Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第31節】vs湘南ベルマーレ~ポゼッションにはハイプレス。

セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ 

at ヤンマースタジアム長居 15:00 K.O.

 

①スタメン

前節から丸がLSBに完全復活です。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 - 0 湘南ベルマーレ

  50分 奥埜 (セレッソ大阪

 

③試合展開というより雑感。

すいません。今晩の試合のせいで頭がいっぱいの管理人です。

 

いきなり、お互いにDFのミスから決定機を迎えますが、

共に決めきれないまま、試合が落ち着きます。

セレッソはいつものポゼッションに入りますが、

湘南が怒涛のハイプレスを仕掛けてきます。

ん?まるで前節のプレイバックです。

つまりはセレッソのポゼッションへの対抗策がハイプレス。

それが答えですよね。

ちょうど、今晩の戦いにおけるCL_Q.Finalが正しくその構図。

そう!ポゼッションにはハイプレスが一番効果的です。

ここまでロティーなのポゼショナルフットボール

躍進を遂げてきましたが、次第に相手に研究され始めました。

そこにケガ人続出が重なって厳しくなりましたね。

特にメンデスの不在は大きいです。

中央の楔が全く入らないのです。

基本ベースは中央に楔を入れてボランチとパス交換。

そうやって目線を中央へ集めている間に

その間に両SBがラインをはみ出る勢いで広がり、

サイドから攻略するのが常套手段です。

それが中央に楔が一切入らないので苦しい展開です。

相手のハイプレスに苦しめられました。

そこにオフザボールにそれほど動けない孝司が

ネックとなって全く試合をさせてもらえませんでした。

孝司はもう少し時間が掛かりそうですね。

ティーナのフットボールは難しくて、今のメンバーも

習得するまでに3ヶ月掛かっていますからね。

途中出場のようにやることが明確なら良いのですが、

先発で多くの枠割をこなさないといけない

ティーナのフットボールは大変です。

奥埜がFWで活躍していることからもよくわかります。

 

そんな苦しい展開でしたがハイプレスはどうしても

90分は厳しいので、足が止まり出す時間がチャンスなので、

30分過ぎからようやくボールをつなげるようになって

チャンスを迎えるも決めきれないまま前半を終えます。

 

後半が始まると再びハイプレスを仕掛けられて苦しんでいたところ

戻って来た丸がキックフェイントからドリブルで抜け出してクロスに

奥埜がバックヘッドで

 

ゴーーーーール!!!!!

 

前節のマネを彷彿させる見事なバックヘッドでした。

 そして丸の存在感はやはり圧倒的です。

 

 その後は同点にされてもおかしくない反撃を受けますが、

堅牢な守備と相手の決定機逸にも助けられての勝利。

苦しいゲームでしたが何とか勝利で飾りました。

 

しかし、1シーズンを考えると同じ戦術では研究されるし、

ケガ人が出るのも仕方なし。

どうやって切り抜けるのかも大事な要素ですね。

その点、次は神戸なので相手にポゼッションされるタイプ。

こちらの方が勝ちやすいような気がします。

逆に清水、大分はハイプレスを仕掛けてきそうな予感。

今のままだとまた苦しみそうですね。

色々な戦い方が出来ることがリーグ戦は大事ですね。

残り3戦。

来季へつながる戦いをしてもらいたいです。

ただ、出来れば4位で。ACLは遠慮させてもらいます。

 

【PL_第12節プレビュー】 vsManchester City~頂上決戦_1st_ROUND

いよいよやって来ました頂上決戦の1stラウンド。

昨シーズン、1ポイント差の2位。

しかもわずか1敗での2位。

夢にまで見たPLの賜杯には届きませんでした。

しかし、ライバルチームであるシチズンズには

直接対決で1分1敗。

結局、この差が直接の差につながった訳ですし、

直接対決で勝ったことないのに優勝とは虫が良すぎます。

それだけにこの直接対決は重要。

優勝するために絶対に越えなければならない壁だと思います。

ライバルのシチズンズはあれだけ負傷者が出ながらも、

勝ち点差6の2位。

改めて底力を感じます。

昨シーズン1月で7Point差あったにも関わらず、

逆転優勝された昨シーズンを考えると、11月で6Point差なんて、

実質、差がないも同然。

しかも1月からケガ人が戻るシチズンズに対して、

レッズは12月から常識の沙汰を越えたハードスケジュール。

元々、昨シーズンのCL決勝から代表戦も経て、

勤続疲労が心配なレッズの面々。

つまり年明けから一気に形勢逆転なのは間違いありません。

それだけに、今の差ではなく、直接対決で勝っておくことが

めっちゃめっちゃめっちゃ大事なのです。

 

恐らく、明日のAnfieldは言葉で言い表せないくらいの

雰囲気になると思います。

昨シーズンのCLバルサ戦を上回る

鳥肌ものの世界No.1の雰囲気に。

恐らくスタジアムでは隣の人とも会話出来ないでしょうね。

それくらいKOPが望むプレミアのタイトル。

そのために絶対に越えなければならないシチズンズ。

明日、燃えなければKOPじゃありません。

そしてAnfieldでの対戦は勝利は必須。

ドローは負けに等しいです。

逆にエティハドはドローで十分。

つまり昨シーズンの成績を逆転させるのです。

 

今、全世界が注目する世界最高の1戦。

舞台は整いました。

我ら全世界のKOPが一丸となって声援を送るはず。

さあ、いざ出陣!!!!!

 

You'll Never Walk Alone.

 

【第30節】vs松本山雅~丸橋とメンデスの存在感。

セレッソ大阪 vs 松本山雅 

11月2日(土) 15:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

メンデスが離脱でFWには鈴木孝司が入ります。

丸がベンチに復帰。あれ?骨折なのでは?

 

②結果

セレッソ大阪 1 - 1 松本山雅

  24分 ソウザ(セレッソ大阪

  62分 杉本 (松本山雅

 

③雑感

早朝から吠えてしまった(近所迷惑です)レッズ戦で1日中、

フワフワしていて更新するのも忘れて時が過ぎてしまいました。

マネのゴールもう5回も観ました(笑)

おかげでセレッソのゲームの記憶が薄れてしまい。。。。

何となくの雑感で更新しておきます。

 

この試合は松本山雅がハイプレスでセレッソのパスを

寸断しようという狙いが見て取れる立ち上がり。

こういった相手にはもう少しハイボールを使っていたのだけど、

ふと気づいたブルーノメンデスの存在感。

ロングボールが収まらないのでロングボールを使えません。

これが結局、後半に痛い代償を払う結果になってしまいました。

 

その後半は反町さんがはっきりとコメントしていましたね。

「右サイドを前に行かせた」と。

これ、反町さんは控え目に言っていますが本音は

「舩木が穴なのでガンガン行け」です。

これでセレッソの左サイドを完全に制圧されてしまい、

本来は右と左に大きく揺さぶることで相手のマークを外す

本来のパス回しが全く見ることが出来ません。

故に、行き詰ってしまいやり直すも相手のハイプレスが来る。

しかし、先述の通り、メンデスがいないと

ロングボールを蹴っても収まらない。

結果として中途半端なパス回しに終始し、

最後はミスからボールをロストして同点弾を奪われてしまいます。

完全にセレッソのレギュラー組と控え組の差を

反町さんが上手く突いて、勝ち点を持ち帰った。

そんなゲームになりました。

現に丸橋が出た後のセレッソの左サイドは活性化し、

右、左と幅広い攻撃が蘇りました。

改めて丸橋の存在感を示した試合となりました。

 

後、交代枠も高木が1番手と言うのもツライ現状ですね。

正直、ロティーナのフットボールにおいては高木に

良さを感じたことがありません。

ただの不用意にボールロストする人。にしか映りません。

残念ながらロティーナのフットボールはしんどそうです。

 

ティーナの個ではなく組織で戦う力はかなり付いてきました。

ただ、合っている選手と合っていない選手の差が明らかなので、

来シーズンはこの辺りの陣容も考えないといけませんね。

基本的に個に頼らないので多少、メンバーが入れ替わっても

それなりにやれるはずですが、この試合は2人の不在が重く

のしかかる結果となってしまいました。

それでも元々都倉、キヨを欠いている訳なので4人欠くと

さすがにどんなチームでもしんどいですね。

でもキヨは1シーズンをフルに働けるフィジカルはないので、

そこは想定内にしておかないといけません。

でも、これらの状況を考えるとACLは避けた方が良い気がします。

2チーム分の戦力は少なくともないことが明確です。

今日のようなゲームが続くと厳しいシーズンになりかねません。

やっぱり地に足を付けてリーグをしっかりと戦いたいです。

 

それにしても丸はサイボーグなのかもしれませんね。

次節はよろしくお願いします。

ただメンデスの不在は厳しいです。

改めて得点以外での貢献度の高さを示す結果となってしまいました。

 

【第29節】vs北海道コンサドーレ札幌~世紀の決定機逸ショー!

セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌

10月18日(金) 19:00 K.O. at 札幌ドーム

 

①スタメン

丸橋の代わりは舩木で行くようです。

ボランチには引き続きソウザです。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 - 0 コンサドーレ札幌

   6分 柿谷(セレッソ大阪

 

③試合展開

2週間お休みのセレッソがルヴァンを戦った札幌相手なので、

上手く主導権を持って試合に入ります。

 

いきなりのチャンスはCKからヨニッチのシュートを

ハンドで止められるところから始まります。

 

こういうアクシデントがあると、また得点が取れないのでは?と

不安がよぎる中、前節から苦しんでいるだ得点は

意外にもアッサリとゲットに成功します。

 

5分 右の陸から上手く楔が入って2TOPでパスをつないだボールは

  中央で待ち構える柿谷へ

  狙いすましたカーブの掛かったシュートはキレイな弧を描いて

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

半年ぶりのゴールで先制します。

これでまたうるさい連中に誤審と大騒ぎされずに済みそう(笑)

セレッソもこれで呪縛が解けたかと思いきや、ここから表題の

世紀の決定機逸ショーが始まります。

 

10分 ルーズ気味なボールを奥埜が拾ってそのまま持ち込み

   右サイドの宏太へパス。宏太のキレイなグラウンダーのクロスに

   どフリーのBメンデスのシュートもGKファインセーブ。

 

この後は問題の得点後の失点に対応すべく落ち着いた4-4ブロックを

形成します。ほぼ完封に近い守備ですが、やっぱりたまにソウザが

食いついて剥がされるとピンチを迎えていたので、ここはやっぱり怖い。

ソウザが剥がされる以外はほぼ完ぺきな守備陣です。

そうやって相手の攻撃を食い止めていればカウンターのチャンスです。

 

32分 奥埜が相手のGKへのバックパスを奪い、宏太へパス。

   後は蹴りこむだけでゴーーー。。。。外れる???????

   GKいないのに外れる????????

 

73分 ハイプレスからボールを奪ってソウザから柿谷、

   柿谷がソウザへ戻してシュートもGK。

 

74分 そのCKからセカンドボールを奥埜のミドル。

   奥埜はミドルの方が得意ですね。そら元々ボランチですからね。

 

そのまま守り切って1-0の勝利です。

そろそろ家族サービス出発の時間なので試合展開は

早々に切り上げます(苦笑)

 

③雑感

私は何度も書いている通り、決定力不足と言う言葉は嫌いです。

でも今日は酷すぎる。。。。。。。

試合展開には書かなかったけど、後半にもバックラインのミスを

奥埜が奪ってGKを交わしたシーンがありましたが得点ならず。

つまり、1試合で2回GKを外しているのにゴールが決まらない。

そんなことあります????

さすがにキツイです。

正直、あれだけ決定機を逸すれば、最後に痛い目に遭うのが

フットボールの常識なので、勝てたことに驚きがあります。

故に、どちらか言うと、ルヴァンで全力を尽くした札幌さんの

疲労に助けられたゲームと言っても過言ではないでしょう。

チーム戦術としては成熟してきて、攻守ともにトップクラスの出来。

でも、もう一つ上を狙うのであれば、さすがに決定力を上げないと

しんどいです。あれだけ外すと勝ち点をどうしても落としてしまいます。

来シーズンの大きな課題ですね。

 

久しぶりのゴールで復活をアピールした柿谷ですが、

調子が上がってきている要素に宏太と左右のバランスを

変えていることが良い方に転んでいるのでは?と思います。

以前の守備の時は宏太が前に食いつくことが多かったのですが、

最近は柿谷がその役割を果たすようになっています。

(前は宏太の判断かと思っていたけど、最近組織的にやっていると

 思えるようになってきました)

やや前でプレーすることで大好きな中央に入りやすいからかな?

ゴールはらしくないゴールですが、美しい軌道のゴールでした。

ただゴラッソの文字が並ぶが、さすがにゴラッソの安売りです。

本人的にはゴールは最良の薬だと思うので、これから更に

良くなりそうで良かったです。

後、ボール保持時にプレスを掛けられてオドオドしてた

舩木はこれを機に成長していってもらえたらなと思います。

(ちょっと狙われていた感はありましたので可哀想でした)

【レッズ】ここまでを振り返って。気になるサラー。

開幕8連勝。

2位シチズンズとの勝ち点差8。

威勢の良い言葉ばかりが並び、

もう優勝間違いないと報じるタブロイ紙も現れる始末。

でも、レッズサポにそんな浮かれた人は誰一人いないと思います。

昨シーズンも1月の時点で首位、2位との勝ち点差7。

そこからの失速で勝ち点差1の2位に甘んじました。

スアレスに導かれたシーズンなんて4月に首位に立ったのに。。。。

これまでも何度も最後に失意を味わっているレッズサポにとって、

何ひとつ”安心”なんて言う文字はありません。

特に昨シーズンのバルサ戦に代表されるように逆境に立たされた時の

チームやサポのアドレナリンはハンパないのですが、

こういった首位に立った状況になると、何故かオドオド。

これがレッズだから仕方ありません。伝統芸みたいなものです(苦笑)

ファギー爺の悪魔さんやモウさんのブルーズが羨ましくて仕方ありません。

それ故にレッズはトーナメントに強くリーグ戦に弱いのでしょうね。

 

で、今シーズンに目を移すとここ最近は”良く勝てた”という試合が

続いています。特にナポリ戦の敗戦以降は絶不調。

強い方のユナイテッドと言われてるシェフィールドUには

GKのトンネルで薄氷の勝利、ザルツブルク戦は南野に躍動されて、

あわやアンフィールドで星を落としそうなゲーム。

フォックスズ戦も最後の最後の微妙なPKでかろうじて勝利。

恐らく、他のサポなら内容が悪い試合でも勝つことが出来るチームは

本当に強いチームだ!なんて称されるのでしょうが、

レッズサポだけは泣きながら勝利を噛みしめてます(笑)

正直、そういった耐性のないクラブですので。

 

ここからはもっと厳しくなると予想しています。

まず昨シーズンと全く同じスカッドで入ったレッズは

前半戦は他のクラブより1日の長があるのは当たり前です。

他のチームが成熟してきて、更にレッズの研究が進めば

上積みの無いレッズが苦しくなるのは必然です。

むしろレッズは勤続疲労から下降線を辿る時期に

他のチームは最も調子を上げるタイミングにぶつかります。

そのためにもケイタとチェンボが上積みにならないと苦しいですね。

更にシャキリ、オリギ、ララーナ辺りも。

クロップは上手く行っている状況では極力メンバー固定したい

タイプなので、今後の選手起用が注目されるのは間違いありません。

 

レギュラー組に目を向けるとサラーがかなり気になっています。

例のマネ激怒事件以降の消極的なプレーがめっちゃ気になってます。

いつもなら強引にシュートに行くシーンでも常にマネにパスを

出そうとして合わないシーンが散見されています。

一つ間違えばセルフィッシュと取られかねないプレーではあるが、

サラーの最大の長所はあの強引さだと思っているので、

そのプレーが消えたサラーは怖さが半減してしまいます。

たまにボビー、マネよりサラーなら欠けても的なコメントを

見かけますが、あの強引なプレーがDFを引き付け

他のプレーヤーにスペースを与える訳なので、

私はサラーなりのチームプレーだと思っています。

3人の長所の最大公約数が今のレッズだと思っているので、

サラーの強引さは絶対に必要なものなのです。

ここにそのスペースを思いっきり活用出来るボビーと

そこをスイッチにスッとゴール前に現れるマネ。

この関係性こそが魅力だと思っています。

そのサラーが普通のプレイヤーの選択をしてしまうと

相手のバランスが崩れにくくなります。

変な話、バランスの良い攻撃は守りやすいです。

逆に静かな水面に一つ石を投げ入れることで、

波を起こすことが出来る選手がサラーだと思います。

相手に一石を投じることでバランスを崩せるのです。

マネ激怒事件以降のサラーを観ていてもわかる通り、

セルフィッシュな選手ではなく、人間的にも良い選手です。

わかる人にはわかるので、自分の長所である強引さは

失わないでもらいたいです。

そして時に強引な攻撃からとんでもないゴールを奪うことも

出来る訳ですから、インターナショナルブレイクの間に

リフレッシュして元のサラーに戻ってもらいたいものです。