Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第22節】 vs名古屋グランパス ~「リスク」のバランス。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス 8/24(土) 19:00 K.O.

  at 瑞穂陸上競技場

行って来ました。満員の瑞穂へ!

久しぶりの生観戦。やっぱり生は全体が見えるので楽しいですね。

しかし満員と言うだけあって、Away席のチケットをゲット出来ませんでした(ToT)

おかげさまで私の周りはすべて名古屋サポで四面楚歌状態。

(1m離れると同じようなセレサポがちらほら)

でも、気にしない気にしない。

こんな時はブツブツ独り言で試合状況を解説。

詳しく解説してあげると周りは何故か大人しくなってくれるので観戦しやすいです(笑)

まずはこんな写真から。

螢いかつ過ぎ(笑)おまけに人見知りの雰囲気出過ぎやし(笑)

曜は昔のチャラさが消えてすっとした感じ。

さて、皆さんご存知の通り拓実がケガで6週間の離脱。

なので、代わりに楠神が入ります。

さて試合開始。

試合開始早々は意外にも名古屋が攻めてきた!(驚)

やはり調子が良いのだろう。

名古屋相手にこの展開は予想してなかった。

なので開始早々は押し込まれる。

それにしても名古屋の攻撃はやはりケネディだと実感。

小川がどフリーでヤバいと思ってもパスはすべてケネディ

思わず「マジか」とつぶやいた私。

そして楽しみだったケネディvs達也。

これは後でまたやります。

それにしても名古屋がこんだけ攻めてくれるとめっちゃチャンスありそう!

と期待は高まるばかり。

でも、名古屋のプレッシャーは想像以上でした。

ボールを奪ってもつなげない。

それでも最近調子を上げてきた25分のタカのフィードに曜が抜け出す!

も、足裏でトラップ出来ず。

20分を過ぎるとさすがに名古屋も攻め疲れ。

しかも25分にセレッソの伝家の宝刀を見せることが出来たこともあり、試合が落ち着きます。

というか膠着状態。遅攻になるとどちらも攻めきれず。

どちらもカウンターを確実に沈めるチーム同士。

相手の武器は予想以上に怖いのかどちらも「リスク」を負わない戦い方です。

セレッソのファーストシュートはなんと38分

楠神のドリブルから最後はシャケのクロスに曜が合わせるもわずかに合わず。

私の席からはファーでフリーの曜がキレイに見えていたので決まったと思いました。

シャケにボールが出た瞬間に「ファー」って叫んでました。

名古屋はシュート6本ですが打たれた時というのが闘莉王が出て来て若干マークがずれてました。

シュートへ結びついたのはこの時とケネディにやられた時かな?

基本は良く守れていました。守備ではエジノが効いていた。でも、攻撃は・・・これも後ほど。

前半はどちらも攻め切れず。

「リスク」回避を優先させた戦い方になりました。

後半開始も前半の続きのような展開。

しかし、闘莉王の離脱から流れが変わります。

先ほど書いたように名古屋の攻撃に対して守備のブロックはほぼ出来ていたが、

どうしても闘莉王が上がった時のマークのズレが悩みの種。

そこをいなくなることで守備のリスクが軽減されます。

この辺りからケネディにボールが入らなくなってしびれを切らしたピクシーは永井投入。

沸く私の周りを含むスタンド。

でも、永井の投入はセレッソに「吉」と出ます。

FWに近い永井の投入で徐々に中盤をセレッソが支配出来だします。

名古屋のバランスが崩れた!チャンスとばかりに

エジノOUT 健勇IN

楠神OUT 枝村IN

セレッソの時間帯になるも思ったよりシュートまで行かない。

ここはさすが名古屋。特にダニルソン。反則級の活躍。

良い時間帯に点が取れない=ヤバい空気を感じていた私。

それが85分康太のパスが曜につながる。

曜が冷静にGKを交わして

ゴーーーール!!!!!

名古屋サポの真ん中で大喜びの私。

なのに88分に同点に。

そう、例の勝ちを確信した時に出る悪いクセ。

ほらちゃんと直しとかないからこんな大事な時に出ちゃったやん!!!

最後は「リスク」を捨てて前に出た名古屋にハラハラさせられるも何とか

守り切って1-1というもったいないドローゲームになりました。

試合の感想を

まず楽しみにしていた達也。

さすがにケネディとの1:1は苦労していました。ミスもありました。

でも、しっかりと修正できました。

後半はあのゴールまで打たれたシュートは1,2本でしょ。

ってかケネディを完全に試合から消していました。

そう、ケネディと1:1は日本代表ですら100%押えるのは無理。

そうなんです。ボールを入れさせないことが一番なんです。

なんせ名古屋はフリーの選手がいてもケネディに入れるという徹底ぶり。

そこを消せば名古屋の攻め手がなくなることは後半を見れば一目瞭然。

もちろんボールを入れさせないってことは達也というより皆の成果ですけどね。

後、攻撃では「リスク」を大事に取る名古屋相手ではエジノが完全にブレーキ。

攻撃の芽を完全に潰していました。

その証拠にエジノが変わってから螢の攻撃参加がとても目立つようになった。

これはエジノがボールを持って螢のスペースにカットインしてくるもんやから、

螢の前に進む道をエジノが塞ぐという邪魔以外の何物でもなかった。

そしてもう一人名古屋相手だとダメなのが楠神。

ダニルソンに面白いように潰されていました。

そう、フィジカルに勝る名古屋相手にボールを持つのは×。

この二人が名古屋相手のタブーを証明してくれました。

ただし、健勇を入れればいいのかというと別問題。

健勇は守備の時にファールをアピールしたりしてボールやマークから簡単に目を離す。

正直、ハラハラドキドキさせられました。

なんでこの選手はもっと必死にプレー出来ない?

なりふり構わずプレー出来ない?

ファールをアピールしてピンチを迎えても許される状況なのか?

螢なんて絶対に最後までプレーを止めないぞ。

足を踏まれようが笛が鳴るまではアピールせずに何とか足を出すぞ。

申し訳ないけど私には理解不能でした。

攻撃はやり直しがきくけど守備はやり直しがきかない。

そう考えるとエジノに代わって健勇と言う選択肢は絶対に使いたくありません。

攻撃の邪魔になる時はあるが守備をキッチリとやるエジノの方が使うべき選手です。

ちなみに試合前のシュート練習を見るとエジノは上手いんですよね。

さすがブラジル人って思わせる素晴らしいシュートを何度も決めてました。

外しまくりの曜とはエライ違いでした。

そう考えると集中力や冷静さが違うのかなー?って思いました。