Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第9節】vs名古屋グランパス~鬼門?疫病神?しばらく休業します。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

4月21日(日)15:00 K.O. at 豊田スタジアム

 

豊田スタジアム観戦はセレサポの皆さんのために

しばらくお休みにさせて頂きます。

6連敗。

完全なる疫病神と化してしまった管理人。

来年は足を遠ざけようと思いました。

 

 

行く前から雲行きが怪しかったです。

いつもゴール裏かバックスタンド(セレッソ寄り)を

選択していましたが、日差しがいつもキツくて、

Awayの洗礼と言うのか、いつも眩しいわ暑いわ焼けるわで、

今年は奮発してメインスタンドへ!

赤い中にピンクを差し込んでみたころ、雨、雨、雨。

試合開始前から、いやな予感しかしません。

 

試合は完全にボールを保持して支配します。

今日は相手ボールになった瞬間のリアクションがとても良くて、

恐らく、開幕してから最も良い試合内容だったかと思います。

相手がゴールに迫るシーンはごくわずか。

周りの名古屋サポから、スコアレスドローで御の字だと

聞こえてくるほどの押し込み具合です。

とにかくハイプレスを掛けると相手はロングボールしか

逃げ道がなくなり、そのロングボールの先が和泉と

そこまでハイボールに強くない選手ということもあり、

ほぼほぼシャットアウト。

ボールを奪って再び攻撃の繰り返しです。

スタジアムで見るセレッソはとにかくカピとLフェルが

サイドにこれでもかと言うくらい張った状態でスタート。

改めて香川のように正確なロングボールを蹴れる選手を

置きたい配置です。

ボールを保持した状態ではそれほどチャンスメイクは

出来ていないですが、先述の通り、奪われた後の

リアクションが良くて、3人でボールホルダーを

囲む様はLiverpoolのプレス並みの迫力でした。

しかし、今日はゴールが遠い。

攻めども攻めども決まりません。

12分の舩木のヘッドはランゲラックのファインセーブ。

28分の思わず「開いた!」と声が出た柴山の持ち込んでシュートは

ランゲラックの守備範囲内。

何度も何度もCK、FKのチャンスがあるものの、

得点に繋げることが出来ずにスコアレスのまま前半終了。

 

はい、これだけ押し込んで得点出来ていないゲームの

結論はフットボールあるあるであり、

しかも鬼門の豊田スタジアムに疫病神の管理人。

もう、負けるストーリーしか見えないハーフタイムです。

 

そして案の定、サイドの張りに対して、敢えて間合いを詰めずに

中を固めて中で勝負する方向に変えたのかな?

セレッソはサイドで優位性を保てるものの、

名古屋の中盤がボールをやや繋げるようになって来て、

カウンターが出せる準備が整いつつあります。

そして63分にそのカウンターの流れからのCKで失点。

セレッソはあれだけCKで得点にならないのに皮肉なものです。

というか、超フットボールあるあるです。

 

しかし、66分に相手の最終ラインのつなぎを

Lフェルナンデスが奪って中央に入れると

相手のオウンゴールを誘発して同点になります。

そのオウンゴールするならレオセアラに

決めさせてあげて欲しいよー。

 

まさかの同点劇に今日こそはの期待が少し生まれます。

香川の投入からギアが上がって、リズムも非常に良くなりました。

生で観ると香川はやっぱり普通に上手いですね。

特に狭い箇所で香川とボールだけが

ピッタリと合って前に進む様には息を呑みます。

周りの名古屋サポも思わず声を上げる上手さです。

うん、IHはやっぱり香川がいいです。

 

なんて思っていたら、81分に永野に決められてジ・エンド。

もうこうなったら豊田スタジアムで勝てる気がしません。

来年はお休みしてみようかと思います。

 

開幕から9節。

まあこんなもんじゃないでしょうか。

内容的には少しづつ良くなっていると思います。

ただ、それは今日の名古屋さんも含めて、

他のチームも同じなので、ここからオプションの強さを

見つけることが出来るかの中盤戦に入って来ます。

セレッソはやはり香川の復帰により、

60分過ぎからのワクワク感は今までで一番良かった。

やっぱり中央に1枚、違いを作れる選手が入ると

元からサイドに強いカードを持つセレッソにとって

幅の広さはかなり強い武器になるなと思いました。

柴山は短い時間で違いを作れる選手なので、

この選手を切り札的に使えるといいかな。

全体的に皆さん上がり調子の中で、

一人蚊帳の外と言うか、単純に技術が1歩落ちるなと

生で観ると実感したのだ寛人。

うーん、今のセレッソの中だと厳しいかな。

2-1からの終盤に何度も左サイドでチャンスボールが入るも、

それまでのカピや逆サイドのLフェルナンデスを見ているので、

差がありすぎやーん、と思わず声が出る技術。

ケガ人が戻るとベンチにも入れないかもしれませんね。

ここが停滞したので同点に追いつく可能性を失った感じです。

 

さて、気を取り直して次はヨドコウで横浜戦。

仕切り直して行きましょう!

 

尚、横浜戦は更新できないと思いますので御了承願います。

 

 

【第8節】vs川崎フロンターレ~首位奪取!いやいや正念場ここから。

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ

4月13日(土)15:00 K.O.   at ヨドコウ桜スタジアム

 

①スタメン

       レオセアラ

カピシャーバ      Lフェルナンデス

     奥埜   柴山

       田中

登里   舩木   鳥海  毎熊

      ジンヒョン

 

今日は柴山をIHに使って来ました。

香川の離脱からここのポジションだけが嵌らないです。

成績が良いので、焦らずに色々と試せるのはいいですね。

 

②試合経過

まさか川崎さん相手にボールを保持できるような時代が来るなんて。

ボールのポゼッションは結果とは関係なしと言われる昨今でも、

川崎さん相手にポゼッション出来るのは、なんか嬉しい。

逆に相性まで逆転しないかと心配です。

これまでリトリートに徹した時の相性の良さがありましたので。

 

今日は試合開始からボールを握れたこともあり、

左右バランスよく攻撃を繰り出します。

左はカピシャーバの突破、右は柴山がサイドまで張るので、

Lフェルナンデスと毎熊のトライアングル。

北野はこれが出来ないんですよねー。

2TOPに張ろうとするので。

カピシャーバは突破は何度か出来るが、

その後のクロスがノーチャンス。

突破までが仕事で後は中で何とかしろ的なクロスばっかり。

(後でこのコメントを後悔したのは言うまでもない)

 

15分 カウンターから中央でレオセアラが粘りながら持ち出して、

   フリーの柴山へパスもGKにブロックされる。

24分 毎熊が中央の駿汰へパス。駿汰が差し込んだボールを

   柴山がフリック気味にレオセアラへ。

   レオセアラのシュートはまたもやGKブロック。

34分 文字通り、右サイドのトライアングルで攻略し、

   Lフェルナンデスがエリア内に侵入してクロスも

   レオセアラのヘッドは枠外。

46分 ジンヒョンのフィードを受けたレオセアラが

   そのまま持ち込み奥埜の強引ワンツーを

   挟んでからのミドルも枠外。

   結構、左右に選択肢がある中での強引ミドルに

   やや、周りの雰囲気も悪くなり、

   今日はレオセアラの日じゃないなー。

  (後でこのコメントを後悔したのは言うまでもないPart2)

 

と、結果を知る方ならわかる通り、もしXでつぶやきでもしていたら、

恥ずかしくなるような、コメントを残していた前半です。

 

前半はスタートはセレッソペースで進むものの、

後半になってさすがは川崎さんですので、しっかりと

巻き返されてイーブンでの折り返しです。

ただ、どちらもカウンターの方が怖かったので、

ポゼッションは優勢には関係ないですね。

 

後半に入るとやや慎重な展開になりますが、

それでもセレッソがホームなので勇敢にボールを保持して

攻めようとする展開に。すると、

 

69分 これまたカピシャーバの何とかしろクロスからの

   カウンターを喰らいますが、舩木が素晴らしい

   スライングで相手のカウンターを止めると、

   その前の攻め上がりでたまたま左にいた

   Lフェルナンデスがフリーになっています。

   そのLフェルナンデスにボールが渡ると、

   再び、カピシャーバにパス。

   何度目の正直かわかりませんが、

   今回のクロスはファーにいたレオセアラにドンピシャ!

   打点の高いヘッドに

 

ゴーーーーーーーール!!!!!!

 

ようやくゴールをこじ開けます。

その前にも空気が悪くなる意味不明のオーバーヘッドもあった

レオセアラ。ようやくゴールで汚名返上です。

 

この後は選手交代も交えて、徐々に1点を守り切る采配に。

最後はハブナーを加えた5バックも様になって来て、

1点を守り切っての逃げ切りで

まさか開幕から負けなしの勝利となりました!

 

 

③雑感

この後の他会場の結果もあり、8節にて首位に立ちました。

まあ、まだ8節なので何の意味も持ちませんが、

あれよあれよと来た感じです。

決して内容が良くないものの負けない強さを発揮して、

以前にも評したように、ビッククラブの前半戦みたいな

感じで負けない戦いを続けていますね。

まあビッグクラブはこの時期はアディショナルで

勝ち切ったりともっと劇的に勝ち点を積みますが。

 

とは言え、実は少し相手に失礼は承知で書きますと、

やや対戦相手に恵まれた前半戦だったので、

ここからが本当の正念場です。

苦手中の苦手の名古屋Away戦に始まり、

相性は良いが実力的には上の横浜、

間に今シーズンは主力が抜けて苦しい札幌を挟んで、

昨シーズンより上向きガンバ、

そして昨シーズンのチャンピオンの神戸。

この5連戦が終った時の成績がポイントかなと思います。

これらの相手は内容が悪くても勝てる相手ではないので、

さすがに誤魔化しが効かない相手なので、

この5連戦が終った時の成績を期待しましょう。

 

さて、内容的には柴山は前半は効きまくっていたが、

途中から消えてしまった感があり、

途中出場で切り札的に使った方が効果的だなと思いました。

本当はブエノを使いたいのだと思いますが、

イマイチ、Jリーグの壁に阻まれている感が拭えません。

素晴らしいゴールでノッていけるかと期待しましたが、

明らかに判断の悪さばかりが目立ってしまいます。

ただ技術はさすがブラジル人と思わされるものが

垣間見えるだけにフィットすれば脅威になれると思います。

他に右・左のサイドの連携は徐々に高まりつつあるかと。

ミスになっていたボールが繋がるようになって来ました。

お互いのプレーの相互理解が高まりつつあります。

後は最後の詰めの所ですね。

今日もレオセアラがゴールを決めたから良いものの、

やや周りのフリーな選手を無視してのシュートに、

最近はカピやLフェルも少し不満が顔に出ています。

これが決まらなくて勝ち点を落としだすと、

大きな闇になりそうなので、ストライカーの性とは言え、

もう少し、周りが見えるようになってもらいたいところです。

 

さて、来週は勝った覚えが全くないAway名古屋戦です。

これはAway名古屋が悪いのではなく疫病神がいるから

勝てないのかと思う今日この頃です。

だって、名古屋戦は愛知に住んでいる管理人が

皆さんのヨドコウ感覚で行ける唯一の試合です。

せっかく調子が良い時なので、行くの止めようかと

少しマジで考えたほどです(苦笑)

でも、チケット取ってしまいました。

もし次節負けたら皆さん、ゴメンナサイ。

本気で豊田スタジアムの観戦は今後考えます。。。。。

 

 

【第7節】vsアルビレックス新潟~偽SBか毎熊か?!

セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟

4月7日(日) 14:00 K.O.  at デンカビッグスワンスタジアム

 

ショック・・・・・・・(ToT)

 

更新したはずの内容がすべて消えていて、

何故かタイトルだけで更新されていることに

たった今、気付きました。

 

気持ち的にもう1回書き直す元気がありません。

更新されずに消えた内容を、ハイライトでどうぞ(笑)

 

スタメンは香川の代替に悩んでいる感じ。

今日は北野を1.5列目的に使ってみます。

そして一番のタスクは後ろから繋ごうとする

新潟さんへのハイプレス。

守備へのタスクは存分に躍動していました。

他に西尾が離脱???鳥海が代わりに入ります。

 

攻撃では偽SB登里が完全にハイプレスで狙われて、

お互いに相手の攻め手を中3日の割によく研究しているな。

どちらも相手の攻め手をしっかりと押えていたので、

チャンスは早めのロングボールによる裏抜けくらい。

といっても、どちらも精度に欠けて決定機までは訪れず。

新潟さんの方がチャンスがあったものの、

攻め急いでしまっている感じで助かりました。

 

そして後半になると、マークされて機能しなかった、

登里の偽SBより、右サイドの毎熊の攻め上がりを使います。

登里が偽SBだと毎熊が上がりにくかったですからね。

そこの役割に柴山を投入して、Lフェルナンデスとの

三角形で崩しに入ります。そして、それが大当たり!

68分にこの3人で右サイドを完全攻略。

中央のレオセアラのヘッドで

 

ゴーーーーール!!!!!!!

 

見事な戦術変更が当たります。選手交代の得点はやや偶然も

ありましたが、この戦術変更はしてやったりです。

 

この後は期待のCBハブナーも投入して5バックで逃げ切りを

図ります。ただ、バタバタ感は多かったものの、

エリア内でごちゃついてボールが、ことごとくセレッソ側に

転がるラッキーもあってそのまま逃げ切ることが出来ました。

 

苦手中の苦手であるビッグスワンの攻略は価値があります。

このスタジアムでの勝利は記憶にありません。

内容が悪いものの負けない謎の強さ。

香川離脱から苦しい展開であるものの

負けていないことは大きいです。

早く香川不在時の答えを見つけないと、

さすがにこのままでは無敗は続けれません。

対戦相手もここから厳しい相手が続くので、

ここからが今シーズンの正念場ですね!

 

後、注目してた柴山ですが、

明らかにアフター気味に入りそうになった時に

スッと足を引いて接触を避けたシーンや、

微妙なオフサイドに対して、審判に一切クレームを

入れなかった態度等を見て、少なくとも、

先日の赤紙に対して、真摯に向き合っているようです。

このまま生まれ変われることを期待したいです。

 

さて、これで7試合負けなし。

やっぱり、結果は大事なので、この結果が良いうちに、

内容も少しづつ良くしていきましょう!

 

【第5節】vs湘南ベルマーレ~小菊監督が神ってる。ジンヒョンの右手も神!

セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ

3月30日(土)16:00 K.O.  at ヨドコウ桜スタジアム

 

明日、用事があるので、今日中にサッと更新しておきます。

 

 ①スタメン

やはり香川は前節故障を抱えていたようですね。

あれだけ不調なのは普通じゃないですよね。

Lフェルナンデスも故障から戻ったことで、

前線にはブラジル人カルテットが揃います。

 

②試合展開

香川がいないとなかなか効率的なサイドチェンジが

出来なくて攻撃にリズムが出ません。

偽SBの登里にはルキアンがマークに付いてくるので、

球の出しどころがありません。

それでも今日も効果的なボール奪取を見せる駿汰が

中盤でボールを奪った時だけはベクトルが前に向きます。

攻め手はLフェルナンデス&毎熊コンビの

この力に頼る展開が多かったですかね。

 

15分 右サイドで毎熊、ブエノ、Lフェルナンデスと

   繋いでからのクロスのこぼれ球に奥埜も

   相手DFのブロックに遭います。

 

22分 相手のバックラインのパスミスをレオセアラが奪って

   最高の絶好機からのパスもブエノ、カピシャーバが

   重なりつつ、ブエノがシュートも薄く当たって、

   DFに当たってゴールならず。

 

このシーンが前線メンバーの連携を象徴するシーン。

攻め込んでもファイナルサードでことごとく、

連携が悪くチャンスにならないシーンが多く見られます。

そうこうしているうちに、湘南さんのカウンターが冴えだし、

そこからセットプレーの連続攻撃に晒されます。

 

そして31分セットプレーからの2次攻撃に

ルキアンのドンピシャヘッドにジンヒョンが右手1本での

ファインセーブを見せます。

 

38分 球の出しどころがないセレッソにとって、

   唯一の希望である舩木からのロングパスに

   抜け出したのは毎熊。シュートまで持ち込みますが、

   GKの顔面に当ててしまって、数少ないチャンスも

   モノに出来ない苦しい展開です。

 

途中からは右サイドも湘南さんが人数を掛けて守るようになり、

唯一の攻め手であった右サイドも封じられると、

相手の攻撃を一方的に受ける展開も

ジンヒョンのファインセーブもあって0-0で

折り返すことが出来ました。

 

後半に入るとブエノをもう少し前目でプレーさせるようにしたかな?

セレッソも少しはリズムを掴みかけるも、前半の湘南ペースを

押し返すほどは力はありません。

そして後半の52分にも西尾がルキアンにひっくり返されて、

そこからフリーのクロスに登里が触れず、

フリーでシュートを放たれるも、

またもや立ちはだかったのがジンヒョン!

抜群の飛び出しと体いっぱいを使ったブロックで、

かろうじて右手一本に当てて防ぐスーパーセーブ!

ジンヒョンのファインセーブで2点を防いでくれました。

 

GKのファインセーブが出る試合は、

逆に勝負を決するのはセットプレー。

 

59分 ブエノのCKからヘディングは得意の舩木が

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

典型的なるフットーボールあるあるで先制します。

 

その後、65分にレオセアラが絶好機をGKにブロックされてしまい、

逆にセレッソ側に嫌な空気が流れた所で、

小菊マジックがまたもや炸裂します。

79分にブエノに交代で入った北野颯太が、

まさかのジンヒョンのフリーキック

レオセアラが競ったボールに抜け出して、

ファーストタッチでシュートが

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

これで前節のブエノ、柴山、北野と

交代早々のゴールで小菊監督が神っている状況になります。

特に北野はこういったシーンを外しまくった昨シーズンを

考えると、もう小菊マジックとしか言いようがありません。

 

さすがに2-0になって優位に試合を進めて、

試合はそのまま終了。

これで開幕5戦負けなし、3連勝となりました。

 

③雑感

なんかビッククラブみたいな序盤戦の勝ち方ですね。

連携が薄い前半戦は内容がめちゃくちゃ悪くとも

個の力やセットプレーで勝ち点を稼ぎつつ、

勝つことで外部の雑音を遮断して、

試合を重ねながら連携を高めていく。

そうやって中盤くらいまでに連携が高めて行くことが出来れば、

チームとして強くなります。

勝ち点が稼げないと雑音が大きくなって、

メンバーを変えたりし出して泥沼に嵌りやすいですからね。

 

そんな内容が悪い試合をひっくり返した

今日のヒーローは間違いなくジンヒョンです。

桜の守護神は昨シーズンはケガに泣いてそろそろ

世代交代かと思われましたが、

まだまだ健在だとプレーで魅せてくれました。

 

そこに小菊監督の神がかりな選手交代のオマケつき。

監督の采配が当たると、選手達の信頼が高まるので、

チームとしての完成度が上がりやすいので、

新戦力が多いチームにおいては重要なことです。

 

ことごとくチャンスで決まらないレオセアラや

簡単に裏を取られる西尾の心配に加えて、

連携の悪さや攻撃の手数も香川が欠場するだけで、

手を失う脆さと不安だらけな状態です。

ただ、勝ち点だけは稼げているので、

この間に落ち着いて修正を加えることが

出来るといいのですがね。

特に守備陣に全盛期のヨニッチのような

CBがいれば本当に強くなれそうです。

ハブナーがそんな選手だと期待が持てるのですが。。。。

 

 

【第4節】vsサガン鳥栖~個の力で逆転(点数ではなく)勝利!

セレッソ大阪 vs サガン鳥栖

3月17日(土)15:00 K.O.  at 駅前不動産スタジアム

 

①スタメン

なかなか苦しい台所事情ですが、

レオ・セアラがスタートから使える点と

ベンチにカピシャーバが戻りました。

鳥海もベンチに控え、少しづつ戻りつつあります。

 

②試合経過

開幕してからの試合は中盤で優位性を保ち、

そこから香川&登里の左右のサイドチェンジと

舩木のロングフィードが主な攻め手でしたが、

今日は香川がコンディションが悪いのか絶不調。

とにかくパスの精度が悪くて、ほとんど相手側に

ボールを渡してしまうことで、前半は圧倒的に

鳥栖ペースになってしまいます。

この後、前半で香川は交代になりましたが納得です。

それくらい出来が悪かった、恐らく、何か

コンディションに問題を抱えていたのでしょうね。

まるで別人のように私は感じました。

 

そう言うことで耐える展開になってしまいますが、

ここは逆に割り切って守備に重心を置いたことで、

なんとか守れている感じです。

舩木は何となくCBにフィットしつつあるのが

成長に頼もしさを感じる一方で、

今日もイマイチなのが西尾。

1対1、ポジショニング、体の入れ方と

どれを取ってもイマイチ。。。。

相手のFWが意気込み過ぎで力が入りまくっていたので、

事無きを得た感じですが、もう少しレベルの高い選手だと

とても守れるように思いません。

何度も競り負けていましたからね。。。。厳しい。。。。

 

27分 ジンヒョンのフィードからクルークスが抜けて、

   相手を上手く交わしてのクロスに奥埜のヘッドも

   GKに防がれる。

 

昨シーズンによく見たパターンも奥埜がニアに入るとこが

ここまでの違いですね。駿汰の存在感です。

 

と、チャンスはこれくらいかな?

完全に鳥栖ペースの前半。よく0-0で折り返せたなと

思える展開です。

 

後半に入って、明らかにコンディションが悪い

香川に変わって、ブエノが入ります。

 

46分 またもや右サイドのクルークスのクロスに

   またもやニアの奥埜。もう約束事なんでしょうね。

   クリアされるもクリアボールをクルークスが

   ヘッドで繋いだところに後半でようやく前に出れた

   毎熊が再びクロスも相手DFにまたクリアされる。

   またもやクリアボールを拾ったブエノが

   左アウトに掛けた美しい軌道を描いたボールは

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

これぞブラジル人と言うテクニック満載のゴールが決まります。

もうこれこそ個の力です。常にチーム力で勝てる訳ではないので、

勝ち点を稼ぐためには必要な飛び道具ですね。

 

何も出来なかった前半から選手交代も含めて、

一瞬で逆転できたことは非常に大きいです。

 

63分 中盤で奪ったボールを基点にレオセアラが

   楔になってブエノに戻すと、ブエノから

   見事なスルーパスが出て柴山が飛び出しての

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

2点とも交代選手が得点するという、監督冥利に尽きる

2ゴールになりました。

それにしても、これもこれぞブエノ!というパスでした。

この針の穴を通すパスで勝負ありです。

 

この後、68分にはレオ・セアラが絶好機を外して、

少し嫌な空気が漂いますが、その後の84分に

更に嫌な空気になる出来事が。

柴山が一発赤紙に退場になります。

この退場は後程、たっぷりと。

 

この後、10人になって割り切れば割り切るほど

ある意味、安定するのか?逆にちょうど良い感じで、

そのまま試合終了となり、連勝を飾ることが出来ました。

 

 

④雑感

試合としてはセレッソの攻撃の生命線でもある

香川のパスがことごとく相手ボールとなってしまい、

全く攻め手を失ってしまった前半でした。

しかし、0点で折り返したことで、選手交代も含めて

上手く展開を逆転することが出来、

後半早々にブエノの技ありゴールに、技ありパス。

ブエノの個で試合を完全に引っくり返すことが出来ました。

 

そして柴山の退場ですが、よく赤紙にして頂いた思いです。

この選手は前節も空気を読めないファールで指摘したとこです。

そしてこのプレーの前にもアフターで余計なファールを犯し、

河原選手の怒りを買っていましたよね。そして問題のシーン。

点差、時間帯、プレーエリア、相手選手はクリアが精一杯。

そんなシチュエーションで犯すファールじゃありません。

正直、これだけ同じようなプレーが続いている訳なので、

この選手のプレーを凝縮した赤紙退場です。

これを黄紙くらいでスルーしたら、

そのうち、相手選手に大怪我をさせるような

酷いプレーをしかねません。

故意じゃない???これだけ幼稚なプレーを続けておいて、

故意も故意じゃないも関係ありません。

これがこの選手の身に付いたプレーなのです。

それだけに、この赤紙は審判に感謝いたします。

さて、柴山はこの赤紙に対して、

心を入れ替えてプレーできるのか?

身に付いたプレースタイルは変えることが出来ないのか?

厳しい目で見ていきたいと思います。

退場時に涙を浮かべていたみたいですが、

あなたの幼稚なプレーで大怪我でもさせられたら、

相手選手からしたら泣かれても関係ありません!!!!

こんなプレーを続けている限り、そのうち大きな事故を

起こす可能性があります。改善を切に願います。

 

チームは戦力が整わないまま連勝出来ていますが、

昨シーズンからの上積みは明らかに駿汰です。

ケガ人が連続したり、ブエノが馴染むのに時間が掛かったりして、

どちらか言うと昨シーズンのままで戦っていますが、

駿汰がアンカーで収まることで、

奥埜と今日は不調の香川からのブエノといった

インサイドハーフの選手が光り、昨シーズンとは

大きな変化なく、上手く相手の虚を突くことが出来ています。

 

さて、守備陣が心配なシーズンとなっていますが、

ウルブスからハブナー選手獲得のニュースが。

とは言え、ウルブスの試合で見たことはない選手です。

(Liverpool戦で出ていなかったら、基本的に知りません)

故に、戦力未知数ですが、緊急状態のCBの補強は

必須だったので、この獲得は今シーズンの行方を

左右する可能性もある獲得だと思います。

先の駿汰でアンカーの守備力も圧倒的に向上しているので、

それなりに守備が出来るCBであれば、期待度は上がりますね!