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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【ゼロックス杯】vs川崎フロンターレ~コンディションキープ。

 

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ 2/10(土)

13:35 K.O. at 埼玉スタジアム2002 

 

①スタメン

久しぶりにこれ復活です。

スポナビでは何故か貼りつかなくなってしまい。。。

 f:id:roslin:20180210190755j:plain

ソウザがコンディション不良で引き続きトレーニング。

木本→達也が変更点ですね。(体調不良)

 

②結果

 セレッソ大阪 3 - 2 川崎フロンターレ

 

  26分 蛍 (セレッソ大阪

  48分 キヨ (セレッソ大阪

  51分 小林 PK(川崎)

  78分 高木 (セレッソ大阪

  92分 大久保(川崎)

 

③試合展開

この試合、初めてなのでテンションが難しいです(笑)

基本的にはプレシーズンマッチの仕上げの位置付けですね。

そんなコンディションを作る途中でどんなゲームを見れるのか?

でも天皇杯以来の試合を観れることが自体が嬉しいですね。

 

で、開始からセレッソのハイプレスが嵌ります。

後でも触れますが、コンディションに大きな差がありました。

 ボールをつなごうとする川崎のボールホルダーに襲い掛かり、

何度もボールを奪ってチャンスを迎えます。

と思えば、プレスを掻い潜られるやいなや、

ブロックを作ってリトリート。この切り替えが秀逸でした。

練習してきたんだろうなー。

ハイプレスは掻い潜られると一気にピンチを迎えます。

そのプレスとリトリートを素早く切り替えることで、

どちらにも対応する。徹底して身に付けてるんだろうなー。

幸いにも川崎はまだコンディションが上がっていない様子で、

いい感じにキャンプでやって来たことを実戦で試して総仕上げ!

という感じですね。

で、何度かゴールに迫る中で26分

まずはバイタルでしっかりブロックを作って、

相手の攻撃を受ける流れから、蛍がパスカットして、

まずはカウンター攻撃、左でチャンスを作って

クロスまで行くがこれは弾かれる。

しかし、すぐさま右サイドへサイドチェンジ。

次は水沼と陸に山村が絡む。山村のヒールに水沼が反応して、

そのまま右サイドを走る、山村へ再度パス。

フリーで受けた山村は狙いすまして健勇へ。

健勇がコントロールして後ろの蛍へ。

そこへ蛍のミドルで

ゴーーーール!!!!!

流れの良いまま先制します。

水沼のランがキレイに健勇、蛍のラインにスペースを

与えていましたよね。相変わらず秀逸のランにも拍手。

この後は、リトリート体制に入って確実に前半を終えます。

 

後半に入ると、どちらのチームも新戦力を試す場に。

セレッソも曜に替えてヤン・ドンヒョンが入ります。

後半早々、セレッソに追加点。

47分 ジンヒョンのGKからドンヒョンが相手DFと競ることで

誰も触れず弾んだボールに健勇が競り勝ちます。

その落としたボールをキヨが頭で突いて抜け出します。

そのままGKとの1:1を体と顔をねじって逆側に

南米の選手がよくやる技ですね。

ゴーーーール!!!!!

早々に楽な展開と思われるも、ドンヒョンが余計な

接触でPKを与えてしまいます。

まだ、気持ちと体が合っていない感じですね。

まあドンヒョンは他が落ちて来る頃に上げてもらえば。

1点差に再びなり、セレッソはリトリートをより強くして

カウンターを狙う形にします。

そうなると試したいのが高木。

案の定、高木を投入してカウンターを試します。

これでツインタワーとカウンターに向いたタイプと

試しておきたい形を2つ試すことが出来ます。

77分にはそんな新戦力たちで追加点。

蛍がドンヒョンに楔を入れたところ、

川崎のチェックが甘いとみるやいなや、

ドンヒョンは前を向いてスルーパス

それに反応していたのは高木。

移籍後、初の

ゴーーーール!!!!!

 まあ、あれだけドンヒョンが中央でプレッシャーが

ないような形はシーズン中にはまずないと思いますので、

その辺はさすがプレシーズンマッチの様相ですが、

それより、新加入の2人で得点できたことは、

2人のプレッシャーが和らぐ意味でも良かったです。

終盤に2点リードしましたので、

最後は盤石の山村が下がっての3バック。

今シーズンもこれで逃げ切りを図ります。自慢の締めの形です。

と思ったら、山村がらしくないミスで92分に大久保に1点

返されてしまいます。

まあ、この辺が気持ち半分のプレシーズンマッチ(苦笑)

最後はもう一度、集中力を高めて逃げ切りで、

今シーズンのファーストゲームを勝利で飾りました。

 

④雑感

この時期は普通はコンディションを上げている最中なので、

川崎くらいのコンディションが普通です。

しかし、セレッソ天皇杯からオフ期間が短かったこともあり、

ある程度コンディションを落とさず、仕上げてきているようで、

この時期とは思えない仕上がりでした。

蛍辺りは、かなり仕上がってます。

日本代表好きな方には嬉しいかな6月にピークが来る仕上がりです。

逆にセレサポとしては夏以降が心配です。。。。。

この時期にこんなに仕上がると夏以降が心配なのですが、

今シーズンは2ヶ月の中断期間があります。

蛍は大変ですが、他の選手は2ヶ月の休養期間があります。

キヨと健勇も少し可能性はありますが、フルに働くかは微妙です。

なので、早いうちにピークを迎えるのも「ありかも?」と

少し思いました。もしユン監督が逆算で考そこまで考えて、

1シーズンを乗り切ったらとんでもない監督だなと思いました。

ACLを戦いながらコンディションを上げれば、

開幕はかなり他とは違ったコンディションで迎えれそうです。

5月まで突っ走って、オフ期間でゆっくり休んで、

昨シーズン失速した夏場を乗り切れば、

違った世界が待っているかもしれません。

 

他、新戦力を試せたのも良かったですね。

ヤン・ドンヒョンはまだ80%程度だと思いますが

コンディションが上がると面白そうだと思いました。

さすがの強さは見せていました。

PKを取られたシーンを見てもコンディションはまだまだです。

セットプレーで健勇、ドンヒョン、ヨニッチ、山村、達也が

並ぶ姿は終盤で劣勢時のパワープレーに強力です。

キレイに勝つだけでは優勝は無理。

劣勢のゲームでも勝ち点を稼ぐためには必要な武器です。

高木は少し入れ込んでいて心配していましたが、

得点できたことで、少し肩の力が抜けそうなのも良かったです。

あんな肩の力が入った状態続けてたら、悪い方向に行きそうで。

 

これ一応、タイトルになるのですか?イメージないですが(笑)

でも、☆2つより3つの方がバランスが良いので、

付くと嬉しいなとちょっと思いました。

全く雰囲気もゲーム内容もコンディションも

タイトルが掛かったゲームからは程遠いものですけどね(苦笑)

これで3冠と言われると、確実に背中がこちょばいです(笑)

で、天皇杯優勝チームはこのゲーム勝ててないんですよね。

ユン監督ったら、セレッソのジンクスだけでなく、

Jリーグのジンクスまでも破っちゃうなんて。

昨シーズンも昇格PO組残留と言うジンクス破りしてますね。

飛躍した年の降格。このセレッソのジンクスも

ユン監督にとっては、ただの都市伝説。

なんか、天皇杯の後は少し心配もありましたが、

この監督がいる限りはそんなジンクスもしょーもない過去の話。

今日の試合を観て、なんか確信出来ました。

ユン監督にジンクスなるものは存在しないと。

 

そんな感じでプレシーズンマッチの仕上げ的なこの試合も

一応、勝利、新戦力も試せて得点のオマケつき。

優勝を争うなら避けて通れない川崎との対戦にも勝つことで、

ルヴァンと続けてボールを保持するほど嫌な空気を覚えさせ、

言うことなしのゼロックス杯になりました。

さて、私も蛍が言う、リーグ戦の優勝こそ真のチャンピオンだと

思いますので、厳しい道だと思いますが、頑張ってもらいたいです。

ACLは私は楽しむくらいの気持ちで応援するつもりです。