今日は長期休暇の最終日。
普通なら憂鬱な気分で迎えるはずの朝である。
それが最高に気分の良い朝を迎えることが出来ました。
でも、ミニョレのPKストップがなかったらこの気分にならなかったのでやっぱり感謝です。
愛するセレッソの大勝とレッズの開幕勝利。
特にレッズはスタートが悪いチームなのでとても嬉しかったです。
少し話がそれてしまいましたがここからはセレッソに話を戻します。
スタメンは前回と同じ完成を目指す形なので割愛しておきます。
①試合展開
相変わらず気温の高い日々が続きます。
それでも比較的準備が出来ている感じがする立ち上がり。
開始早々清水のFK。
キレイなオフサイドのはずがエジノの完全なポカでオフサイドとならずに
どフリーでヘディングを打たれるもジンヒョンがファインセーブ。
しっかりと集中しなさいエジノ!!!あれは完全にあなたのポカです。
9分に大前にミドルを打たれますが、その後60分までこのシュート2本だけです。
これがタイトルにも書いた達也の大いなる成長が表れた試合。
ラドンチッチとの1:1はもちろん。
サイドの裏を取られた時に絶妙な飛び出しが最高でした。
そして開けたスペースにはサッと入るタカの姿が。
このコンビネーションは一杯練習したんだろうなー。
“飛び出し”によるスペースを消す動きは、いわゆる達也の長所。
それを生かすために必要不可欠なタカのカバー。これこそチームの成長です。
そして、もう一つ達也が成長したなーって思ったのが、コースへの入り方。
清水にしたらラストパスコースに必ず達也がいるって思ったんじゃないでしょうか?
ラストパスをことごとくカット。クロス、縦パス、ドリブルと行くコースすべてに達也がいる。
日本だとなかなかDFって1:1の対応くらいしか評価してもらえない悲しい事情ですが、
こうやってコースを読んで相手の攻撃の芽を摘むというのは大事な仕事です。
そーいや吉田も可哀想だなー。代表の守備力の低さはCBの責任じゃないでしょ。
日本は失点=CBが悪い。1:1で負ける=CBが悪いって良く言われる。
私的には1:1になっている時点でチームとしての守備にほころびがある訳で。
まあ、もちろん”ミス”は責められても仕方ありませんけどね。
と、今日は余りに達也が輝いていたので守備に時間を割いてしまいました。
なので、ここからはスピーディーに。
22分 シャケのクロスに走り込むエジノが倒されてPK。
このPKをエジノが自分で決めて
ゴーーーーーール!!!!!
前半はこのまま危ない所もなく1-0で締めます。
後半も早いうちに点が取れると言う理想の展開へ。
57分 丸のFKをエジノが押し込んで
ゴーーーーーール!!!!!
これでかなり楽になります。
でも、ここからはフットボールの常識である2-0の魔法。
攻守にはっきりしないセレッソと一気に攻める清水の構図に押し込まれて、
1点返されてしまいます。
そこで目を覚まして、やはり守るのではなく攻めるがセレッソのフットボール。
で、五分に戻したところで、
85分 シンプリシオのパスをゴール正面で受けた曜の狙いすましたシュートが
ゴーーーーーール!!!!!
ボールが足元深く入ったのでこれは無理かと思えばまさかのゴール。
曜の技術のなせる技。あんなシュートはプレミアでもルーニーくらいしか
そう目にすることが出来ませんよ。
喜ぶと言うよりゴラッソーなゴールに開いた口が塞がらなかった管理人でした。
そして最後は健勇のつなぎを枝村がらしいゴールを決めて
ゴーーーーーール!!!!!
気持ち良く大勝で試合を終えることが出来ました。
大事な試合をキッチリと勝ち切ったセレッソイレブンに拍手!
②感想
冒頭に書いた通り、大勝の中、私は達也の活躍に釘付けになっていました。
途中にも書きましたがCBの仕事が10あるとしたら、日本ではほとんど
その中の1つか2つしか評価されません。(正確には出来ません。)
しかし、評価されない残りの7~8つの仕事は非常に大事であり、
なぜ使われるのかわからないとかこの人の良さがわからないって人は
この7~8つの仕事がわからないんだと思ってます。
達也はそういった日本で評価されない仕事を素晴らしくプレーした。
だから清水は60分過ぎまでシュートが2本。(そのうち1本はエジノのミス。)
という結果を生み出している訳です。
もちろん、守備はいつも言うように一人の責任でも活躍でもありません。
しっかりとカバーしたタカ。足がつりそうになりながらもしっかりと戻ったシャケ。
頭をケガしながら闘志を見せた康太、ファインセーブは当たり前のジンヒョン。
運動量豊富な螢・・・・と全員で成し遂げた成果だと言うことは、
当ブログをいつも読んで下さる皆さんには今さら蛇足な説明ですよね。
もう一つ付け加えるならば88分のプレーを観てもらいたい。
厳しい体勢から横の螢にボールをつなぐプレーなんですが、
普通レベルのCBならGKへバックパスしますよ。
その螢から枝村へあわやのパスが出ることになるんですが、
あの時間にあのプレーが出来る達也の成長にも拍手を送りたいです。
あと楠神に触れておくと、例の中央をドリブルで抜いたシーン。
股抜きでDFを抜いた後にもうワンタッチするところが余計でしたね。
曜なら抜いた時点でシュートやし、真司ならワンタッチするなら切り返しです。
あそこでワンタッチして前に行くとよほど極上のワンタッチ以外は決まりません。
楠神はもうワンタッチ減らす工夫があればもうひとつ階段を登れるような気がします。
最後に全く余計な話ですが、解説の美濃部さんは話が良く合って楽しいです。
私は勝手に会話を楽しんでいますから。「そやろー」みたいな感じで話掛けてます(笑)
TBSチャンネルでお馴染みの金田さんやったら、「ちゃうやろ」、「なんでやねん」は
1試合に5回くらい言ってますから(笑)
もちろん、フットボールは視点は色々なので誰が正しいとかではなく、
美濃部さんとは視点が合う、金田さんとは合わないだけの話ですので、
決して批判ではないのでその辺は御了解願います。
さて、次は7,8月に限定すると一番強い名古屋です。
言うまでもなくセレッソも苦手中の苦手の相手です。
そして、その中心となるケネディ。
達也にはちょうどいい試練です。
世界レベルのケネディに勝てるのか?
成長した達也に期待して見たいと思います。
とは言え、最強状態の名古屋相手なのでジンヒョンのファインセーブに
1回くらいはお世話になって勝利を目指したいですね。
私も子供に何もなければ一人で瑞穂陸上競技場へ久しぶりの生観戦です!
なので曜のケガ、拓実のケガが酷くありませんように・・・・。