セレッソ大阪 ｖｓ ガンバ大阪 ５／２４（火） １９：００ Ｋ．Ｏ．
ａt 万博記念競技場
行けなかった。こんなに喜べる試合に行けなかった。かなり無念。。。
愛知に住んでる限り、よっぽど予定が噛み合わないと大阪には行けない。
そして川崎戦を観れた予定変更は、ＡＣＬに行けなくしてしまいました。
本当に転勤はツライ限りです。
その悔しさはブログ更新に向けたいと思います。
そして、万博から帰って来たセレサポの皆様から喜びの声を聞ければ何よりです。
さて、乾のスタメン落ちなんかがニュースで流れて来る中、
意外にもリーグ戦と同じ超攻撃布陣で挑みます。
開始から気合いが違うセレッソ。
この攻撃的布陣の長所が出る展開です。
その出足の良さがガンバのミスを呼び、セレッソが主導権を握る展開になります。
5分 ＣＫが康太のシュートもミートせず。
康太が入るとセットプレーに可能性が広がります。
6分 ボギョンのミドルもＧＫに弾かれる。
後にもいっぱい出ますが今日の私のＭＶＰはボギョンです。
続けて丸橋もミドル。１本打っておきたいっていうシュート。
こんなアクセントが付けれる丸橋には今日も期待。
7分 得意の倉田の持ちすぎドリブル。
8分 冒頭に書いたガンバのミスからＦＫとマルティネスが狙うも壁へ。
9分 マルティネスの素晴らしいクロスにピンパォンも合わず。
中に１人なので点で合わせる職人芸もわずかに及ばず。
10分 カウンターからアドリアーノのシュートも枠をとらえず。
10分過ぎくらいまで、セレッソが主導権を握った展開でしたが、さすがに１発勝負のＡＣＬ。
攻撃的に行きつつアドリアーノという武器を持つガンバにどこかブレーキを踏むセレッソ。
Ｊリーグ同士の戦いでこんな緊張感のある試合を観れるなんて、価値が高い試合ですよ。
チケット代はとっても安い試合ではないでしょうか？
なので、ボールをポゼッションしてもシュートまで行けない展開となります。
でもこれは普段の攻め手がない試合ではなく、簡単には勝負に行けない独特な緊張感。
これはこの試合の持つ緊張感。そしてこれがこの試合の価値であり、本当に安いチケットです。
そして攻め手がないセレッソに対して徐々にプレスを掛け始めるガンバ。
元から中２日と中３日の差があるセレッソとガンバ。
ガンバとしては同じ時間でセレッソと勝負しては分が悪いので、
ある程度の時間は守備をして、限られた時間で勝負を仕掛けるのでしょう。
さすが、セレッソよりは一日の長があるチームです。
32分 宇佐美が見事なワンツーで抜け出しクロスと二川のヘッドも外れる。
相変わらず二川はいい選手です。ちなみに、私はガンバならこの選手が好きです。
ね、清武が好きなのは管理人の必然かと。まあ、これは個人の好みですから。
ガンバもこんな感じで決めきれないまま０－０で前半終了です。
前半を見て、ガンバと同じ４－２－３－１を敷くセレッソですが、
同じシステムではやっぱりガンバが上。何か変化がいるなと思っていたら、
なんと後半から２枚替えです。
倉田、乾ＯＵＴ 小松、中後ＩＮ
いやー、今日の試合観てたらこの交代が最適だと思っていましたが、
後半の頭は乾ＯＵＴの中後ＩＮで６０分くらいに倉田ＯＵＴ、小松ＩＮだと思っていました。
だって、延長も視野に入れないといけないのに後半早々に２枚替えはかなりのギャンブルですから。
後から考えれば、中２日と中３日を考えて長い時間プレスを掛けたかったのかな？
クルピってＡＣＬの選手起用はめっちゃ冴えてます（笑）
そしてこの交代により１列前の右に出た”ボギョン”。
後半はこの人が完全に違いを生み出します。
前半は完全にガンバのチームの完成度の違いに同じシステムでは完敗でしたが、
フォーメーションが変わったことでガンバ側も修正をしなくてはなりません。
なんとかそのスキを狙いたいところ。
そしてボギョンともう１人小松もいいリズムを作ってました。
ピンパォンと何気に相性がいいと思います。
いつも言うようにターゲット、ポストをやらなくていいと活き活きしますからね。
なんですが、
52分 宇佐美のシュートは肝を冷やしました。
特にアドリアーノに出されたら終わりでした。
53分 丸橋の素晴らしいフィードをﾎﾞｷﾞｮﾝが追い付きＧＫを交わしてクロス
それを無人のゴールへピンパォンがシュート！もＤＦにブロックされる。
そのこぼれ球をボギョンがシュートもＤＦに当ってＣＫ。
このＣＫを康太がヘッドもまたＤＦに当る。
もう一発ＣＫも康太がヘッドはＧＫへ。
セットプレーの康太は本当にＧＯＯＤ！
この辺から、ボギョンのキープ力と小松の飛び出しが非常に効果的でした。
幾度となくチャンスを作り出していました。後は決めるためにもう一つ何かあれば。
清武辺りに何か降りて来てくれないかなー。
70分 佐々木のクロスからアドリアーノがフリーでヘッド。
も、体が伸びたとこで合わせて叩けず。ヒヤヒヤ。
72分 負けじと清武の柔らかいパスに小松のヘッドもナイスＤＦ。
74分 ボギョンのキープ力の典型的なパターンで見事な突破。
ここでアドリアーノがこちらサイドの守備に回すくらいガンバは手こずってました。
75分 二川が粘って宇佐美もＤＦが防ぐ。
83分 そのボギョンが小松のヒールを受けて１：１もＧＫに弾かれる。
今日のポイント２人の見事なプレーでしたが、これを防がれるとフットボールは怖い。
85分 佐々木が見事なアウトサイドのパスにアドリアーノがシュートも
ジンヒョンのファインセーブ。本当にこの人に今シーズンは助けられてます。
そして歓喜の時は88分
ボギョンのパスを受けた高橋が
ゴーーーーール！！！！！
まずボギョン。散々ドリブル突破で何度もこじ開けていたので、
ガンバＤＦ陣は必ず２人でボギョンの前のケアが必要になっていた。
それだけに、高橋へのケアが完全に遅れた。
そして、決めた高橋。
川崎戦で良いクロスを見せていたので良くなって来ているのかなと
思っていましたが、ここでこのゴールですか！
普通はクロスです。私の想像を超えるプレーが持ち味の高橋。
ここで来ましたかって感じです。これでリーグ戦も乗って行ければいいですね。
丸橋、高橋の両サイドがあってのセレッソの攻撃陣ですから。
その後89分にポストに当るヒヤヒヤシーンもありましたが何とか逃げ切り！
見事に
ＡＣＬベスト８進出です！！！
ＡＣＬ Ｒｏｕｎｄ１６という一発勝負。
日本でこんな緊張感のあるゲームが観れるって幸せですね。
この試合は内容ではなく結果です。
そしてそこに注力して観れた生唾を飲むような試合展開でした。
この試合について内容についてとやかく言うのは野暮ですね。
とにかく、”勝利”だけが必要なカップ戦の１発勝負。
そして、苦渋を舐めてきたガンバ相手の勝利。
他に何も必要ないですね。
カップ戦の楽しさ、喜びを満喫させてもらった試合です。
内容はまた大宮戦でじっくりとやりましょう☆
今日はじっくりとこの勝利の余韻に浸りましょう！！！
最後に
ＷＩＮ！！！
