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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第25節】vs浦和レッズ ~ソウザのゴールがゴラッソすぎる!

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ 

9月1日 19:30 K.O. 埼玉スタジアム2002

 

①スタメン

蛍のケガ(違和感?)と丸の体調不良があり、

代わりに曜の復帰です。

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 ②結果 

  セレッソ大阪 2 - 1 浦和レッズ

    12分 李忠成 (浦和)

    29分 オスマル (セレッソ

    53分 ソウザ (セレッソ

 

③試合展開

試合開始早々、浦和にアクシデント。

7分 ファブリシオが足を痛めて交代。

 

11分 浦和が素晴らしいカウンターから李忠成にゴールを決められます。

   敵ながら美しいカウンターでした。宇賀神が凄かった。

 

28分 やっぱり同点弾はセットプレー。

   中央でのFKをソウザは左の片山にパス。

   フリーで片山がクロス。競り合ったボールが

   健勇の前に、健勇のシュート?クロス?に

   オスマルが倒れながらシュートで

 

ゴーーーール!!!!!

   

いや、この試合も前節の広島戦を彷彿させる展開でしたが、

今はセットプレーはほんまセレッソの生命線ですね。 

浦和にすれば押していた展開での同点弾に落胆が大きいですね。

宇賀神、あそこはラインキープでオフサイドを取らないとね。

 

30分 キヨのスーパーパスからのカウンター。

   健勇が受けて曜へパス。

   曜は角度がなくなったとこで受けるも

   中央に視線を移してフェイントを掛けてシュートも枠外。

 

健勇は曜が一緒だと少し復活ですね。

健勇の横には曜がいるのかもしれませんね。

 

41分 陸がロングレンジのスルーパス

   受けたキヨが中央でフリーの健勇へ。

   どフリーの健勇のシュートは大空へ。

 

シュートの精度は変わりなし。

まあ動きが良い時でも今シーズンはゴールは決まってませんから。

 

44分 オスマルから陸へ、

   陸がまたもやロングレンジのスルーパス

   健勇がシュートもGKのセーブ。

 

健勇のゴール嫌われ病は深刻ですね。

良いとこに目を向けて、

陸のロングスルーのコースを作ったのは木本のラン。

木本が攻撃へ参加するタイミングを掴みつつあります。

 

 前半は1-1のまま終了。

 

52分 オスマルのロングフィードに右サイドで健勇が粘って、

   木本(?!)がそのパスを受ける。

   木本から近くのソウザへパス。

   ソウザは何と相手を軽く交わしてまさかのミドル!!!

 

ゴーーーール!!!!!

浦和のDF陣も右利きのソウザがあそこから

シュートを打ってくるとは予想していなかったと思います。

アウトのミドル。これはとてつもないゴラッソーです。

で、木本の攻撃参加がこの日のミラーゲームには有効でした。

 

55分 左のクロスから興梠に狙われるもジンヒョンのファインセーブ。

   至近距離の反応は素晴らしいジンヒョン。

 

70分 スローインからキヨがつないでオスマルへ

   オスマルから陸へパス。陸はスクエアなパスをオスマルに通す。

   オスマルが軽くスルー気味に健勇へ。

   健勇のシュートは枠外。

   中央でソウザがフリーやったですが、ストライカーですから。

 

健勇のシュートを外した辺りから、

この試合は守り切ると意志が統一されるセレッソ

中途半端なチャンスを逃すと怖いですからね。

正直、浦和さんも速攻は切れ味が鋭いですが、

遅攻となるとファブリシオがいないので怖さは半減でした。

お陰様でセットプレーさえ気を付ければ大丈夫な雰囲気。

特に李忠成は完全に試合から消えていましたね。

なるほど、この人はゴールは印象に残るやつ決めるんですが、

レギュラーに定着しないのはこういうことなのですね。

狭いスペースでも裏を狙い続けて、集中を一瞬でも切らすと

怖い興梠と比べると敵ながら残念な気がしました。

 

と言う感じで、時間だけを上手く消化して試合終了。

セレッソ最大の得点源である丸がいませんでしたが、

代わりに攻撃面でプラスとなったオスマル。

そこからソウザのゴラッソーで勝てて良かったです。

 

④雑感

この試合はソウザのゴールがすべてでしょ。

年間のNo.1ゴールにもノミネートされそうな一発。

だって、アウトであの弾道ですよ!!!!

あのコース、インフロントでも素晴らしゴールですが、

年間何チームか見ていれば、2,3回はお目に掛かるかもしれません。

でもアウトであのコースは滅多にお目に掛かれません。

プレミアやCL観ていてもそう出会えません。

それくらいゴラッソーなゴール。

特にジェラードを見てきた私にとって、

アウトサイドで強いボールをコントロールすることは

ジェラードに魅了された一つの技であります。

多分、足の筋肉が日本人とは違うんだと思います。

そんなアウトサイドで強い弾道でコントロールされた

ミドルシュートによるゴール。

これをゴラッソーと呼ばずして何を呼ぶ。

最近、ゴラッソーが記事で使われすぎて価値が下がっていますが、

これが正真正銘のゴラッソーです。

いや、日本であんなゴールが観れるなんて。。。。

記憶に残るゴールです。

 

他、攻撃面では蛍よりオスマルの方が良かったです。

ボールを奪われない技術や相手を交わす技術。

守備面では圧倒的に貢献している蛍ですが、

攻撃面では中途半端なパスばかりで評価を下げているだけに、

この日のオスマルはとても新鮮でした。

オスマルが攻撃の基点になっていることが多くて、

この試合のもう一つのハイライトになったかもしれません。

その分、ソウザのマークが薄れてあのスーパーゴールに

つながったのかもしれません。この基点はオスマルですし、

他にも決定機にはほとんど絡んでいます。

 

 後、注目して欲しいのが陸の針の穴を通すスルーパス

 この試合の決定機3本を演出しています。

3本とも健勇のシュートが決まらなかったので、

忘れられてしまいそうですが素晴らしいパスです。

元々、攻撃的な選手なので3バックの恩恵を受けています。

対戦相手も陸のクロスはかなり警戒してるので、

大変ではありますが、新たな武器を身に付けつつあります。

これこそ”進化”という奴ですね。

 

 何とか代表Week前に勝てて良かったです。

余り良くないながらも勝ち点40に近づきました。

色々とバリエーションを増やしつつここまで来ました。

苦しい中でもここまで勝ち点を稼ぐユン監督はさすがです。

健勇があれだけ決まらなくてもこれだけ勝ち点を

稼いでいる訳ですから、正直、恐れ入ります。

代表戦に行かないメンバーは少し骨休めしてもらって、

秋からの逆襲に備えてもらいたいです。

そうそう!こういう期間にキヨはケガ注意!!!

キヨは練習中も集中を切らさぬよう、体のケアに努めてください。