セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島 3/1(土) 14:00 K.O.
at ヤンマースタジアム長居
オフシーズンに色々ありすぎてなんかフワフワした感じで迎えた開幕ですね。
でも1シーズンと言うのは何があるかわかりません。
1試合1試合、一歩一歩進んで行きましょう!
そして本ブログも5年目に突入!今シーズンもよろしくお願いします。
①スタメン
}基本形はこの形(4-2-3-1)でスタートしていました。
時間が経つにつれ(4-4-2)になっていたでしょうか?
まあ、この4-4-2はあかんと前回にも書いたんですが予想通り機能しませんでした。
②試合経過
広島にケガ人が多く基本はボールを持つ時間が長いかな?と思った立ち上がり。
何より天敵中の天敵の高萩と苦手中の苦手ミキッチがいないのは非常に助かる。
6分 マルのインターセプトからフォルラン→曜のホットライン。
曜の見事なファーストタッチでDFを交わしてループもGKキャッチ。
これからワクワクさせるような立ち上がりに大興奮だった人も多いはず。
まさかこれがこの試合のセレッソにとってのハイライトになるとはorz
14分 蛍がファールかと足が止まる相手を尻目に曜へパス。
落としたボールを拓実が狙うもバーの上。
17分 寿人のオフサイドをアピールしてる間に野津田に抜けられるも
今シーズンもジンヒョンは健在。さすがのセーブ。
26分 フォルランがヘッドで曜へ落とす。曜がフォルランへ返したところを
フォルランのシュートも枠外。
まだ体がもう一つ切れていないタイプの外し方。良く言う腰が回らないってやつですね。
でも、体がキレてくるとこういうチャンスで点が獲れる。それがフォルランが持つ大きな可能性。
34分 フォルランのFKも壁に当たる。期待の瞬間も感覚はまだまだ。
42分 タカのフワッと前線の曜へDFのクリアをフォルランが狙うも枠外。
だから、まだ体がキレてないんです。
0-0のまま前半終了。アーリア代えて龍でどや!って思うも開幕戦でそりゃないか。
後半開始は少し前掛かり気味に入るセレッソ。
46分 マルのミドルシュートで幕開け。マルなら可能性を感じるのでOK!
53分 タカのカットから縦の曜へそして曜から拓実へ。
拓実が狙うもGKに阻まれる。
70分 均衡を破ったのは広島。選手交代で活性化したサイドを起点に
石原が粘って折り返したボールを塩谷のゴール。
この後、浅野が決定機を外したので、同点狙えると思っていたが、
セレッソは予想以上に攻め手がなく苦手の開幕戦は黒星スタートです。
後半、少し省いたのバレました?
今シーズンも限られた時間で更新しますのでこんな感じでよろしくお願いします。
③雑感
まず楽しみな広島戦を開幕からやるのはもったいない!!!
いつも攻撃的な両チームのぶつかり合いは1年間通して楽しみな試合。
でも、開幕はどうしても硬いし慎重になってしまって、いつもと違う展開になってしまう。
それがまず残念でした。
さて、その中で試合を振り返ると“楔”となる選手が存在しないこと。
つまり“シンプリシオ”の不在をもろに感じる結果となったと思っています。
そして縦の楔を失うことで完全に持ち味を消されて弱点ばかり目立つことになったタカ。
タカの良さは左の縦への楔を入れるパス。これでリズムを作り出す選手です。
しかし、タカがボールを受けた時にトップ下には誰もいません。
仕方なく横の蛍や上がりが遅れるサイドへ展開。これじゃスピードが上がりません。
この縦のラインを失ったことで昨シーズンまでの攻撃の核を失ったように感じた試合でした。
開始早々は4-2-3-1でフォルランが受ける、曜が下がってフォルランが前に出ると言った、
縦への幅を作り出していましたが、4-4-2に近い形になってからはトップ下が完全に不在。
せめて蛍のランで縦の幅を作り出してくれれば良かったんですが、
予想通り蛍のボックスtoボックスの動きはほとんど見られず。
(ここはクルピ→ポポになって絶対変わるとシーズン前にも書いた通りです。
この2人の監督ではボランチの考えが最も違うと思ってました。)
そしてアーリアってもっとあそこに顔を出してくれる選手かと思っていましたが、
自分のプレーもままならない状態でしたから、少し時間が掛かりそうです。
トップ下に楔のボールが入らないのでリーグでも屈指の守備力を持つ広島にとって
全く怖さはなかったんじゃないでしょうか?
もちろん、曜がトップにいる限り油断は出来ませんが怖さはなかったと思います。
広島もやはり開幕戦。それほど攻撃が噛み合っていたと思いませんが、
そこはさすが森保監督。選手交代で完全に流れを変えてみせました。
逆にポポは選手交代について噂通り遅いですね。
広島が選手交代で流れを見事に変えてみせたんやから、
そのタイミングで流れを戻す交代をしないと本当はダメなんですけどね。
まあ、そこはシーズン序盤はメンバーを固定したいという監督もいるので譲るとしても
ロスタイムにドリブラー楠神投入は意味がわからなかったです。
あんなにスペースがないのにドリブラーかよ!って突っ込んじゃいました。
一体どこをドリブルしてもらおうと思ったんでしょうか?
案の定、ボールにほとんど触ることすらありませんでした。あれじゃ楠神が可哀相。
もちろん、だからと言ってシンプリシオの代わりを作れと言う訳じゃありません。
昨シーズンはたまたま縦の楔を入れるのが得意なタカと受けるのが
得意なシンプリシオがいたから出来た素晴らしい関係です。
いないなら違った形を作るのが監督の仕事。
昨シーズンのようなスイッチの入る形を作るのは当然監督の仕事。
ここからどのようにチームを作り上げていくのかまずは見守りたいですね。
その答えの一つがカチャルなのかもしれませんね。
連携は滅茶苦茶やったのに何かリズムが変わった。
そこに今シーズンのセレッソの答えがあるのかもしれません。