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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第2節】 vsヴァンフォーレ甲府~SystemよりCondition?!

セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 3/9(土) 14:00 K.O.

  at 山梨中銀スタジアム

①スタメン

試合前から記事等で聞こえて来ていた4-3-3。

本番でどうして来るのか?気になるとこでしたが、その記事通りの4-3-3でした。

でも結局、後半から4-4-2に戻ります。

なので、前半の4-3-3と後半の4-4-2の両方載せておきます。

*何故か2枚フォーメーションを貼り付けようとするとエラーばかり。断念します。

比較的1カ月は我慢するクルピがまさか1試合でフォーメーションを

変えて来るとは正直思いませんでした。それくらい開幕戦に危機を感じたのでしょう。

でも、メンバー的に???の付く4-3-3ですよね。

曜とエジノってどう見ても4-3-3のプレイヤーじゃないですし。

ただ、タカと螢は生きそうな構成ではあります。

そんな4-3-3ですが、先に書いた通り後半からフォーメーションを戻します。

しかし、フォーメーションではなくブラジル人のコンディションがこの試合のカギでした。

②試合展開

開始早々、いい位置で甲府へFKが与えられます。

このファールが前節指摘したシンプリシオ。

このファールが偶然ではなく、今のシンプリシオを表すプレーであり、

この試合の一つのポイントでもあります。

2分 健勇の浮き球のパスにタカがシュートも枠外。

   2列目の飛び出しは開幕戦になかったプレーです。

   今日のタカと螢はかなり意識してやってました。

4分 相手のクリアミスをエジノがシュートもGK。

5分 健勇と曜のワンツーから健勇がドリブル突破し、曜へラストパス。

   それを受けた曜が2試合連続の見事な

ゴーーーーーール!!!!!

”8”と”20”の連携からのゴールですよー!

古いセレサポなら思う所、ありますよね。思い出しますよね!

10分 タカ、丸、シンプリシオと狭い地域でパスをつないで

    シンプリシオのパスを曜が落としてエジノのシュートも枠外。

    それなりに形が出来たいいシーンでした。

    ただし、これがこの試合エジノのラストプレー?(笑)

スタートを飛ばしたことと先制したことで、主導権を一度甲府へ渡します。

怖い場面もありつつも比較的しっかりとブロックを作って守れていたと思います。

ただ、カウンターの怖さが余りなかったので守り切るには苦しい流れ。

そんな中、

36分 ウーゴに決められて同点とされます。

    この点はそのひとつ前のシンプリシオのプレー。

    CKのクリアボールが左にこぼれますが、そのボールをシンプリシオが追い掛けます。

    そして先にボールに追いついたにも関わらずあっさりとボールを奪われ、

    そのクロスから同点ゴールを奪われます。

41分 全く同じようなシーンが。またもや左サイドでシンプリシオがボールを奪われ

    あわや逆転ゴールというシーンが生まれます。

シンプリシオは開幕戦に比べ、動こうとしていましたし、動いていました。

しかし、暑さも手伝って体重が増えた体では体のキレがやっぱりないんです。

どうしても球際で「コンディション不良」が出てしまっています。

それ以外では誤魔化せるほどのプレイヤーなのでなんとなく帳尻は合わせれますが、

球際はやっぱり誤魔化しきれない。

典型的な2つのシーンであり、開始早々のファールはそれを予見していたんだと実感しました。

なんとか前半を0-0で終えると、ブラジル人贔屓のクルピもさすがに動きます。

エジノ、シンプリシオに代えて南野と枝村を投入します。そりゃそうでしょ。

暑さのせいもあって前半終了間際にはこの2人だけ90分終了したような疲れ方でした。

46分 枝村、螢とつないで健勇のシュートも枠外。

    これぞセレッソと言わんばかりの攻撃で後半開始です。

    コンディションの悪い2人が抜けたことでバランスは良くなります。

だけど、ここから五分な展開。どちらもリスクを冒さない落ち着いた時間帯です。

68分 南野の見事なパスから曜のシュートもミートできず。

    南野のパスも曜のトラップからのシュートも素敵でした。

78分 健勇がしっかりとポストとなり南野へパス。

    南野は抜き切らないタイミングでシュート(スアレスみたい!)

    ポストに弾かれるも螢が見事なボレー!!!

ゴーーーーーール!!!!!

この後半一番目立っていた南野からの決勝点。

この得点はチームを作って行く上でしっかりとした形で取れた大事な得点。

そして連勝を飾る貴重な得点でもあり、これからの期待が高まります。

85分 右に開いた健勇が起点となって南野へ戻す。

    南野が上がって来た螢に戻す。

    螢は健勇と入れ替わって空いた曜へパス。

    曜は技ありのパスを椋原へ。

    椋原のクロスを枝村がシュート!

    も枠外で決まりませんでしたが、これもこれぞセレッソという攻撃。

そしてこの後の時間もしっかり守り切って、15年振りの開幕2連勝です。

調子が良くなくて連勝って、優勝狙って応援しましょうよ!

③雑感

タイトルにも書きましたが、システムがどうこうよりコンディションの良い選手を使いましょう!

と、ハッキリとわかった試合でした。

特に、シンプリシオとエジノが抜けた後半にはセレッソらしい攻撃が何度か見られました。

もっと調子が上がれば、本来の力を取り戻せそうです。

で、その間にシンプリシオとエジノにはコンディションを上げてもらいたい。

優勝を狙うにはこの2人が厳しい夏場にトップコンディションになってもらわねば。

後、試合経過でも触れた南野は今日はMVP級の活躍でした。

甲府側が慌てケアして来たことからもその活躍が伺えます。

攻撃でも目立ってはいましたが、むしろ守備面での貢献が素晴らしい☆

甲府の後半のシュートは1,2本だったと思います。

その影の立役者とも言うべき活躍でした。

次はゴール取るぞー!

そして曜は2戦連続ゴールで結果も伴い、最高のスタートです。

”8”の話で周りはうるさいですが、若い頃から”天才”とマスコミに

騒がれ続けた彼は精神的に成長していてどこ吹く風ですね。

外野は外野。自分のプレーに集中する術を覚えたのかもしれません。

すぐに”天才”と騒ぐマスコミにはうんざりで腹立たしい限りでしたが、

それを乗り越えた曜を見て、今は試練をありがとうって思えるようになりました(笑)

そんな曜の活躍にセレサポの思いとして本当に熱くさせられます。