セレッソ大阪 ｖｓ 浦和レッズ ５／１５（日） １５：００ Ｋ．Ｏ．
ａt 埼玉スタジアム２００２
さて、ＡＣＬの興奮冷めやらないまま次の試合ですが、実はリーグ戦はまだ未勝利。
まずは初勝利が欲しくて欲しくてたまらない今日の試合です。
さて、前の試合からフォーメーションを変えましたが、ﾏﾙﾃｨﾈｽが戻るとどうなるのか？
その答えは、中後の場所にボギョンを入れて2列目に倉田、乾、清武の３人が並びます。
乾 清武 倉田
ﾏﾙﾃｨﾈｽ ボギョン
丸橋 上本 茂庭 高橋
ｼﾞﾝﾋｮﾝ
見た目でヤバそうです。
私のイメージでは大嫌いなフォーメーションです。
前にコメントで少し書かせてもらったんですが、同じタイプの選手を集めすぎ。
やはり、シュートが上手い選手、ドリブルで勝負出来る選手、ハードワークな選手、
潰し屋タイプ、裏に抜けるのが上手い選手、ポストタイプ、タメを作る選手などなど、
私は色々なタイプが上手く噛み合うことでいいチームが作れると思っています。
こんだけ同じタイプを集めれば、さすがに最初は対応に困るかと思いますが、
慣れてしまえば怖くも何ともない布陣です。
ただ、この試合に限って言えば、各選手の出足が明らかに浦和を上回っていたために、
互角以上に戦えていたと思います。後、丸橋がアクセントになっていたのも助かりました。
さて、試合の方へ戻ります。
まず３分の倉田のドリブル。「持ちすぎ！！！」
その後も「出せー！」っと何度も叫ぶプレーがありましたが、
本当にピンパォンを忘れるくらい一日イライラさせられました。
この人がシンプルにやってくれれば、今日はもう少しリズムが出ていたかもしれません。
実際にいいパスを出しているプレーも多くあります。
それだけに「シンプル」さを目指してもらえばまだまだ成長出来ると思います。
７分 原口のミドルを弾いたところをﾏﾙｼｵ君の素晴らしいタメを受けた原口がもう一度シュート。
浦和に先制されます。
原口はなんかセレッソ戦は相性がいい。
新潟戦もそうでしたが、少し試合開始直後はよく集中が切れてますね。
でも、先に書きましたが出足の良さが今日のセレッソのポイント。
１対１の競り合いに必ずもう１人加わってボールを奪う。
そしてショートカウンター気味にに攻撃を仕掛ける。
ボギョンをボランチに置くことでこのショートカウンターが効果的であり、
これこそがクルピの今日の戦術だと思います。
そしてその戦術に対する意志は素晴らしく統一されていました。
ただこの戦術はかなり体力を要求されますね。
後半になるとキヨや乾が本当にしんどそうで足が止まって来てました（苦笑）
そしてその中盤でボールを奪って決定機が
14分 乾がＧＫと１：１になりますが外します。
これは倉田からのパスなんですが、これが出来る選手だからこそ、
余計に持ちすぎなプレーをもう少し減らして欲しい。
そして、これを外しちゃ今日は乾の日じゃないだろうなー。
28分 ピンパォンがドリブルからシュート。倒れなかったのは○。
そして34分、今日の狙いが的中。
キヨが見事なパスをカットからそのまま持ち込みピンパォンへ
ダイレクトで返って来たところをキヨが
ゴーーーーーール！！！！！
キヨはＡＣＬのゴールで完全に波が来ましたね。ゴール量産頼みます！
ここまでクルピの作戦通りで中盤で人数を掛けて競り勝ち、
そこからのショートカウンターで形は作る割にはシュートまで行ける回数が少ない。
これがこの布陣の最大の弱点であり、何となく予想は出来た展開かな。
やっぱり、上手い選手が集まると変化がなく１本調子で自分達で難しくする。
今に始まった話じゃないですからね。
それとbabylon321さん御指摘の高橋は連携からじゃなく個人的に悪いですね。
私も確信しました。今日も原口に完璧にやられていました。
これで3試合連続でやられっぱなし。
ここはシャケが先発でええんじゃないでしょうか？
１－１のドローで前半終了。
後半はセレッソの出足が鈍って来るので苦しい展開です。
うーん、あの出足は90分続けるのは絶対に無理でしょう。
故に早めに勝ち越さないと厳しい展開が待っています。
開始早々、ﾏﾙﾃｨﾈｽ、ボギョンと連続ミドルも最後はＧＫ。
49分 ピンパォンのパスをキヨガシュートも枠外へ。少しだけ深く入っちゃいました。
51分 丸橋のミドルも大きく外れる。
中央ばかりの今日の布陣に丸橋は本当にアクセントを加え続けてくれました。
58分 高橋ＯＵＴ シャケＩＮ
この時間帯は浦和もここが狙い目とばかりに高橋を狙って来てました。
59分 ﾏﾙﾃｨﾈｽのミドルもミートせず。フリーだっただけに残念。
66分 丸橋の見事なシュートもＤＦに当って弾かれる。
ちなみに今日の私のＭＶＰは丸橋です！
66分 キヨＯＵＴ 中後ＩＮ
76分 乾が見事なワンツーからシュートもミートせず。。。
完璧に乾の日じゃないです。ちょっと残念なシュートです。
79分 ｴｸｽﾃﾞﾛのドリブルからピンチを向える訳なんですが、
そのｴｸｽﾃﾞﾛを簡単に行かせてしまった中後にお怒りです。
あそこは黄紙で△、ファールなら○。行かせてしまうは絶対に×です。
83分 ＣＫからピンパォンが技ありシュートもサイドネット。
87分 ﾏﾙﾃｨﾈｽのミドルも枠外。
その後もお互いに攻めますが１－１のまま試合終了です。
さて、これからフォーメーションはどうするでしょうか？
この組合せは１シーズン戦うには厳しすぎます。
丸橋がいないとみんな中央へドリブルを仕掛けるだけの攻撃ですから、相手ＤＦも対処が楽。
確かに上手い選手が多いので前を向いてプレーをすると見ている人には
楽しみな攻撃に見えますが、「得点」へつながる可能性は非常に低い。
面白くても点が取れないというジレンマへつながりそうな布陣です。
そして、今日みたいにショートカウンターをいつも狙える訳ではない。
特に引いて守るチームが相手なら何も出来ずに終るでしょう。
シンプルさとタイプの違う選手の組み合わせ。
この２つがないとなかなか勝ち点が拾えそうにありません。
少し見直して頂けないでしょうか？
それとも徹底的にこの布陣を高める？
なら、乾が今日の２本の決定機を必ず決める選手にならないと苦しい。
さて、ここまでＡＣＬとリーグ戦で色々な布陣、選手を試しました。
そろそろ、これという布陣を固めたいですね。
震災がなければ、本当はもっと厳しい状況に追い込まれていた訳ですから、
このチャンスを無駄にしないためにも、フォーメーションを確立したいですね。
【今後の予定】
今週より出張に行くためにブログ更新が出来ません。
２０日川崎戦、２４日ガンバ戦とお休みの予定です。
（２９日も状況によりお休み）
ただし、２４日のガンバ戦は出張の合間に現地観戦予定です！
この試合はやっぱり欠かせないでしょう！！！
