セレッソ大阪 ｖｓ 徳島ヴォルテス ３／８（土） １４：００ Ｋ．Ｏ．
ａt ポカリスエットスタジアム
今節は何よりセレッソと関係が深い徳島。
ん？紅白戦？みたいなシーンが目白押し。
濱ちゃん、ケンヤ、大器、小林監督・・・。なんかまだセレッソにいるような気がして。
そんな楽しみな試合。でも、会場は寒そうでしたね。皆さん風邪など引かぬように。
①スタメン
体調が心配された曜は先発に名を連ねますがフォルランはベンチスタート。
練習中に負傷した康太に代わりカチャルが入り、
体調不良のシャケに代わり新井場が入ります。
②試合展開
開幕で０－５と大敗した徳島のホーム開幕戦。
それに対してまだまだ連携含めてチーム作りの真っ最中のセレッソ。
そんな２チームの対戦はどのような立ち上がりに？
まず、試合開始から高い位置でプレスを掛けることに成功したセレッソ。
徳島はボールを奪った後のセレッソの選手の切り替えスピードに戸惑い。
前に向けずにどうしても後ろを向いてしまいます。
そこに更に人数を掛けることで主導権を奪います。
特に蛍の攻守の切り替えのスピードは際立ってました。
9分 いきなりＦＫのチャンスが蛍が蹴って
ゴーーーール！！！！！！
その後は左サイドでの大器ｖｓ拓実の同期対戦は楽しかった！
12分 そこに助っ人で丸が加わって完全にサイドをエグッテクロスを
千代反田のクリアボールがゴールへ
ゴーーーール！！！！！！
早いうちの２得点で気持ち的に余裕が出来たセレッソ。
18分 曜と健勇のダブルヒールでつないで最後は拓実も大器がブロック。
25分 タカがまた中途半端なトラップを濱ちゃんに狙われて黄紙で止めます。
そろそろタカはこの悪いクセ直さないと。ロンドンから”成長”が見られないのが残念。
34分 アーリアからファーの曜へその折り返しを蛍スルーでアーリアがシュート！
もケンヤ君がガッチリとキャッチ。
この後くらいから前半のプレスの疲れもあってペースダウンのセレッソ。
徳島はスピードにも慣れてここからが自分達のフットボール。
ドウグラスを中心に攻めます。
40分 ドウグラスのヘッドはヒヤッとさせれる。
カチャル、達也もＪでも屈指のＤＦ。
この後も何度も勝っていたのでこの選手を軸に戦われると非常に厄介。
何とか最後10分ほど徳島の攻撃に耐えてハーフタイムへ。
攻撃はまだまだやけど守備は安定してきた。
開幕戦は少し不安定やった達也も調子が戻って来たのが嬉しい。
後半は巻き返せるかと思っていたら完全徳島の立ち上がり。
曜、アーリアの運動量の低さが目に付く。
なので開幕戦は遅かったポポが63分にカードを切る。
拓実に代えてフォルラン投入。
え！？交代は拓実？？？
曜でもアーリアでもええんちゃうの？
もしくはポジションのかぶる健勇。私にはわかりません。
確かに左で大崎がかなり躍動していたので守備面でテコを入れたいのはわかるけど、
でも・・・・
フォルランの受けた指示はわかりやすかった。ボールを早く回せ。
とにかく動いてボールを受けてワンタッチで回すフォルラン。
これで遅くなっていたチームのスピードが上がる。
攻撃としては迫力が出るまで行かなかったが、徳島の出足を止めるには十分な効果。
２－０というスコアから主導権を握れば展開としては十分と考えるか。
（セレサポ的にどうかはちょっと別問題やけど）
75分 相手のバックヘッドに反応したフォルランがエリア内に侵入。
ＤＦをキックフェイントで交わしてシュートもケンヤ君のセーブ。
その後はフォルラン、丸と２本ほどミドルはあるがアーリアが消えてたこともあってか、
特に大きな見せ場はなく試合終了。
今シーズンの初勝利をつかみました！
③雑感
勝ちはしたが「つぼみまだ堅し」という試合でした。
そして後半はやや眠しという試合展開でしたし。
シーズンが開始してしばらくは試行錯誤が続くと思いますので内容は悪くとも
勝ち点を取れたということは良いことと前向きにとらえたいと思います。
今後もチームが完成するまで勝ち点を落とさないようにするには曜、フォルランといった
違いを生む選手がワンチャンスをものにすることが大事です。
基本は４月中に形を作る。夏までに熟成させる。秋に完成するがベストプランです。
それも勝ち点を内容が悪くとも拾ってないと“迷い”につながり
悪い方にしか転がりません。
それだけにチームの形が決まらない３月は“内容が悪くても勝ち点”を
合言葉に頑張りましょう！
今回は早めに点が獲れたことで比較的試合としては楽になりました。
蛍ありがとう！！！
その代わり連携の悪さがとても目に付きました。
全体的にはタイトルに書いた通り、”足元でボールを欲しい”人が多い。
曜がコンディション不良もあってかスペースに走る人がとにかく誰もいない。
何度も人がいないところへコロコロとスルーパスが出てました。
普通、１試合で何度もあんなシーンがあるって”どうかしてるぜぃ”って感じです。
これは昨シーズンならここへ人が走っていたんだろうなーって実感させられました。
そして、後半になるとフォルランが何度かスペースにフリーランをしたんですが、
今度は一度もスルーパスが出ず・・・。特にアーリア！２回はチャンスあったぞ！
２－０の時に攻撃で勝負しないことは世間では間違いじゃないが
セレッソでは間違いである。
これは長年セレサポをやっている私から大きな声で言わせてもらいたい。
今日の試合を観てまずは曜が体調を戻して裏へ飛び出せる状態になることが必要かと。
フォルランが今日みたいに意識的にチームの潤滑を果たしてくれるのであれば、
それなりに形になるかもしれません。
それで勝ち点を稼いで５月くらいまでにアーリアが順応してくれたらなんとかなるかな？
とにかく勝ち点３を取れたので肩の荷は降りたと思います。
ここから連携を高めて行ってもらいたいですね。
