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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第7節】 vs清水エスパルス~枝村を使え!!!

セレッソ大阪 vs 清水エスパルス 4/20(土) 13:00 K.O.

  at IAIスタジアム日本平

①スタメン

丸の代わりに左に新井場、右にシャケ。

シンプリシオと螢が入れ替わってボランチは久々の五輪コンビ。

そして2列目の定まらない席にはブランコが入ります。

②試合経過

セレッソの立ち上がりはボランチコンビを変えたところに明確な意図が見られました。

螢がボランチへ入ることでタカがシンプリシオと組むより攻撃的に。

そしてタカの武器は左足によるフィード。

螢がボールを奪いそのボールをタカが左足で前へ送る。

シンプルだけどこの2人はわかりあえているので大変効果的。

中盤の攻防においてこの二人の存在感は素晴らしい立ち上がりでした。

ただ、問題は2列目。

そのボールを受け取ったブランコが完全なるブレーキ。

球離れが悪いわボールを簡単に取られるわすぐ倒れるわ。

開幕前に期待して失敗した。

しかも中央にブランコ、シンプリシオ、エジノとうようよと集まるし。

ただ中央の攻防で優位性を保っているのでチャンスは訪れます。

8分 狙いの一つタカの見事なフィードから新井場が抜け出してクロスからエジノがヘッドもバー。

11分 相手のクリアボールをダイレクトでタカがシュート。

    相手の背中に当たってボールはゴールへ向かい

ゴーーーール!!!!!

先制した後は少し落ち着きたいセレッソと当然、攻めてくる清水。

清水の狙いはシンプリシオとブランコが守備への戻りが遅いサイド。

中央はバレーに任せて伊藤翔を中心にサイドを使い始めます。

開始から得点まで「中央」を制していたセレッソだが、

この攻撃でどうしても螢とタカが外へと広げられて行きます。

これによって、中央でも清水がボールを拾えるように。

32分 CKからバレーに決められます。

26分も決定的なヘッドをバレーに打たれていました。

前からそうですがセレッソはセットプレーは苦手ですね。

清水も同点までにかなり情熱を注いだので(倉敷さん風)一休み。

なので、前半はこのまま0-0で試合終了です。

後半はまた主導権争いから開始。

最初のシュートは59分なので14分も要しました。

59分 曜のスルーからシンプリシオのミドルもバーの上。

63分 エジノ、ブランコOUT 枝村、健勇IN

ここから、いつものセレッソに戻った安心感ありませんでした?

比較的オープンになりかけてたので結果はともかく、セレッソらしい。

観ていて期待できる攻撃でした。

その中心が表題の『枝村』に間違いないと思います。

66分 CKから曜が上手いこと合わせますが押し込めず。

おまけで相手チームですが73分村田くんが入ります。

73分 枝村スルーで健勇が受けてマイナスへ

    タカがシュートもDFにクリアされる。

ブランコとエジノがいる時ってこんな攻撃はほとんどありませんよね。

この攻撃こそセレッソの基本系です。

枝村の効果的なドリブル。健勇のサイドへの流れ。

曜が引き付けてスペースのある中央へタカや螢が押し上げる。

83分もタカのつなぎから枝村の見事なパス。受けた健勇が少しもたついて

苦しい拓実のシュートでDFクリアとなりましたが、これも良いアタックでした。

健勇がワンタッチで逆の曜に出せれば決定的でした。

85分には曜のパスを受けて枝村がシュートも枠外。

枝村が入ってから曜のボールを触る回数が圧倒的に増えました。

結局、1-1のドローで試合終了です。

③雑感

表題に書いた「枝村を使え!!!」

セレサポ100人に聞いたら99人は同意してもらえると思います。

残りの1人はクルピですね(笑)

前半のエジノとブランコにイライラし、後半の曜と枝村にワクワクした。

今日の試合はそんな試合でした。

なので、ドローとは言え大きな収穫は2つ。

1.90分負の連鎖と呼んだしょーもないミスはなかった。

2.枝村と健勇のスタメンならそこそこ攻撃は形になることがわかった。

健勇は相変わらず判断力を含めてワンテンポ遅いのは否めませんが、

サイドに流れて起点になってくれるは1つの攻撃パターンとして成立してます。

そして枝村については私が説明するまでもないですよね。

停滞感のある攻撃を明らかに変えてくれました。

前節の大宮戦でも存在感を示していた枝村。

先発に迷う余地がどこにあるのか?不思議でなりません。

で、今日のバレー、前節のズラタン、もう一つ前のダヴィ、更にもう一つ前のウィルソン、更に前のルーカス。

誰でもいいからエジノと入れ替えて欲しい。羨ましくて仕方ありません。

あれが助っ人でしょ。うちは助っ人どころか足を引っ張ってますから。

前節はスペースがなかったけど、今日は十分なスペースがあっても変わらなかった。

大宮戦で調子が上がって、スペースのある清水戦でこの結果。

ということは、これ以上は何も見込めない訳ですからもう限界ですね。

先に出た助っ人の一人でも入ってもらいたいよー。

まあ、どちらにしてもセレッソとしてこれからの戦い方は明確になりました。

後はクルピの英断を待つのみです。

クルピの英断さえあれば、まだまだ今シーズンは戦えそうと思った1戦でした。