Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第2節】 vs柏レイソル~足りないピースが埋まれば。

セレッソ大阪 vs 柏レイソル 7/2(土) 19:00 K.O.

  at 長居スタジアム

まず最初に管理人は7月から木・金が休みで土・日は仕事となります。

従いまして、本日土曜は普段の月曜に当る訳でして、手短に行かせてもらいます。

せっかくのホームでのリーグ戦初勝利だと言うのに申し訳ありません。

さて、ここ4試合素晴らしいフットボールを魅せていた我らがセレッソ

勝てない理由を探すのが難しいくらいで、私は『運』のせいだなんて

前節は言っちゃいましたが、今日を見て理由がはっきりとわかりましたね!

あと一つ足りないピース。それは誰が見ても『キヨ』でしょ。

セレッソフットボールの基本は前線からのハイプレスによるショートカウンター

口で言うのは簡単だけど、とてつもない運動量が要求されます。

そして、この運動量を最も持つキヨこそが最大不可欠なピースであります。

そのキヨが最後に足をつるくらいの運動量ですから、相手はキツイでしょうね。

6月で完成の域に達したクルピのフットボール

ここに不足していた『キヨ』が加わればほぼ完成です。

ただ、これからどこのチームもセレッソと戦う時は守備を固めてきそうなのが唯一の心配です。

さて、前置きが長くなりましたが、先発に迷うメンバーが揃っての

スタメンは以下の通り。

TVではいつもの4-2-3-1表記でしたが、私は以下のように見えました。

          ピンパォン 

     倉田   

 乾                清武

     マルティネス  中後

 丸橋  上本   茂庭   高橋

         ジンヒョン

倉田が2列目に並ぶと言うより4-4-2に近いイメージに見えました。

そして、予想通り相手が首位の柏だろうと相手は関係なし。

完成の域に達したクルピのフットボールに迷いなし。素晴らしい展開を魅せてくれます。

序盤から圧倒した試合を魅せてくれます。本当にセレサポなのが幸せです。

でも、いつものように決定機も決まらず。

また、素晴らしいフットボールでも勝てないのかな?なんて嫌な空気も。

しかも、さすがは首位 柏。一つ間違えば簡単に点を取れそうな雰囲気は十分。

でも、今日はこの人が戻って来ていました。

中盤のカットから、キヨのビューティフルなスルーパスが乾へ

17分 そのパスを乾が楽に流し込んで

ゴーーーーーール!!!!

このチームにとって先取点ほど大事なものはありません。

主導権を取っても点が取れない。これがこのチームの最大の苦しみでしたから。

そして点を取っても攻撃を緩めないのがクルピのフットボール

もう説明の必要もなく、そのままの流れで攻め続けます。

そして追加点は意外にすぐに。

23分に 高橋がカットしてピンパォンにスルーパス

これをDFがクリアし損ないピンパォンへ 振りぬいた右足で

ゴーーーーーール!!!!!

そして、この後にレアンドロが立て続けに2枚黄紙で退場です。27分でした。

今日の審判は日本人らしい律儀な審判だったのでありがちな退場です。

今日の審判ならもし柏に先取点が入っていたら、大海orマルティネス辺りが

退場していたかもしれないでしょうね。それくらい最後まで律儀な審判でした。

さて、この退場でセレッソも運動量が落ちます。

っていうかどうしても安心感から落ちちゃうんでしょうね。

故にここからは逆にセレッソらしい魅力的なフットボールじゃなくなります。

なんとなく流しながらスキあれば攻め込むくらいの普通のフットボールになってました。

まあ、この状況でクルピの鬼の運動量を求めるフットボールは精神的に無理でしょう(笑)

管理人的には少し残念でしたが、まあホーム初勝利は掴みたいですからね。

得点シーンを連続で。

67分 マルティネスが4度目の正直的なシュートで

ゴーーーーール!!!!!

これもその前のキヨのループパスが見事でした。

83分 いつもながら何か持ってる播戸の

ゴーーーーーール!!!!!!

これも基点はキヨの見事なサイドチェンジのパスを受けた

ボギョンが見事なパスを播戸に通して勝負あり。

播戸も見事にDFを交わしてのゴールです。

90分 倉田が簡単なシュートを外せど難しいシュートを決めて

ゴーーーーール!!!!!!!

キヨが戻ったセレッソはようやくフットボールが完成しました!!!

恐らく、日程通りに2節に柏と戦っていたら、0-5で負けていたと思います。

それがこの3ヶ月で見事な成長を見せてくれたイレブンに拍手喝采です。

そして、ピンパォンの近くに選手を置くことでピンパォンの短所をごまかして

長所だけを引き出すクルピの戦術は相変わらず頭が下がります。

ちょっとした距離感を縮めただけなんですがこれがいい潤滑を及ぼしています。

これが冒頭に倉田のポジションが2TOPに近い位置にあるということです。

龍を入れて試すことでヒントを得たのでしょうか?

私を含めたサポータは短所に文句を言うだけですが、監督っていうのは、

限られた戦力をどうやってチームとして補うのかを考えているもんですね。

嬉しいホーム初勝利はセレッソフットボール完成にふさわしい大勝となりました。

さて、ここから上昇して行きましょう!!!

そしてJでこれだけ素晴らしいフットボールが観れるんだって伝えて行ければ尚さらいいなーって

管理人は思いました。美しく勝つ。今、最高のチームに巡り会えています。