いすぎてて怖いです。

レッズにクロップがいる限り、まだまだ多くのドラマが生まれそう。

クロップには感謝しかありません。

 

他力本願の優勝争い。

とは言え、最大の壁を乗り越えたレッズ。

最後まで夢を見続けていたいです。

それで優勝出来なくともそれが愛するレッズなのだから。

 

サラーのゴール。やっぱり今、思い出しても鳥肌です。

 

Y.N.W.A..