Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第3節】vs柏レイソル~引いた相手を崩す難しさ。

 

セレッソ大阪 vs 柏レイソル 3/10(土)

15:00 K.O. at 三共フロンティア柏スタジアム

 

①スタメン

 f:id:roslin:20180311125233j:plain

ACLでローテーションした分、今のベストメンバーです。

 

②試合結果

セレッソ大阪 1 - 1 柏レイソル

 4分 クリスティアーノ(柏)

 60分 ソウザ(セレッソ大阪

 

③試合展開

昨シーズンまでのイメージから、ここまで2節は引いた相手を

想定していたら、まず横浜のハイプレスに驚き、

札幌のパスをつなぐフットボールに再度驚き、

そしてハイプレス合戦を想定した3節はまさかの逆パターン。

ドン引き相手にどう崩すかが求められた第3節。

昨シーズンのイメージを一新せねばならぬ時ですね。

実際に上位の顔ぶれも一新されてます。

と言っても、柏も元から引いて守る戦術だったのかはわかりません。

早い段階の先取点とACLの疲労を考えてかもしれません。

 

その先取点はミスから、

4分 ヨニッチの何でもないパスミスをカットされて

  クリスティアーノに決められます。

 

ACLのブリーラム戦でプロレベルと思えない

パスミスを繰り返していたセレッソ

メンバーが違っても、同じクラブである以上、伝染してしまいます。

だから、あのブリーラム戦は思いっきりダメ出しをしたのです。

 

この先取点で柏が割り切って自陣に引きます。

カウンターにクリスティアーノを置いているので、

リスク管理をしながら、引いた相手を崩す力を求められます。

 

5分 高木のスピードを生かした突破から曜とつないで

  最後はソウザのミドルも枠外。

 

6分 宏太のミドルレンジのスルーパスに健勇が抜け出して

  冷静にGKの股間を狙うも当たってしまいクリアされる。

  健勇の冷静さは見事ですがGKも一流のGK。

 

16分 DFのこぼれ球からソウザのミドルも相手に当たってCK。

17分 そのCKのボールからヨニッチのヘッドもライン際で

   クリアされる。

 

16分のミドルの前にこぼれ球の要因となった

丸橋へのサイドチェンジのボールと言い、ミドルと言い、

CKのボールと言いソウザのキックは魅力的。

前節、福森の”柔”のキックに魅せられましたが、

ソウザの”剛”もまた違った魅力。

 

21分 宏太のアーリークロスに曜、健勇がDF全員引き連れて

   ニアに走り、空いたとこを高木のシュートもブロックされる。

 

相手が引いたことで60%を超えるポゼッションで攻めます。

なかなか糸口を見つけられないもののソウザのサイドチェンジ、

健勇の楔はさすがに強くて、チャンスをうかがいます。

相手は引いているので、繰り返しやるしかありません。

 

24分 オフサイドになったけど今のセレッソにとって

   得点パターンとしたいシーンです。

   陸がボールを受けると思いっきり前に。

   前のスペースを宏太が驚異のスプリントで追いついて、

   山なりでDFを交わすパス。

   裏に抜けたのは曜。ここがオフサイドですが、

   これはセレッソの強みなのでもっと精度高めたいです。

 

36分 またソウザの見事なミドルレンジの浮き玉に

   宏太が走りこんで決まるかと思いや、

   さすがは中村、見事な飛び出しでブロックします。

   この攻防は見ごたえがあります。

 

前半は0-0で終了。

後半早々、曜に替えてヤン・ドンヒョン。

曜、なんか着替えてましたが大丈夫かな?

これ以上ケガ人が増えるとさすがにヤバイです。

大事を取ってなら良いのですが。。。。。

 

60分 16分と同じような位置からソウザのミドルシュート

ゴーーーール!!!!!

 

ジェラードファイナルを思い出すような弾丸ミドル!

余りにもゴラッソなゴールで何とか同点に追いつきます。

アウトに見事に変化するボールは見事に突き刺さります。

 

ここからは同点になったことで、柏も攻撃に出てくるので、

比較的オープンな展開になります。

 

71分 左でもソウザのミドルスルーパスから

   高木が抜け出して、ライン際からクロスも

   健勇の前クリアされる。

   これが左側の新しい武器です。

   もっと高木のスピードを生かすシーンがあっても

   良いかもしれません。

 72分 そのCKから健勇がフリーでヘッドも枠外。

   少し頭を振りすぎました。惜しかったです。

 

78分 木本負傷で達也が交代で入ります。

   木本が今シーズンは厳しいシーズンになってますね。

   なんか調子が上がりそうになったら負傷で、

   なかなか思い通りのシーズンになりそうではありません。

 

85分 ヤン・ドンヒョンが高い位置でボールを奪って

  シュートも枠外。

  ドンヒョンは個の能力は高いとこが所々みせるのですが、

  チーム内の連携はなかなか上がらないなーが印象。

 

93分 丸橋のアーリークロスに健勇のヘッドも

   GKは中村、ブロックされます。

   そのこぼれ球を亜土夢がシュートも枠外。

   万事休す。

 

3試合続けてのドローです。

 

④雑感

結局、ACLの悪い流れのまま先制点を喰らい、

引かれた相手を崩すという難しいタスクを与えられました。

結果、ソウザのゴラッソなゴールで何とか同点に持ち込めましたが、

セレサポで満足している方はいらっしゃらないでしょうね。

苦しみながらも勝ち点を拾い続けている点は評価出来ます。

しかし、昨シーズンの勝てそうな空気がありません。

それは攻撃、守備がどっちつかずになっている気がします。

今日はある意味、柏が先取点後にドン引きしたので、

”攻撃”に集中出来たことは良かったのかもしれません。

それが試合後の蛍のコメントになると思います。

しかし、またハイプレスを仕掛けられたら、

またどっちつかずのままではなかなか勝ちきれないでしょうね。

 ACLもあってなかなか立て直す暇もありませんが、

ソウザが元気なら何とかなるのも今のチーム。

そう考えるとまずはしっかり失点を無くすことから始めましょう。

ソウザと健勇の強さがあれば1点は何とかなります。

 

そしてこのゲームでは残念なこともありました。

 ジンヒョンへの差別行為があったらしく、

普段は温厚なジンヒョンが激高していました。

実際、あったのかどうか確認は取れていませんが、

柏サポにはアダウイトンに対しても疑いがあります。

こういった人物は二度とスタジアムに入れないように

厳しい処置を下すべきです。

あの時、下に降りて来ていた人たち。

目が血走ってましたよね。

あの異常な様を見て一緒にブーイングしていた

柏サポって。。。。。

大谷が説得に入りましたが、

その時点でクラブに迷惑を掛けている訳であり、

いつも言っているようにクラブに迷惑を掛ける人間は

サポではありません。

二度とこんなことが起きないように

柏には正しい対処を望みます。