私はローテーションは歓迎です。
リーグ戦重視も歓迎です。
勝敗も内容が良くても負ける時もあれば、
内容が悪くても勝つ時もあると思っています。
だから結果についてはそこまで言及しません。
しかし、この試合だけは受け入れられません。
その理由の典型的なシーンは2失点目です。
余裕でプレスに行ける時間がもあったにも関わらず、
全く寄せることなくフリーでクロスを上げられた瞬間です。
プロどころか部活動やったら監督にシバかれるレベルです。
(今は体罰は厳しい世論なのでシバかれないとは思いますが)
それをACLのような舞台で遭遇したことにショックです。
シャケを個人攻撃をするつもりはありません。
シャケが走れないのなら、交代すべきやし、
他の選手でカバーするものです。
それがチームだと思います。故に、チームの責任です。
そしてその伏線はいくつもありました。
まず、あり得ないパスミスの連発。
パスミスといっても、周辺5m以内に味方の選手が
いないポイントへのパスミスが1度ならずとも何度も。。。
書いてても腹が立ちます。プロの選手がですよ。
せめて惜しいボールをカットされたとかならわかりますよ。
全く味方がいないとこへパスを出すって、
ミスじゃなくただの集中力の欠如です。
そして先取点へとつながったCKですが、ブリーラム側は
同じようなゴールへ向かうボールを何度も蹴っていましたが、
毎回、ドタバタする丹野とDF陣。
普通は福森みたいに球種を変えてスキを狙うものですが、
毎回、同じ軌道のボールでバタバタするお粗末さ。
見てて悲しくなって来ました。
この試合、少なくとも勝つための準備をしていたと思えません。
だからこそ腹立たしいのです。
最初に書いたように負けることはありますし、
ローテーションも仕方ありません。
リーグ>ACLも仕方ありません。
だけどピッチに立つメンバーは最低でも勝利を目指さねばなりません。
その結果として惨敗するかもしれません。
だけど、勝つためにプレーしていればこれほど集中力が
欠如した試合にならないと思います。
ユン監督が来てからこれほどの捨て試合はなかったと思います。
どんなゲームでもしぶとく戦い、勝ち点を拾う試合をして来ました。
少なくともこのゲームにはそういった姿勢が見えませんでした。
途中で出て来た安藤が違和感を放っていたのは、
きっとベンチから感じていたのだと思います。
だからこそ、気持ちを前面に出してピッチに入って来ました。
ユン監督にジンクスは通用しないとシーズン前に豪語しました。
そのジンクスとはもちろん好調なシーズンの後の下降です。
この試合はその”下降”を感じさせるゲームでした。
この試合を反省して次へ生かせるのかどうか?が
この先のシーズンを左右するかもしれません。
このゲームはただ負けた試合ではないもっと大事なものが
詰まっているゲームだと感じました。