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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第26節】 vs清水エスパルス~丸橋、丸橋、丸橋、最後に健勇。

セレッソ大阪 vs 清水エスパルス  9/22(土) 18:00 K.O.

  at キンチョウスタジアム

①試合前

試合前に大宮とガンバの大勝を知ってました。

次節は苦手苦手苦手の神戸。

何が何でも勝たないといけない試合です。

そう、この試合に負けると次節に降格圏に落ちる可能性が非常に高い。

相性の良いホームでのエスパルス戦。

とにかく『結果』が求められる大事な一戦の開戦です。

②スタメン

        ケンペス

  ヘベルチ  曜     螢

       タカ  シンプリシオ

  丸橋  康太  茂庭  大輔

        ジンヒョン

古巣の枝村がベンチへ、代わりにヘベルチがスタメンです。

でも2列目を見たときに、2列目らしい唯一の選手がヘベルチですね。

③試合展開

開始早々、清水のマズイ守備でケンペスが抜け出すもらしいシュートで枠外。

6分 シンプリシオのサイドチェンジから丸橋が運んでアーリークロス

   ケンペスがシュートもお約束のポスト。

   思わず解説の人も私もポストを狙ってるんじゃ?と言ってしまったお決まりのシーン。

   足のシュートはほとんどポストかバー。

8分 シンプリシオが一瞬遅れたスキに抜け出したアレックスを焦ったシンプリシオが倒してPK

   ジンヒョンが触るも大前に決められて先制を許します。

といっても、クルピの清水との対戦はほとんど点の取り合い。

全く気にならない失点。大事なのはここからと思っていたら、

ここから丸橋のショータイムの始まりです。

18分 丸橋のループ気味のシュートも枠外。

    そしてその前のボールを運ぶ、タメて丸橋へパスを出す。

    これが2列目の仕事です。ヘベルチをここに入れたのは正解。

19分 タカの見事なパスを受けた丸橋がこんどは縦へエグッてクロス。

    ヘッドなら決まるケンペスのシュートで、

ゴーーーール!!!!!

21分 曜からのパスを受けた螢のシュートも難しかった。

38分 ケンペスが足で打つとやっぱりポスト。さすがに笑ってしまった。

46分 タカの見事なロングパスをヘベルチが見事なトラップ。

    ヘベルチの中央への折り返しを螢のシュート!

    GKが弾いたとこに曜が詰めて、

ゴーーーール!!!!!

見事に勝ち越して前半終了。でも、相手は清水です。

2-1で勝てる相手ではありません。何度も見てきた打ち合いの予感。

52分 シンプリシオのパスを中央でヒールで落とすヘベルチ、螢が狙うも枠外。

53分 シンプリシオの縦1本で曜が狙うもDFに当たる。

54分 丸橋の狙いすましたクロスで曜がヘッドも枠外。

で、いい時間に追加が取れないと痛いしっぺ返しは70分、

FKをアレックスに決められて同点です。

やはり、清水戦は点の取り合い(ただし、クルピの場合)

73分も丸橋の突破(その前のヘベルチのヒールもgood)から

    狙いすましたクロスから曜が合わせるもGK。

85分には長友張りのPA侵入の丸橋もオフサイド

87分散々崩した左サイド、最後は健勇が見事な切り返しからクロス。

    中央に走り込んできたシンプリシオがしっかりと決めて、

ゴーーーール!!!!!

そんな感じで試合はシンプリシオに始まりシンプリシオに終わりました。

で余談ですが、面白いと思ったのが、

クルピが全く勝てなかった名古屋にソアレスが勝って、

クルピだと打ち合いになった清水にはソアレスの時はロースコアやし、

それくらい少しのことでここまで展開が変わるのがフットボールであり、

この難しさが面白いんだなーっと改めて実感。

次のクルピが苦手とする神戸にはソアレスの方があっさり勝ったりして?

④感想

この試合のMVPは丸橋しかいないでしょ!満票で選出だと思います。

まさしくクルピの帰還で完全復活です。

清水のシュートは4本。PK&FK含めて。

なんせ清水で一番怖い大前のサイドでガンガン崩すものやから、

完全に左サイドの主導権を奪ってしまいました。

そして素晴らしいクロス連発。

もう、丸橋が上がるだけでワクワク!丸橋に目線が釘づけになりました。

少し清水の河井のポジションが微妙に間違えてるよなーっと思いましたが。

中より縦が得意な丸橋に対していっつも中を切ってるんです。

個人の判断か監督の指示(戦術上)かとっても疑問な点はありましたが。

(後から調べたら河井は本職じゃないんですね。ならシュートが怖い中を切るのは納得。)

まあ、そんな切り方を間違えている守備をさておいても丸橋の突破からのクロス。

もうセレサポにとってヨダレが出るくらい楽しかったんではないでしょうか?

それと予想通り、2列目らしいヘベルチは効いていました。

2列目に必要な要素。それはボールを縦に運ぶ。

ヘベルチは少なくともそれが得意な選手です。

ただ、これによって前節は枝村のおかげで目立たなかった螢が今度は厳しかったですね。

ちょっと、螢は可哀想だなー。あのポジションは。

せめて中央なら2列目もこなすと思うんですが、SHですからねー。

中央にポジションを取れた時やボランチの列に入った時は

持ち味を発揮出来るんですが、普通に右SHになると・・・。

やっぱりSHには”ドリブル”が必要な武器です。

螢の長所3つ挙げてもドリブルは入らないですね。

それに今日は丸橋が異常な活躍でしたので攻撃の軸がほとんど『左』だったのも

螢にとって出番が必然的に少なくなってしまいましたね。

それでもチャンス時には中央で良いポジションでちゃんと準備出来ているシーンは

何度もありこの辺はさすがです。まあ、今日は丸橋のせいにしときましょう。

曜は逆に2列目とFWをある程度自由に使っていました。

この辺はヘベルチが2列目の仕事をすればFWになるような感じでしたので、

前節の自分が2列目の仕事を全部やらなくっちゃ!から、

ヘベルチが2列目の仕事をしてくれることで、一つ自由が出来た気がします。

あと、涼しくなってきてシンプリシオがらしさを発揮しつつあります。

PKのシーンは完全なポカでしたが、基本的にらしさ全開です。

真夏だと最後のシーン、あそこまで上がって来てませんから(笑)

そしてそのおかげでタカがますますペース上がってます。

それだけに螢が少し可哀想な管理人でありました。

美しい丸橋のクロスの弾道を目に焼き付けて床に就きたいと思います。