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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第22節】 vsジュビロ磐田~進化したタカと可哀想な螢。

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田 8/18(土) 19:00 K.O.

  at ヤマハスタジアム

①試合前

スケジュールを見ながらこの試合落とすと降格争い厳しいよなー。

苦手の横浜、新潟と続く連戦。

得意のヤマハスタジアムで絶対に欲しい勝ち点3。

五輪組も加わり、上昇するためにも負けられない試合と位置付けていました。

②スタメン

    柿谷   ケンペス

枝村             螢

     タカ  シンプリシオ

 

丸橋  康太  茂庭   シャケ

     ジンヒョン

スタメン発表ではシンプリシオがアンカーに入るダイヤモンド型の4-4-2で

紹介されていましたが、私には基本的に上の形を基本としているように見えました。

攻撃に入る時は螢が一段下りて少し4-3-3っぽくなっていました。

③試合展開

これが本当にフットボールって改めて難しいと思わせる展開でした。

ジュビロが仕掛けてきたのは超コンパクトなフットボールでした。

いわゆる、セレッソにゆっくりボールを回させない。

とにかく中盤が狭い狭い。これでボールをつなぐなんてかなり難易度大。

当然、ジュビロも回すことが出来ない訳ですが、そこはシンプルに「前田」という、

前でひと仕事出来るプレイヤーを持っている分、有利に働くような感じです。

といっても、うちも曜という一瞬で決めるプレイヤーがいるので決して、

どちらが有利/不利と言う訳ではなく、前半は点が入らないか、

入っても終了間際だろうなー、なんて見ていたら、私の予想を全く覆す展開へ。

それにしてもあんなに窮屈すぎる中盤だとよほどはまらないと点数にはならないですよね。

なので、得点はやっぱりセットプレーからです。

8分 CKからニアの藤田に決められ先制を許します。

12分 同じくCKのこぼれ球を螢の見事なミドル!

ゴーーーーール!!!!!

15分 FKから一度クリアするも再び放り込まれて菅沼のゴール。

25分 またまた真似してFKからタカの蹴ったボールがそのまま

ゴーーーーール!!!!!

   

なんと、同じようにセットプレーから2-2です。

いやー驚きです。

とてもボールをつなげない狭い狭い中盤という展開から、セットプレーでの4得点。

予想しなかった展開です。

で、後半も同じ展開を見せるんですが、ここで進化したのがタカ。

同じように狭い狭い中盤。前半はパスをカットされたり、ボールを奪われたりと

ピンチを招くことが多かったんですが、後半はボールを回すスピードがupしてきました。

テンポが出てきて相手が取れないとあきらめるやいなや得意の縦へのパス。

あの狭い中盤で見事な縦パスを入れたところにタカの進化を見ました。

前半のまま終わっていたら、期待していた分、ガッカリだったんですが、

後半の対応力というのか、変化力というのか改めて潜在能力の高さを実感しました。

この選手はまだまだ成長出来る。きっと日の丸を背負う選手になる。

そう確信するには十分な「進化」でした。

そして勝ち越し点はそんなタカから曜、螢とつなぐがDFに当たるも

そのボールがシャケの目の前に。

浮かし気味に上げたクロスにケンペスのヘッドで

ゴーーーーール!!!!!

途中にDFが入ったと言えタカ、曜、螢が絡むシーンはセレサポならワクワクするシーンです。

まあ、ここまでは完璧な展開もその後、守るのか攻めるのか?

なーんかよくわからない交代をしているうちに攻撃のカードを切った

ジュビロがエース前田2ゴールで逆転負けです。

④雑感

タカの進化については試合展開で述べたので割愛するとして、

ここでは長所が全く消された螢について。

消されたってジュビロにじゃないですよ!セレサポの方ならわかると思いますが。

消された相手は「ソアレス」ですよ。

中途半端な螢。攻めるのか守るのか???なんかさっきもあったなこのフレーズ(笑)

スタメンのとこで4-4-2、攻撃に行く時は4-3-3って書いたけど、

そんなもん存在しないんです。

この時点で中途半端なことが起っている訳でして。

螢のカバー能力、螢のボールを散らす能力。右SHに行くことですべて消えました。

そりゃ仕事が違いすぎるから無理でしょ。

いきなり螢にボギョンの仕事をしろって、TVゲームの世界です。

確かに右に螢がいるとシャケの守備の低さは全く目立ちませんでした。

このサイドからクロスを上げられたのって前半は1本くらいですから。

逆転されたシーンではすでにフォメが違うので別です。

でも、螢をこんな使い方をすれば世界を驚かせた螢の能力が全く生かせません(怒)

これについてはかなり激怒している管理人です。

終盤の選手交代や攻撃か守備かについては他の人からも厳しい意見もあると思います。

まあ、私的にはそこまで取り上げてダメ出しするつもりはありません。

ただし、螢の長所を消す今日のフォーメーションだけは厳しい。

百歩譲ってシーズン当初なら、螢の新しい可能性が開けるかもって

我慢も出来るかもしれません。

でも、今、セレッソは「降格争い」の真っ最中ですよ。

そんな、ギャンブルしている余裕はありませんよ。

今日は大宮もガンバも勝ちました。

余裕どころか完全にケツに火が付いている状況でよくあんなフォーメーションを

持ってくるもんだと驚きです。

タカ、螢のボランチコンビは変えてはいけません。

あくまでもこのコンビがチームの中心です。

ケンペスシンプリシオ等のブラジル人を重宝するのはわかりますが、

変えてはいけないとこがあります。

シンプリシオはいいプレイヤーですが、それでもボランチコンビは

タカと螢のコンビがセレッソにおいては最高であり代えることが出来ない存在です。

ここだけは絶対に譲れない管理人なのであります。

少し興奮しすぎたのでこの辺にしておきます。