Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【ACL GLS 3rd】vsブリーラムU~試合へ臨む姿を問う。

私はローテーションは歓迎です。

リーグ戦重視も歓迎です。

勝敗も内容が良くても負ける時もあれば、

内容が悪くても勝つ時もあると思っています。

だから結果についてはそこまで言及しません。

しかし、この試合だけは受け入れられません。

 

その理由の典型的なシーンは2失点目です。

余裕でプレスに行ける時間がもあったにも関わらず、

全く寄せることなくフリーでクロスを上げられた瞬間です。

プロどころか部活動やったら監督にシバかれるレベルです。

(今は体罰は厳しい世論なのでシバかれないとは思いますが)

それをACLのような舞台で遭遇したことにショックです。

シャケを個人攻撃をするつもりはありません。

シャケが走れないのなら、交代すべきやし、

他の選手でカバーするものです。

それがチームだと思います。故に、チームの責任です。

 

そしてその伏線はいくつもありました。

まず、あり得ないパスミスの連発。

パスミスといっても、周辺5m以内に味方の選手が

いないポイントへのパスミスが1度ならずとも何度も。。。

書いてても腹が立ちます。プロの選手がですよ。

せめて惜しいボールをカットされたとかならわかりますよ。

全く味方がいないとこへパスを出すって、

ミスじゃなくただの集中力の欠如です。

そして先取点へとつながったCKですが、ブリーラム側は

同じようなゴールへ向かうボールを何度も蹴っていましたが、

毎回、ドタバタする丹野とDF陣。

普通は福森みたいに球種を変えてスキを狙うものですが、

毎回、同じ軌道のボールでバタバタするお粗末さ。

見てて悲しくなって来ました。

 

この試合、少なくとも勝つための準備をしていたと思えません。

だからこそ腹立たしいのです。

最初に書いたように負けることはありますし、

ローテーションも仕方ありません。

リーグ>ACLも仕方ありません。

だけどピッチに立つメンバーは最低でも勝利を目指さねばなりません。

その結果として惨敗するかもしれません。

だけど、勝つためにプレーしていればこれほど集中力が

欠如した試合にならないと思います。

 

ユン監督が来てからこれほどの捨て試合はなかったと思います。

どんなゲームでもしぶとく戦い、勝ち点を拾う試合をして来ました。

少なくともこのゲームにはそういった姿勢が見えませんでした。

途中で出て来た安藤が違和感を放っていたのは、

きっとベンチから感じていたのだと思います。

だからこそ、気持ちを前面に出してピッチに入って来ました。

 

ユン監督にジンクスは通用しないとシーズン前に豪語しました。

そのジンクスとはもちろん好調なシーズンの後の下降です。

この試合はその”下降”を感じさせるゲームでした。

この試合を反省して次へ生かせるのかどうか?が

この先のシーズンを左右するかもしれません。

このゲームはただ負けた試合ではないもっと大事なものが

詰まっているゲームだと感じました。