セレッソ大阪 vs FC東京 6/23(土) 18:00 K.O.
at 味の素スタジアム
①試合前
1週間モヤモヤと過ごして迎えた東京戦ですが、降格争いを考えると内容より結果が欲しい。
とにかく勝ち点を取らないとそろそろ後がないんだけどなー。
特に若いチームだけに秋までもつれると本当に黄信号です。
②スタメン
おなじみ4-4-2です。
ケンペス 柿谷
ボギョン キヨ
タカ 螢
高橋 康太 茂庭 シャケ
ジンヒョン
③試合展開
東京が高い位置でのプレスでセレッソが前につなげない状態に。
球を奪ってから右サイドから展開してくる東京。
今日は高橋が戻っていてくれて少し助かった。
そして比較的に東京が攻めて来たことでセレッソは守備のブロックを作ってじっくり守る。
ボールを持たされて攻め手がないよりはマシな気がしながら我慢。
25分 ルーカスのシュートも枠外
組織的に守れていてもこの人の一発はとっても怖い。
東京が攻め疲れた頃にカウンター作戦始動。いつもと逆ですね。
29分 本日一発目の決定機
ボギョン→タカ→ボギョンで見事に抜け出すも
中央の曜にわずかに合わず。ほんの数cm触ればゴール。
春先のボギョンなら確実に1点のシーン。
34分 キレイなカウンターでキヨから見事なパスがボギョンへ
GKと1:1もあれ?みたいなループ???で
本日2発目の決定機も外す。
春先のボギョンなら2点目getなシーン。
35分 ルーカスのシュートは枠外。チャンスなくとも点が取れる人です。怖い。
43分 またもやキレイなカウンターから曜のみんなだまされた
シュートのフェイントからフリーの大輔へのパス。
本日3発目の決定機も権田のファインセーブ。
0-0で前半終了。
おいおい、あれだけの決定機を外して勝てるなんてとても思えない。
それにしてもカウンター作戦とは恐ろしい。
画面に映るシュート3本。でも、決定機3回。
ボールを持って回して無理なシュートを打たされている時とえらい違うもんだ。
10本打っても決定機らしきものがない時もよくあるセレッソ。
そりゃ一人決定力のある人が前にいればチェルシーみたくビッグイヤーを獲得出来る訳だ。
しかも後半はますますカウンター作戦がはまります。
東京の戻りがかなり遅くなり、3:3、4:4といった同数のシーンが何度も。
55分 4:4の同数もケンペスが普通に打って枠外。
59分 はボギョンがシュートで滑って×。ボギョンの疲れはピークです。
で、その後に長谷川に決められて0-1。お約束のしっぺ返しをくらいました。
そうなると、相手も守備的に来るので今のセレッソでは厳しいんですよね。
66分 にキヨの素晴らしいシュートもありましたが、決まらず逆に
75分 2点目を決められてThe END.
85分に龍が抜け出してGKと1:1なんてありましたが、当たっている権田のファインセーブ。
厳しい厳しい連敗となってしまいました。
内容が広島戦とは全く違う敗戦だけに攻撃的に行ってもダメ、守備的に行ってもダメと
なんかダメージの残る敗戦です。
④感想
東京が攻撃的だったのが幸いしてカウンターが的中!が決めれずに敗戦。
カウンター作戦であれだけ決定機を外せば当然の結果です。
カウンター作戦だと4-4-2のジレンマがなくて楽です。
カウンターだと別にボランチが縦にならくてもいいし、セレッソの弱点である
サイドの攻防に苦しまなくてもいいし、ボールを奪って前の4人が走れば、
みんなそれなりに技術が高いので効果的にカウンターを繰り出せます。
カウンターにポジションも何もありませんからね。
そして守備の方では横に並んでいるタカと螢がきっちりとサイドのカバーが出来るし、
安心して見てられました。ボールを持って攻めている時とはえらい違いです。
もちろん、ルーカスがいるから一発でやられることもありますが、
それはある意味仕方ないとこもあるので組織として守れていれば私はそれ以上文句は言えません。
カウンターは完璧でしたが広島戦でも感じたボギョンの疲れ。
(前のエントリーでもボギョン以外は”個”は及第点を与えてました)
これが結局、勝敗を分けてしまいました。
ボギョンはいわゆる、1回落ちる時期に差し掛かってしまいましたね。
ボギョン的には仕方ないんですが、セレッソのタイミング的には運がないです。
次節も浦和なのでカウンター作戦が無難な感じがします。
ただし、皆さんからも以前に多く指摘を受けた通り、守れないのもセレッソ。
カウンターとは言え1-0で勝つんじゃなく大量点を狙わないとダメです。
カウンターで大量点って矛盾ですけどね(笑)
でも、攻撃的になるとこの4-4-2だとやっぱり崩せる気はしません。
あくまでも今日はカウンターに徹したのでチャンスが一杯あっただけです。
ここはセレッソにとって苦しくて辛い時間ですが、ここが本当に生みの苦しみです。
キヨの旅立ち前後が今シーズンのターニングポイントに間違いありません。
セレッソにとって生きるか死ぬかの大事な時期。
サポとしてここを踏ん張って応援しましょう。
ここを苦しんででも超えない限り前には進めません。
今こそサポから選手へ力を!!!