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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第25節】 vs名古屋グランパス~改造着手。ベースはどこへ?

セレッソ大阪 vs名古屋グランパス 9/15(土) 18:00 K.O.

  at 長居スタジアム

①試合前

18:00試合開始予定が雷雨で遅れました。

長居ではつい最近、落雷による悲しい事故が起きたとこなので、

開催側も大変慎重な判断が迫られましたが1:15遅れで試合開始でした。

駆け付けたサポータには申し訳ないのですが、順延もあるかと期待していました。

”なぜ期待?”なのか言いますと、名古屋のメンバーが揃っているからです(^_^;

ケネディダニルソン、ダニエル。このセンターラインが揃った名古屋は恐らくJ最強だと思います。

しかも藤本クラスの選手が黒子に徹することが出来る布陣ってどうよ!

ってくらい、J最強の選手層です。

5月の対戦のように中盤が誰もいなかった時とメンバーが全く違います。

②スタメン

       ケンペス

  枝村    曜     螢

     タカ   シンプリシオ

 丸橋 康太   茂庭  大輔

 

       ジンヒョン

出場しているメンバーは同じでも戦術は大きく変えて来ました。

2週間空いたせいか、準備する余裕が出来たようです。

出来た?出来てしまった?かな?

③試合展開

今日はゴールシーンもないですし、詳細の試合展開は簡単に。

結果:0-2で名古屋の勝利

   得点者:田口、ケネディ

1点目は田口のFKがニアの闘莉王がスルーしてそのままゴールイン。

完璧に裏をかかれた失点でした。

だって、FKを蹴る前に中央で横一戦で並んでるじゃないですか。

TVで観ると名古屋の選手の顔しか見えません。

「マジで!どんだけ高さに差あるねん!」って感じです。

そのプレッシャーに完全に負けてしまいました。

2点目はカウンターから決められてThe END.でした。

前掛かりになってスペースを名古屋に与えると、

前半はそれほど怖くなかった永井がとんでもなく脅威。

④感想

試合的には予想していた通り、あの布陣の名古屋相手では

歯が立たなかったというのが感想です。

例えウチが良い状態でもドローが精一杯と感じさせられました。

なので、切り替えて次に挑むことが大事かと思います。

そんな中、セレッソの中身をもうちょい見て行きます。

クルピはやはり3シャドーにこだわりたいようですね。

そして曜には”真司”、”乾”になってもらいたい。

ハッキリとそんな意志が感じ取れました。

で、曜は意識してドリブルで運ぶという作業を何度も挑んでました。

前に言ったように曜はそんなにボールを運ぶ作業が得意ではなく、

ゴール前で一瞬のトラップで勝負する方が得意だと思います。

テクニックはあるのである程度は運べるんですが、最後の1手が

真司、乾のようにないので、最後は簡単に潰されてしまいます。

実際に今日は何度も挑み、いいとこまで運ぶんですが、

ダニ・闘コンビにこれでもかというくらい潰されていました。

さてさて、しかしここはクルピのこだわりもあり、次はどうするか?

そんな曜に2列目の技を授けることが出来るのか?

ソアレスと同じく、今の曜の適性に合わせるのか?

まあ、曜のテクニックを見ると一度は2列目で試したい衝動に襲われるのは、

どの監督でも同じなのかと思いました。

ただ、一つ大きな問題が生じていましたね。

曜が下りたことにより、枝村のスペースがなくなっちゃいました。

螢も実は厳しかったんですが、そこはシンプリシオを上手く利用して、

枝村ほど消えちゃう事態に陥りませんでした。

ソアレス時代にあれだけ新風を吹き込ませていた枝村が

クルピになってあんだけ消えちゃうなんて難しいですね。

ま、メンバーが揃った名古屋相手に色々と適応性が見れて良かったと前向きにとらえましょう。

さて、一度は試したみたい衝動にかられて、実際に結果を見ました。

大事なことはこの後にどうしてくるのかですね。

監督は私みたいにあの名古屋相手だから実力を発揮出来なくても仕方ない

なんていう発想は恐らくないはずですので。

しかも、やっぱりこの時期からは毎年負けない大宮が勝ちました。

新潟、ガンバも分けて粘っています。

結果もいるし先も見据えたい。

シーズン途中の就任は舵取りが難しいですね。

まだまだ降格争いは続いているので、油断は禁物です。

しかし田口の成長でダニルソンをあんな風に使われたら対戦相手はたまりません。