Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【レッズ】ブルーズとの頂上決戦は極上のゲーム。

 

 

Liverpool vs Chelsea 

9月29日 25:00 K.O. StanfordBridge

 

①スタメン

何より両チームベストメンバーで挑めたことも

このゲームが極上なゲームになったスタートライン。

結構、両チームで2,3人は欠けるものですので。

 

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②試合展開

最初からお互いに調子の良さそのままに入ります。

Awayだろうとガンガンプレスに行くレッズのメンバー。

かといって、ブルーズもポゼッションを諦めない。

印象的なシーンがケパがボールを持っている時に

ブルーズの最終ラインの間に並ぶレッズの3TOP。

この睨み合いのシーンが何度も繰り返されるのですが、

プレスのレッズとポゼッションのブルーズを象徴するシーンでした。

レッズは明らかにジョルジーニョへのパスコースを消す作戦。

3TOPは攻撃以外にも重要な役割を担っています。

 

4分 そのプレスから相手が不用意にサイドに逃げたところを

  アーノルドがパスカット、マネが競り合ったボールは

  フリーのサラーに。サラーのシュートは。。。調子が悪い。。。

 

10分 アーノルドから中央のサラーへスルーパス

   サラーがフリーでシュートも枠外。

   正面から2本も絶好機を外すなんて。。。。調子悪い。。。

   ただ、この時のボビーのラン。最高すぎる!!!!

   これぞボビーと言う極上のランですね。

   普通、中央で危険なサラーがフリーになりません。

   ボビーは絶対に替えの利かない今のレッズ最高の選手です。   

   

14分 今度はファンダイクが中央で奪ってそのままマネにパス。

   マネはボビーに預けて、もらい直すとそのままシュートも

   体が回り切らずシュートは流れます。

   

17分 ジニのカットからミリーが中央のサラーにロングパス。

   サラーがつないで最後はボビーのシュートもブロックされる。

   サラーがなぜ中央でフリーになるのか?

   すべてボビーのせいです。ボビーのランは世界一!

 

そうなるとブルーズも少し長めのパスも使い出します。

 

21分にはダビド・ルイスのロングパスにウィリアンに完全に

裏を取られるも、さすがアリソン!見事な飛び出しでブロック。

この前に飛び出す反応なんですよね。ミニョレとカリウスとの違い。

 

レッズもプレスで優位に立つもサラーがことごとくチャンスを

潰していて得点が奪えない苦しい展開が。

次第にブルーズも元から長いパスで活路を見出して来ます。

そして25分アザールに先制点を喰らいます。

あえて、レッズが得意とする中盤で縫うようなパスをつなぎ、

最後は活路を見出していた裏への飛び出しへロングパス。

自分達の強みを生かしつつ、試合展開に上手く対応して、

最後は絶好調男アザールの個の力。

敵ながら「さすが」と言うしかない先制点でした。

サッリも凄いがブルーズの選手達はプレミアを制している選手達。

経験も技術も高いんですよね。

 

31分 ダイクがブロックしたボールが中央でハイボール

   マネがちょんと足を出してボビーへ。

   ボビーはダイレクトで中央のサラーへ。

   3度目の正直、サラーはDFとGKを交わして、

   後はゴールへ流し込むだけ。。。リュディガーのブロック。

   サラーが完全にゴールから嫌われてしまいました。

 

前半はリードされたまま終了。

後半は更に前のめりに行きますが、

逆にカウンターでウィリアン、アザールと立て続けにピンチを迎えます。

特に絶好調男アザールが抜け出してアリソンと1:1は

アリソンが見事な飛び出しでコースをブロック。

まさに100億の価値。

ここで2点目を取らせないところにレッズの進化が。

 

69分 ロボがアスピリクエタがスリップしたところを一気に運んで、

   プレゼントクロス!にシャキリもシュートは枠外。。。

71分 アーノルドのクロスが左へ抜けたところにミリー。

   ミリーの狙いすましたクロスにボビーのヘッドも

   ダビドルイスがかろうじてブロックします。

 

さすがに、万策尽きた感じがした89分。

 

89分 バイタル付近でボールを受けたスタリッジ

   相手の寄せが緩いとみるやミドルシュート

   左で放たれたボールはキレイな弧を描いてサイドネットへ

ゴーーーーール!!!!!!

 

今シーズンはやはり違うレッズ。

散々、シュートを外したものの、

DF陣が追加点を必死に与えず、

最後はベンチスタートのスタリッジが決める。

PSG戦もベンチスタートのボビーでしたしね。

 

この後は、やや大雑把なゲームとなりましたが、

1-1のまま試合終了。

 お互いの健闘をピッチ上で讃え合う選手達。

そしてベンチでもクロップとサッリがハグ。

お互いに笑顔で言葉が尽きない。

そら指揮官がこれだけ楽しかったのやから、

見ている私たちが魅了されない訳がない。

ほんまに90分がアッと言う間に感じる超極上のゲームでした。

(この後、Jはキツかったので台風中止でちょうど良かったです)

 

③試合雑感

いやー、ほんまに面白いゲームでしたね。

バスストップ作戦とかうんざりです。

そして面白いゲームだと指揮官も楽しんじゃうんですよね。

まあ、バスストップ&楽しめない指揮官はもうすぐプレミアを

去りそうなので、これからは楽しいゲームが多く観れそうです(笑)

  

ブルーズも絶好調なアザール以外に中盤の3枚が効果的。

圧倒的な運動量と連携を誇るレッズの中盤3枚にガチンコで来ます。

カンテはさすがにボールを奪う時の扱いが上手い。

レッズのプレスでボールを奪えたと思ったら、

またボールを奪い返して前線へボールを送ります。

コバチッチvsジニも迫力ありました。

どちらも調子の良さそのままでのガチンコ。

 ほんまに息が付けないような展開でした。

 ジョルジーニョは徹底的にパスコースを塞がれても

いくつか仕事をする辺りはさすが。

そしてアザールの決定力はもう脱帽するしかありません。

 

それを迎え撃つレッズは中盤の3枚の運動量が尋常ではない。

ケイタ、ファビーニョが出れません。

特に一皮むけたジニがこの試合は躍動していました。

ファンダイクはろっ骨を痛めながらもさすがのDF。

 

そして、何よりブルーズの強力なアタッカー陣と

対峙しても決して負けていなかったゴメス。

昨シーズン1流どころと対峙すると厳しかったのは過去のこと。

後半のウィリアンのカウンターをファンダイクと挟んで止めた

プレーなんかは成長が見られるシーンでした。

 

そして、アリソンを取った価値ここにあり。

先制を奪われるとどうしても前掛かりになって、

カウンターで追加点を奪われてジ・エンドとなるゲームが

良くありましたが、ここを粘って耐えることが出来るから、

追い付くことが出来ました。

 

そしてベンチも豊富。

サラーが不調でもシャキリスタリッジが次々出てきます。

スタリッジはシステムに合わないけど生粋の点取り屋。

途中出場やとスーパーな切り札です。

先発するとバランスが良くないんですけどね。

 

本当に楽しい試合。そして強くなったレッズ。

ますます先が楽しみになって来ました。

でも、ライバルも強いですね。

次はその最大のライバルであるシチズンズ。

ペップがそう何度もやられる訳ありません。

次はかなり対策を練ってくるはずです。

しかし、レッズもレベルが上がっています。

うーん、面白い試合が期待できそうです。

もう、1週間待ちきれません。

といいながら、途中にはナポリとのCLもあります。

寝不足が続きそうです。

 

Y.N.W.A.

 
 
 

【第27節】vs湘南ベルマーレ~スぺはスぺでもスペシャルな。

セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ 

9月22日 19:00 K.O. BMWスタジアム平塚

 

①スタメン

健勇がケガを推して出場も。。。。。。

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開始6分で肩を負傷して高木と交代です。

 

②結果

 セレッソ大阪 1 - 1 湘南ベルマーレ

  87分 大野(湘南)

  94分 ソウザ(C大阪

 

③試合雑感

先日の磐田戦と違って、湘南は同じ展開でもカウンターへの

切り替えのスピードが速くて面白いゲームでした。

別に引いてカウンターも戦術なので、悪いと思いませんが、

この湘南みたいに攻撃時には一気に5人が襲い掛かるような

攻撃であれば観ていても楽しいです。

嘉人にお任せカウンターとは違って面白かったです。

ここは単純にサポとしてではなくフットボール

楽しみたいと言う気持ちです。

で、セレッソに戻りますが、蛍とソウザの中盤が前節から

圧倒的な強度を誇ります。

正直、立ち上がりは湘南が5人がDFラインに一気に襲い掛かる

攻撃でセレッソの守備陣が息が出来ないような展開に。

失点も時間の問題かと思われましたが、そこを自分達の

ゲームに戻せたのは、やっぱり中盤の強さですね。

ただ、湘南さんは切り替えも早かったですね。

相手のプレスに勝てないと見るや否や今度はブロックを作って

守りからカウンターへと戦術を切り替えます。

敵ながら、サッと相手の出方に合わせて戦術を切り替える統率力は

さすが曹監督さんの指導力ですね。

こうなると、なかなか崩せないセレッソ。。。と思ったら、

この試合はキヨが久しぶりに「スペシャル」な出来でした。

前節もまた欠場でまたスぺ様かー・・・。と思っていたら、

この試合は久しぶりに良い時のキヨが急に現れました。

健勇を早々に失い、引いた相手に何も出来ないと思っていたら、

意外にもキヨから極上なパスがポンポンと出てチャンスを迎えます。

そして本人も上手くスペースに入り込んでシュート!

ただ、、、、ゴールだけが決まりません。

そこはイライラが募り、カウンターにヒヤヒヤさせられましたが、

うん、でもなんか久しぶりに光輝くキヨを見れたことが良かったです。

結構、極上なパスを見れましたよね。

ソウザのゴラッソゴールも良いが、キヨの極上なパスもワールドクラスです。

まあ、山村はFWではないので、そこまで感じるのは無理やし、

高木もちょっと素晴らしいパスに連携が難しかったかな。

こんな時は曜なんですけど、なかなか揃わないですねー(苦笑)

このスペシャルなキヨに調子の良い曜が戻れば、

久しぶりに面白い攻撃が見れるような気がしただけでも、

試合内容の割には何か満足しました。

そう考えると今の苦しい時間を粘り強く勝ち点を稼ぐことは

大事なことなんですよね。

この粘り強さにキヨと曜の攻撃が加わった時が

セレッソの本当の逆襲が始まる時かもしれません。

なーんて、褒めてたら次節またスぺ様発動かもしれないので、

期待はほどほどにしておきます。

 

*今日も短めですいません。

 今、レッズが物凄い勢いで快走していて、

 頭の割合がレッズでいっぱいになってしまっています(笑)

 今の悩みはミリーとボビーのどっちのユニを買おう?です。

  セレッソの試合後もAllez Allez Allez。

 その夜のレッズの試合でもAllez Allez Allez

 今日は1日中ずっと頭に流れてます。

 セレッソAllez Allez Allezの歌詞も誰か教えてください。

【第26節】vsジュビロ磐田~健勇不在の苦しさ。

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田 

9月15日 19:00 K.O. キンチョウスタジアム

 

①スタメン

 

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健勇が代表でケガによって苦し紛れのスタメンです。

曜がトップに入っているのは戦術的ではなく

ケガで動けないから守備の負担を減らすためと思います。

そのため無理矢理、山村がウイングへ。

ウイングなら宏太かなとも思うけど、

今のセレッソはセットプレーが唯一の得点源。

だから高い選手を入れる方が実は得点は取れる。

だって、後半戦で崩して得点したシーンを思い出せますか?

だから、試合中のプレーよりセットプレーのための山村。

そんな割り切りが必要。間違いではないと思います。(ちょっと悲しいが)

 

②試合結果

 セレッソ大阪 1 - 1 ジュビロ磐田

  55分 桜内(磐田)

  78分 オスマル(セレッソ

 

③試合経過

 今日は書きたいことがあるのでお休み。

 

④試合雑感

セレッソの攻撃における軸は健勇だとよくわかるゲームですね。

健勇がいなくなるとボールを預ける選手が不在になって、

組み立てようがありませんでした。

でも、蛍がケガもあって休養を取れたのが良かったのか、

なんか久しぶりにキレを取り戻し、ソウザは相変わらずの存在感。

意外に中盤は機能していたと思います。

ただ、健勇の不在により、前の3人は連携面も含めて機能せず、

加えてジュビロがドン引きで来たので、

それ以上に手詰まり感はありました。

磐田にはサポとしてではなく、フットボール好きとして

もうちょい攻めてよと思いましたが。。。。

ソウザの空気が恐ろしい緊張感を生みだしていたのが印象的。

ここ最近のミドルの威力は空気をも変えてしまっていますね。

でも、この試合は健勇不在なのでセレッソがドン引きもありやったと

思っています。健勇に休養を!と訴えていましたが、

健勇がいなくなると攻撃は更なる手詰まりになるのは承知してました。

だから、健勇不在時はドン引きで良くて、

5回に1回は確実に点を奪えるセットプレーにすべてを賭けても

良いかな?と私は思っていました。

健勇はこれで少し休めるので、蛍みたくキレを取り戻してくれるかな?

復帰の方が長くなるか?

でも、健勇には絶対に休養が必要だと感じていたので、

ここはゆっくりと休養して昨シーズンのキレを取り戻して欲しい。

私はプラスに考えています。

その代わり、健勇不在時はドン引き+セットプレー一発。

モウリーニョ流で戦いましょう(笑)

それだけにミスによる失点は御法度ですよジンヒョン。

 

ユン監督はやはり凄い。感謝しかない。

セレッソの伝統的ジンクス。

良かった年の翌年は降格or降格争い。

をも乗り越えようとしています。

勝ち点40。今シーズン最大のノルマを9月に達成しました。

ここまでセレッソの悪しき伝統を次々に覆して来たユン監督。

最後のジンクスも乗り越えたと言っても良いでしょう。

そして次は悲願のリーグ優勝。

ユン監督なら成し遂げてくれそうだと実感しています。

今シーズン、

エースの絶不調。

軸となるソウザ、キヨのケガ。

シーズンオフがほとんどない中でACLとの超過密日程。

完全にセレッソジンクス「良い年の翌年の降格」モード発動です。

ユン監督以外なら絶対に降格争いをしていたと断言できます。

しかし、結果として現在5位。

勝ち点も40に到達しました。

ほんまにユン監督には感謝しかありません。

ACL等の選手起用で色々言われましたが、

セレッソの伝統を知るものであれば、

リーグ戦重視は当たり前の話で、

そこの徹底がこのジンクスを破るきっかけにもなっています。

ここを中途半端にやる監督さんだと、

ジンクスに間違いなく呑まれていたと思います。

ここを徹底することがジンクス突破の重要なポイント。

そして磨き上げたセットプレー。

どんなに劣勢の展開だろうと強豪相手だろうとセットプレーは別物。

セットプレーは力関係、試合展開に関わらず得点を生みます。

守備さえ頑張ればなんとかなる。そんなより所にもなります。

セレッソのジンクス発動により、バタバタした時でも

展開に関係なく点を取れる武器になると信じて

極めてきたんでしょうね。CKのワクワク感が半端ないです。

そう考えると、ジンクスを破るために出来ることをやり尽くした

結果が今ここにあるんだと思います。

今シーズンの早い時期での残留は偶然でも何でもありません。

ユン監督の努力と指導による賜物です。

本当に本当に感謝の言葉しかありません。

 

そして来シーズンこそユン監督の集大成。

リーグ優勝を狙う土壌が出来たと思っています。

今シーズンはしっかりとシーズンオフも取れます。

今のままやと面倒なACLもなさそう。

リーグ戦に集中出来る環境が整いそうです。

そこに今シーズン、苦しくて自分達のフットボールが出来ない

ゲームでもこれだけ勝ち点を奪えるフットボールを身に付けました。

この経験はリーグ優勝を狙うためには必要な戦い方です。

後はソウザとヨニッチの残留さえ確定できれば。。。。。。

中でもソウザの契約が一番心配ですね(苦笑)

ちょっと尋常じゃないくらい活躍しすぎです。

ACLはケガで出れなくて少しホッとしていました(^_^;

ソウザとヨニッチの残留が確定できれば、信じていいですよ。

来シーズンのユン・セレッソは!!!

 

【レッズ】苦しみながらも開幕4連勝!!!

今週はフットボールがお休みなので、

ゆっくりとレッズを振り返ってみます。

あ!ルヴァン杯はありますが、見れないので。。。。

代表戦?興味なしです。

 

開幕4連勝なんて記憶にない素晴らしい響きです。

まだまだ本調子ではないにも関わらず勝ち切る強さ。

特に下位に対して苦労しながら勝ち切る強さ。

今シーズンは本物ですね。嬉しい限りです。

 

特に第4節のレスター戦。

良くてドロー、最悪は逆転負けの展開でした。

それがレッズクオリティ!(苦笑)でした。

それが守り切って勝ち切ったことに大いに価値があります。

レスター戦はとにかく中盤が苦労しました。

レスターの新No.10マディソン。

いやー、この選手のおかげでレッズの中盤が完全に機能不全に陥りました。

ヘンドが悪かったようなコメントも見受けますが、

マディソンが中盤で君臨していた方が大きかったと思います。

なので、正直、マディソンがサイドに行き、

次第にボールに触れなくなり、交代でピッチを後にした時は

ラッキー!と思いました。ピュエル采配にも助けられた感じです。

ますますイングランドの未来が楽しみになる選手です。

この選手は近いうちにビッククラブでプレーしそうなので

名前を覚えておいても良さそうですね。

後、アリソンはこれでレッズの一員といった感じですね。

人気の高いレイナも含め、レッズのGKは

ネタ的な位置付けなので(笑)

ミスのないGKはレッズのGKじゃない!

それよりセットプレーでの守備範囲が今までのGKより

改善されているので、そこには大きな価値があります。

 

スリリングスリーの皆様はまだ本調子とは行かないようですね。

まあ、昨シーズンフル回転してW杯まで戦った訳ですから、

ここからギアを上げて行ってもらえればと思います。

間もなくスパーズ、PSG、ブルーズ、ナポリ

とんでもない連戦が続くので、この辺りで本領発揮と行って

もらえれば十分です。

と強豪ばかりに目を向けていたら、合間のセインツ戦で

ポカがあるので、谷間も油断できないのがレッズです。

4連勝してもまだ安心できないレッズサポであります。

 

中盤も同じW杯組のヘンドがまだ本調子ではありません。

ただ、ここはミリーが尋常じゃないくらいの仕上がり。

CL決勝並みのテンションで毎試合戦っております。

当面はミリーが中盤を引っ張ってくれそうです。

ケイタもさすがのプレーが随所に出ていますが、

やはりプレミア特有のスピードに関して、

少し戸惑いもありそうです。ここは将来のレッズの生命線。

ゆっくりとプレミアの水に慣れてもらって猛威を振るって欲しいです。

ジニはやっぱりアンカーが良いです。

レスター戦でインサイドハーフに入ると、やっぱり微妙なプレーが。

レスターに主導権を渡すきっかけとなったボールロスト。

そこから怖くて前を向けない病が発動していました。

でも、アンカーに入ると3節までの良いジニに戻っていたので、

意外にアンカーで開眼しそう。

ん?アンカーはせっかくファビーニョ取ったのに。。。。。

逆にララーナ負傷でインサイドハーフが減ってるし!

 

後、ミリーと同じく全開なのがロボ。

左サイドでロボが出てくるだけでワクワクしませんか?

守備も粘り強く足を出してブロックしてくれるし。

とうとう代表ではキャプテンを任されることに。

長年、苦しんでいた左SBに最高の選手が君臨してくれました。

そうそう、ロボの前に狙っていたのがレスターのチルウェル。

この選手もかなり目立っていました。

そう考えると、クロップの選手を見る能力は凄いですね。

チェンボも覚醒に近い領域ですが、ほとんどの解説者やOBは

獲得した時に「中盤で使えるほどの選手じゃない」と

発言しておりました。それでも中盤で覚醒させたクロップ。

凄すぎます。

 

そして、ようやく殻を破りつつあるのがゴメス。

SBとかやらされて中途半端なプレーが多かったですが、

CBで固定されたことで成長が見れます。

CBが補強ポイントのまま補強できませんでしたが、

ゴメスが成長してくれるのであれば、最高の補強です。

クロップもここがある程度、任すことが出来るという判断で

CBの補強もせず、クラヴァン放出を許可したんですかね。

マティプとロヴレンが控えにいると意外に充実です。

 

さて、途中にも書きましたが、ここからが強豪との対戦が続き、

更なる上積みが要求されます。

下位相手に苦しみながらも勝ち切れる強さは証明しました。

次は強豪との対戦でどんな戦いを見せるのか?

今からスパーズとの試合が待ちきれません。

それにしてもなんで、ランチタイムキックオフやねん!

結構、微妙な入りになりやすいので、中途半端な失点を

しないように入りたいですね。スパーズに先制されると、

カウンターから上手く得点を重ねてくるチームだけに

とても難しくなります。まずは前半を固く入りたいところです。

さあ10月初旬までが1つの山です。

今の調子で突き進んで行きましょう!

Y.N.W.A.

【第25節】vs浦和レッズ ~ソウザのゴールがゴラッソすぎる!

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ 

9月1日 19:30 K.O. 埼玉スタジアム2002

 

①スタメン

蛍のケガ(違和感?)と丸の体調不良があり、

代わりに曜の復帰です。

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 ②結果 

  セレッソ大阪 2 - 1 浦和レッズ

    12分 李忠成 (浦和)

    29分 オスマル (セレッソ

    53分 ソウザ (セレッソ

 

③試合展開

試合開始早々、浦和にアクシデント。

7分 ファブリシオが足を痛めて交代。

 

11分 浦和が素晴らしいカウンターから李忠成にゴールを決められます。

   敵ながら美しいカウンターでした。宇賀神が凄かった。

 

28分 やっぱり同点弾はセットプレー。

   中央でのFKをソウザは左の片山にパス。

   フリーで片山がクロス。競り合ったボールが

   健勇の前に、健勇のシュート?クロス?に

   オスマルが倒れながらシュートで

 

ゴーーーール!!!!!

   

いや、この試合も前節の広島戦を彷彿させる展開でしたが、

今はセットプレーはほんまセレッソの生命線ですね。 

浦和にすれば押していた展開での同点弾に落胆が大きいですね。

宇賀神、あそこはラインキープでオフサイドを取らないとね。

 

30分 キヨのスーパーパスからのカウンター。

   健勇が受けて曜へパス。

   曜は角度がなくなったとこで受けるも

   中央に視線を移してフェイントを掛けてシュートも枠外。

 

健勇は曜が一緒だと少し復活ですね。

健勇の横には曜がいるのかもしれませんね。

 

41分 陸がロングレンジのスルーパス

   受けたキヨが中央でフリーの健勇へ。

   どフリーの健勇のシュートは大空へ。

 

シュートの精度は変わりなし。

まあ動きが良い時でも今シーズンはゴールは決まってませんから。

 

44分 オスマルから陸へ、

   陸がまたもやロングレンジのスルーパス

   健勇がシュートもGKのセーブ。

 

健勇のゴール嫌われ病は深刻ですね。

良いとこに目を向けて、

陸のロングスルーのコースを作ったのは木本のラン。

木本が攻撃へ参加するタイミングを掴みつつあります。

 

 前半は1-1のまま終了。

 

52分 オスマルのロングフィードに右サイドで健勇が粘って、

   木本(?!)がそのパスを受ける。

   木本から近くのソウザへパス。

   ソウザは何と相手を軽く交わしてまさかのミドル!!!

 

ゴーーーール!!!!!

浦和のDF陣も右利きのソウザがあそこから

シュートを打ってくるとは予想していなかったと思います。

アウトのミドル。これはとてつもないゴラッソーです。

で、木本の攻撃参加がこの日のミラーゲームには有効でした。

 

55分 左のクロスから興梠に狙われるもジンヒョンのファインセーブ。

   至近距離の反応は素晴らしいジンヒョン。

 

70分 スローインからキヨがつないでオスマルへ

   オスマルから陸へパス。陸はスクエアなパスをオスマルに通す。

   オスマルが軽くスルー気味に健勇へ。

   健勇のシュートは枠外。

   中央でソウザがフリーやったですが、ストライカーですから。

 

健勇のシュートを外した辺りから、

この試合は守り切ると意志が統一されるセレッソ

中途半端なチャンスを逃すと怖いですからね。

正直、浦和さんも速攻は切れ味が鋭いですが、

遅攻となるとファブリシオがいないので怖さは半減でした。

お陰様でセットプレーさえ気を付ければ大丈夫な雰囲気。

特に李忠成は完全に試合から消えていましたね。

なるほど、この人はゴールは印象に残るやつ決めるんですが、

レギュラーに定着しないのはこういうことなのですね。

狭いスペースでも裏を狙い続けて、集中を一瞬でも切らすと

怖い興梠と比べると敵ながら残念な気がしました。

 

と言う感じで、時間だけを上手く消化して試合終了。

セレッソ最大の得点源である丸がいませんでしたが、

代わりに攻撃面でプラスとなったオスマル。

そこからソウザのゴラッソーで勝てて良かったです。

 

④雑感

この試合はソウザのゴールがすべてでしょ。

年間のNo.1ゴールにもノミネートされそうな一発。

だって、アウトであの弾道ですよ!!!!

あのコース、インフロントでも素晴らしゴールですが、

年間何チームか見ていれば、2,3回はお目に掛かるかもしれません。

でもアウトであのコースは滅多にお目に掛かれません。

プレミアやCL観ていてもそう出会えません。

それくらいゴラッソーなゴール。

特にジェラードを見てきた私にとって、

アウトサイドで強いボールをコントロールすることは

ジェラードに魅了された一つの技であります。

多分、足の筋肉が日本人とは違うんだと思います。

そんなアウトサイドで強い弾道でコントロールされた

ミドルシュートによるゴール。

これをゴラッソーと呼ばずして何を呼ぶ。

最近、ゴラッソーが記事で使われすぎて価値が下がっていますが、

これが正真正銘のゴラッソーです。

いや、日本であんなゴールが観れるなんて。。。。

記憶に残るゴールです。

 

他、攻撃面では蛍よりオスマルの方が良かったです。

ボールを奪われない技術や相手を交わす技術。

守備面では圧倒的に貢献している蛍ですが、

攻撃面では中途半端なパスばかりで評価を下げているだけに、

この日のオスマルはとても新鮮でした。

オスマルが攻撃の基点になっていることが多くて、

この試合のもう一つのハイライトになったかもしれません。

その分、ソウザのマークが薄れてあのスーパーゴールに

つながったのかもしれません。この基点はオスマルですし、

他にも決定機にはほとんど絡んでいます。

 

 後、注目して欲しいのが陸の針の穴を通すスルーパス

 この試合の決定機3本を演出しています。

3本とも健勇のシュートが決まらなかったので、

忘れられてしまいそうですが素晴らしいパスです。

元々、攻撃的な選手なので3バックの恩恵を受けています。

対戦相手も陸のクロスはかなり警戒してるので、

大変ではありますが、新たな武器を身に付けつつあります。

これこそ”進化”という奴ですね。

 

 何とか代表Week前に勝てて良かったです。

余り良くないながらも勝ち点40に近づきました。

色々とバリエーションを増やしつつここまで来ました。

苦しい中でもここまで勝ち点を稼ぐユン監督はさすがです。

健勇があれだけ決まらなくてもこれだけ勝ち点を

稼いでいる訳ですから、正直、恐れ入ります。

代表戦に行かないメンバーは少し骨休めしてもらって、

秋からの逆襲に備えてもらいたいです。

そうそう!こういう期間にキヨはケガ注意!!!

キヨは練習中も集中を切らさぬよう、体のケアに努めてください。