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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第7節】vs北海道コンサドーレ札幌~相手の土俵とフォメ変更?私は?です。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌

at ヤンマースタジアム長居 15:00 K.O.

 

①スタメン

メンバーは同じメンバーでしたが、気づいたら4-4-2でした。

 

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②試合結果

 セレッソ大阪 0 - 1 コンサドーレ札幌

   80分 進藤 (札幌)

 

③試合経過(文章長めで)

多分、最初はいつも3バックで入ったと思うのですが、

気づいたら4-4-2になっていました。

チャナティップがいるから守備の対応が明らかに悪い片山を

SBとすることで1:1となることを防ぎ、

ヨニッチにカバーさせたい意志の表れです。

逆に片山がサイドバックに押し出されたことで、

積極的に攻撃参加を繰り返し、前半の攻撃は右サイド一辺倒になります。

でも、片山のオーバーラップは陸の得意なランニングスペースを奪い、

更にキヨは2トップに入ることで完全に存在を消してしまい、

もう、お手上げ状態になりました。

しかも右サイド一辺倒なので相手のブロックも崩れないし、

ソウザと柿谷の個人技しか見せ場はない状態です。

11分 柿谷がドリブルで運んでそのまま2人のDFにボールを

   当てながら突破もGKファインセーブ。

 

40分 FKでは距離がありながらもソウザの強烈シュートも

   またもや立ちはだかるク・ソンユン

 

後半に入って早々、またもやソウザのミドルも

またもや立ちはだかるク・ソンユン

いつもながらセレッソとやる時のク・ソンユンは最高のプレーで

恩返しされてしまいます。

 

さて、前半は右サイド一辺倒で行き詰った攻撃は

後半はさすがに手を打って左サイドから打開を図ります。

何度か上手いこと行くものの丸の精度が悪すぎ。

丸は最終ラインで今日も凡ミスをやってたので、明らかに状態悪い。

今度はそこに高木を入れて更に打開を試みるものの、

高木はボールロストするか突破するかのギャンブルばかりで、

周りが軸足を前か後ろか迷う始末。

 

 

72分 最大のピンチも先輩の意地でジンヒョンが立ちはだかる。

78分 またもやジンヒョンのファインセーブ。

 

札幌との対戦はいつもながらGKの戦いが熱い。

 

ほんでそのCKの流れから失点。片山が完全に遅れています。

あのCKで決められるのはダメです。問題あります。

片山は攻撃は良いが守備に難がありすぎです。。。。。

 

ほんでこの試合最大の見せ場が90分の西川のシュートかな?

前に言った通り、前を向くことがDFにとって最も怖い存在です。

 

④雑感

この試合は結果以上に非常に悪い敗戦です。

理由は大きく2つあります。

 

1つ目はここに来て意味のわからない4-4-2にしたこと。

札幌とのミラーゲームを嫌ってかどうかわかりませんが。

2つ目はわざわざ札幌の土俵で戦ったこと。

4-4-2に変えたということは信念を曲げたにも関わらず、

自分達のフットボールではなく札幌さんの得意な

オープンなゲームを一緒にやってしまったこと。

これは次節以降、迷走する可能性があるため、

非常に後味の悪い敗戦です。

むしろ川崎戦のように真っ向勝負した方が良いです。

それで大敗しても次につながります。

今日のゲームは何も収穫を生みません。(唯一は西川君だけです)

 

まず酷かった4-4-2。

途中にも触れましたが、キヨが空気みたいに存在を失っていました。

そら、TOPの選手ちゃいますもんね。それならばせめて柿谷でしょう。

(恐らく、セレサポのほとんどがそう思ったはず)

そして都倉をTOPに置くのに全く生かしきれない戦術。

都倉はそれなりにボールを収めています。

でも、都倉にボールが入った時の連動の無さ。。。。

今日は確かにキム・ミンテに都倉が苦しんでいましたが、

それ以上に連動の無さの方が問題です。

そして中央に都倉がいても全くハイボールを上げない戦術。

これで都倉とキヨの2枚が空気化してしまいます。

で、サイドが圧倒的かと言えば、先述の通り、

渋滞の右サイドと丸不調の左サイド。

ほんで、結局、『戦術ソウザ』。

セレッソの8本のシュートのうちシュート5本がソウザ。

ソウザがケガでもしたら、もう絶対に得点が取れません。

ほんで、ユンさんの時は期待度MAXのセットプレーも

今じゃ全く期待が出来ない。

むしろキッカーを替えてばっかりですでに迷走気味。

どんどん得点から遠ざかっています。

 

さてさて、ロティーナはどうしますかね?

7節を迎えて、変えるのか貫くのか?

基本的に得点のニオイがしないのは続いています。

ティーナの打つ手はいつも意味があるのはさすがですが、

ベースが何も出来ていないのが気掛かりです。

7節で少し変えて来た戦術。

迷走の序章でなければ良いのですが。