Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第4節】vsサガン鳥栖~個の力で逆転(点数ではなく)勝利!

セレッソ大阪 vs サガン鳥栖

3月17日(土)15:00 K.O.  at 駅前不動産スタジアム

 

①スタメン

なかなか苦しい台所事情ですが、

レオ・セアラがスタートから使える点と

ベンチにカピシャーバが戻りました。

鳥海もベンチに控え、少しづつ戻りつつあります。

 

②試合経過

開幕してからの試合は中盤で優位性を保ち、

そこから香川&登里の左右のサイドチェンジと

舩木のロングフィードが主な攻め手でしたが、

今日は香川がコンディションが悪いのか絶不調。

とにかくパスの精度が悪くて、ほとんど相手側に

ボールを渡してしまうことで、前半は圧倒的に

鳥栖ペースになってしまいます。

この後、前半で香川は交代になりましたが納得です。

それくらい出来が悪かった、恐らく、何か

コンディションに問題を抱えていたのでしょうね。

まるで別人のように私は感じました。

 

そう言うことで耐える展開になってしまいますが、

ここは逆に割り切って守備に重心を置いたことで、

なんとか守れている感じです。

舩木は何となくCBにフィットしつつあるのが

成長に頼もしさを感じる一方で、

今日もイマイチなのが西尾。

1対1、ポジショニング、体の入れ方と

どれを取ってもイマイチ。。。。

相手のFWが意気込み過ぎで力が入りまくっていたので、

事無きを得た感じですが、もう少しレベルの高い選手だと

とても守れるように思いません。

何度も競り負けていましたからね。。。。厳しい。。。。

 

27分 ジンヒョンのフィードからクルークスが抜けて、

   相手を上手く交わしてのクロスに奥埜のヘッドも

   GKに防がれる。

 

昨シーズンによく見たパターンも奥埜がニアに入るとこが

ここまでの違いですね。駿汰の存在感です。

 

と、チャンスはこれくらいかな?

完全に鳥栖ペースの前半。よく0-0で折り返せたなと

思える展開です。

 

後半に入って、明らかにコンディションが悪い

香川に変わって、ブエノが入ります。

 

46分 またもや右サイドのクルークスのクロスに

   またもやニアの奥埜。もう約束事なんでしょうね。

   クリアされるもクリアボールをクルークスが

   ヘッドで繋いだところに後半でようやく前に出れた

   毎熊が再びクロスも相手DFにまたクリアされる。

   またもやクリアボールを拾ったブエノが

   左アウトに掛けた美しい軌道を描いたボールは

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

これぞブラジル人と言うテクニック満載のゴールが決まります。

もうこれこそ個の力です。常にチーム力で勝てる訳ではないので、

勝ち点を稼ぐためには必要な飛び道具ですね。

 

何も出来なかった前半から選手交代も含めて、

一瞬で逆転できたことは非常に大きいです。

 

63分 中盤で奪ったボールを基点にレオセアラが

   楔になってブエノに戻すと、ブエノから

   見事なスルーパスが出て柴山が飛び出しての

 

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

2点とも交代選手が得点するという、監督冥利に尽きる

2ゴールになりました。

それにしても、これもこれぞブエノ!というパスでした。

この針の穴を通すパスで勝負ありです。

 

この後、68分にはレオ・セアラが絶好機を外して、

少し嫌な空気が漂いますが、その後の84分に

更に嫌な空気になる出来事が。

柴山が一発赤紙に退場になります。

この退場は後程、たっぷりと。

 

この後、10人になって割り切れば割り切るほど

ある意味、安定するのか?逆にちょうど良い感じで、

そのまま試合終了となり、連勝を飾ることが出来ました。

 

 

④雑感

試合としてはセレッソの攻撃の生命線でもある

香川のパスがことごとく相手ボールとなってしまい、

全く攻め手を失ってしまった前半でした。

しかし、0点で折り返したことで、選手交代も含めて

上手く展開を逆転することが出来、

後半早々にブエノの技ありゴールに、技ありパス。

ブエノの個で試合を完全に引っくり返すことが出来ました。

 

そして柴山の退場ですが、よく赤紙にして頂いた思いです。

この選手は前節も空気を読めないファールで指摘したとこです。

そしてこのプレーの前にもアフターで余計なファールを犯し、

河原選手の怒りを買っていましたよね。そして問題のシーン。

点差、時間帯、プレーエリア、相手選手はクリアが精一杯。

そんなシチュエーションで犯すファールじゃありません。

正直、これだけ同じようなプレーが続いている訳なので、

この選手のプレーを凝縮した赤紙退場です。

これを黄紙くらいでスルーしたら、

そのうち、相手選手に大怪我をさせるような

酷いプレーをしかねません。

故意じゃない???これだけ幼稚なプレーを続けておいて、

故意も故意じゃないも関係ありません。

これがこの選手の身に付いたプレーなのです。

それだけに、この赤紙は審判に感謝いたします。

さて、柴山はこの赤紙に対して、

心を入れ替えてプレーできるのか?

身に付いたプレースタイルは変えることが出来ないのか?

厳しい目で見ていきたいと思います。

退場時に涙を浮かべていたみたいですが、

あなたの幼稚なプレーで大怪我でもさせられたら、

相手選手からしたら泣かれても関係ありません!!!!

こんなプレーを続けている限り、そのうち大きな事故を

起こす可能性があります。改善を切に願います。

 

チームは戦力が整わないまま連勝出来ていますが、

昨シーズンからの上積みは明らかに駿汰です。

ケガ人が連続したり、ブエノが馴染むのに時間が掛かったりして、

どちらか言うと昨シーズンのままで戦っていますが、

駿汰がアンカーで収まることで、

奥埜と今日は不調の香川からのブエノといった

インサイドハーフの選手が光り、昨シーズンとは

大きな変化なく、上手く相手の虚を突くことが出来ています。

 

さて、守備陣が心配なシーズンとなっていますが、

ウルブスからハブナー選手獲得のニュースが。

とは言え、ウルブスの試合で見たことはない選手です。

(Liverpool戦で出ていなかったら、基本的に知りません)

故に、戦力未知数ですが、緊急状態のCBの補強は

必須だったので、この獲得は今シーズンの行方を

左右する可能性もある獲得だと思います。

先の駿汰でアンカーの守備力も圧倒的に向上しているので、

それなりに守備が出来るCBであれば、期待度は上がりますね!

 

【PL_第28節】vsマンチェスター・シティ~見納め?!世界最高のフットボール!

Liverpool vs Manchester City

March 10th (Sun)  3:45 K.O.  at Anfield

 

現在の世界最高のゲームが終りました。

90分が一瞬のように感じる面白さ。

今、この試合観ずにフットボールは語れないと思えるくらいの

とんでもなくインテンシティが高く、技術も高いゲーム。

そして何より、どちらも攻撃的でボールを奪えば、

まずはゴールへの矢印が全員が一瞬で向くスピード。

リプレイの間に相手チームのゴールを脅かすスピード。

いや、お尻を付けて見ていられないゲームでした。

 

試合開始前から、全開のAnnfield。

いやーとんでもない雰囲気を相変わらず作り出します。

ユルネバの音量は古いスタジアムが軋む音量。

しかし、普通のチームならこの雰囲気だけで、

飲み込まれてしまうのに(例えばバルサさん)、

なんとシチズンズはビクともしない王者の風格。

試合開始から全開で攻撃を繰り出してきます。

特にロドリはシチズンズの王様。

ここを基点にスターが揃う前線にボールを届けます。

前にはハーランド、デブライネ、フォーデン、ベルナウド、アルバレス

いやいや、皆さん個人で得点を決めることが出来るメンバーです。

しかしハーランドに抜けられるシーンも

ファン・ダイクの超人的な守備で仕事をさせない

このマッチアップもたまらん!

そして若武者クアンサーもベストプレーかと思わされる奮闘。

ギリギリで耐えます。

しかし、デザインされた見事なCKから失点して、

前半はリードされて折り返します。

 

しかし、今のレッズはクロップは、後半からの修正が素晴らしい。

後半に入ると完全にピッチを支配し始めると、

50分 アケのバックパスに猛烈なスピードでボールを奪うヌニェス。

   エデルソンより早くボールに触れてPK獲得。

   ヌニェスが蹴らないか心配したPKはマッカが決めての

 

ゴーーーーーーール!!!!!!!!!!!!

 

早い時間に同点に追いつきます。

その後も前半と違って試合を支配し続けます。

そのキーマンはなんと日本人である遠藤!!!

デブライネを潰し、次にシチズンズのキーマンである

ロドリに何度もプレッシャーを掛けて自由にさせません。

林凌平さんも言っていましたが。アンカーがアンカーに

プレスを掛けるのは本当に難しい。

自分のポジションを捨てている訳なので、

もし前を向かせたら、一気にピンチを迎える訳で。

その作戦をクロップが授けたのは、

遠藤ならロドリに仕事をさせない。という、

絶大なる信頼があるから。

この遠藤の中盤の守備で相手に仕事をさせないことで、

レッズの攻勢を呼び込みます。

しかし、シチズンズもキレキレのL・ディアスを

ウォーカーが驚異のスピードと強度で対抗するわ、

ケレハーも今、ノリにノッているフォーデンに対して、

ビッグセーブを今日も当たり前のように見せると、

相手もエデルソンの交代で出たオルテガがファインセーブ。

いやいや、世界最高のゲームはNo.2GKまで最高かよ!

中盤で優位性が保てないシチズンズはドクの投入で、

個の勝負で打開を図ります。

このドクにはヒヤッとさせられる場面もありましたが、

ここの守備に戻るエリオットが凄い。

GKにチャージに行ったはずのエリオットが、

ゴメスのカバーに戻る姿に、それだけで泣きそう。。。。

エリオットの運動量の凄さも特筆。

ソボスライとサラーもまだ本調子ではないものの、

あわやのシーンを作り出すところはさすが。

また、後半途中から出たロボも決定的な仕事を

L・ディアスと作り出すシーンは流石の一言。

とは言え、最後はさすがにどちらも強度が落ちる中で、

ゲームはそのまま終了して

世界最高のゲームは痛み分けに終わりました。

その後のクロップとペップの抱擁を始め、

ピッチ内の様子は本当に感動的でした。

比較的、試合が終わるとすぐに帰路につくイングランド

でも、この試合はどちらのサポーターも試合終了後も

スタンドから帰ろうとしない。

どれだけこのゲームに魅了されたのがわかる一コマです。

私も放送終了まで動くことが出来ませんでした。

試合終了から放送終了まで、あっという間に感じるくらい、

このゲームの余韻に浸ってしまいました。

 

本文では触れなかった選手達も。

マッカはもうレッズのコンダクターとして凄みを

増しつつありますし、ゴメスは今日も右に左にと器用さを発揮して、

安定をもたらしてくれました。ブラッドリーも右サイドで

何度か決定機を作り出していました。

(チャンスのシーンは打っても良かったのにー。)

本当に最高でした。

そしてシチズンズも左が活性化した後に、

ベルナウドを右に回して、ウォーカーと守備に入らせるのは

反則やわーと思わせるくらい、素晴らしかったし。

ゴールしたストーンズはどこのポジションかわからぬ

範囲の広さで守備を見せるし。

いやー、やっぱりこの試合は最高です。

 

本当に最高のゲームをありがとうございます。

クロップ・レッズ、ペップ・シチズンズどちらも最高です!

 

追伸

遠藤がMOMに輝いたみたいですね!

後半の遠藤は圧巻だったので納得です。

ゴールが決まっていたらL・ディアスだったかも?ですが、

後半に中盤を制圧したのは間違いなく遠藤でした。

遠藤、これからもレッズの中盤をよろしく!!!

 

You'll Never Walk Alone.

【第3節】vs東京ヴェルディ~1人多くなったら苦しかった初勝利!

セレッソ大阪 vs 東京ヴェルディ

3月9日(土)16:00 K.O.   at ヨドコウ桜スタジアム

 

①スタメン

シーズン開始早々、ケガとコンディション不良で

揃わない前線。レオ・セアラはベンチには戻ってます。

 

       上門

  為田       クルークス

    奥埜   香川

       田中

 登里 舩木   西尾  毎熊

     ジンヒョン

 

前節、ケガのL・フェルナンデスに加えて、

カピシャーバもコンディション不良。

前節も投入された為田と昨シーズン苦しんだ

クルークスが代わりを努めます。

 

②試合経過

試合開始早々は東京Vさんのハイプレスに苦しみます。

なかなかの運動量でプレスを掛けてきます。

攻撃もロングボール入れると、そのセカンドボールを

徹底的に回収することで、セレッソが後手を踏む結果に。

前節、赤鹿さんのプレスを回避したセレッソの中盤相手に

運動量で上回って押え込んだヴェルディの出足が素晴らしい。

ただ、あの運動量は90分続けることが出来ない戦術なので、

焦らずに時計を進めることがここは大事です。

 

19分 香川のサイドチェンジに毎熊がボールを持ち上がり

   クルークス経由で再び受けた毎熊のクロスに

   上門のシュートも枠外。

 

クルークスと毎熊の関係は昨シーズンと同じなので、

急な出場とは言え、ある意味、安定。

 

20分 今度は偽SBの登里からスペースに為田が走り、

   クロスに奥埜がシュートするも枠外。

 

相手の疲れが見え始める20分前後から、

上手く両サイドを使った攻撃は出始めます。

カピ&フェルナンデスがいなくなったことで、

シンプルなサイド攻撃でリズムを作ります。

昨シーズン終盤に行き詰った攻撃パターンですが、

東京Vさんには初めてなので、ちょうど良い感じ。

 

40分 ロングボールに奥埜がめちゃくちゃ上手い

   体の使い方からのバックヘッドでクルークスに

   ボールを繋ぐとクルークスがそのままエリア内に

   持ち上がり躍動します。相手DFを翻弄して

   振り切った後の優しいクロスに香川がヘッドで

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

昨シーズンの攻撃パターンでの先制です。

でも、昨シーズンとの大きな違いは駿汰が入ったことで、

香川&奥埜がエリア内に侵入出来るようになったところ。

ここ昨シーズンに足りていなかったとこでした。

 

前半はこのまま0-1で折り返します。

 

後半、始まってからはセレッソが少しボールを持って

追加点を奪いに行きます。1点で勝てるチームではないので。

ところが攻勢を強めたところに落とし穴が。

 

52分 ロングボールに2枚抜け出されて、1回目はジンヒョンが

   前に出て決死のブロックもそのこぼれ球を押し込まれて

   ゴーーー?オフサイド?最後は、VARの結果ゴールです。

 

VARを見ると最終ラインの凸凹がよくわかりますね。

この辺が2人にとって成長せねばならぬ点です。

ライン統率力はCBの最大の仕事ですので。

 

さて追いつかれたセレッソですが、

その後に試合を左右する出来事が。

ジンヒョンのパントキックに稲見がブロックしてしまい、

2枚目の黄紙でなんと退場に。黄紙は厳しい気もしましたが、

1枚もらっている人がやるプレーではないですね。

 

これで守備を固めに入る東京Vさんと

どうやってこじ開けるのかのセレッソ

明確な構図になります。

 

ただこうなると案外、難しいのはセレッソになることが

よくある話であり、攻めあぐねいていると、

むしろ東京Vさんの方に得点のチャンスが多かったです。

ところが、

 

89分 CKから舩木のヘッドはGKのファインセーブ遭うものの

   そのこぼれ球を開いてDFを激しく肩をぶつけてボールを

   奪ったレオ・セアラが中央に向いたところで、

   相手DFに倒されてPK獲得。

   このPKをレオ・セアラが確実に決めて

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

1人多いセレッソが苦しんでいたなかでの勝ち越しです。

相手DFはすぐに足を緩めて、実際には倒れるほどでは

ありませんでしたが、エリア内で足に掛かっている限り、

そりゃレオ・セアラは倒れますわな。

そして足が掛かっている限り、PKと言われても仕方ないです。

 

この後は、休み明けの鳥海も投入して守り切ります。

気になったのはそのすぐ後のプレーで、

右サイドをボールを持って東京Vさんの選手が来た時に

セレッソ側は相手選手を3人で囲んでいる状況にも関わらず、

柴山が相手選手を押して倒してFKを与えるシーン。

3:1の状況。

相手はライン際に逃げるドリブルで

危険でも何でもないシーン。

かつ、相手は一人少ない状況なので、

同点にするにはセットプレー頼みの状況。

そこで意味なくファールする柴山。

小菊監督、これは怒るべきです。

勝ったから良かったものの、

あのセットプレーで同点にされたら、

とんでもなく酷いプレーです。

というのも柴山を見ていると、選択にいくつか

自己中な選択があって気にはなっていたので。

このプレーで思わず「有り得ない!」と思いました。

 

その後の攻撃も押えて、今シーズンの初勝利になりました。

 

③雑感

兎にも角にも今シーズンの初勝利良かったです。

やはり勝つまでは不安なのがシーズンの開幕なので。

ただ実際にはケガ人(コンディション不良)続出で

スタメンを組めない状況下なので、苦しい試合となりましたが、

最後は地力の差で勝てたところでしょうか。

 

前線は役者が揃わないとやはりファイナルサードでの

迫力が余りなく、特に相手が10人になってからの方が、

苦しくなるという、産みの苦しみを味わいました。

サイド攻撃しか手段を持たないセレッソにとって、

サイドを睨まれたブロックを作られると手段がないですね。

そのためのブエノの獲得だと思いますが、

今日はまだまだ片鱗を見せることは出来なかった感じです。

またサイド一辺倒にならぬように、ブエノには

中央で違いを作ってもらいたいです。

 

得点は皮肉にも放出候補となりながらも残留した

クルークスの個人技からのクロスになりました。

クロスも良かったですが、クロスの時に4人中が

揃っていた攻撃は非常に良かったと思いました。

クルークスも中に人が揃うと昨シーズンとは違った結果を

残せるかもしれないですね。昨シーズンはクルークスのクロスに

中はレオ・セアラ1枚。何度も見たシーンです。

彼も中盤の薄さに苦しんだ1人かもしれません。

 

ケガ人が次節はどれだけ戻って来るかわかりませんが、

レオと鳥海のセンターラインは復帰してもらいたいところです。

レオは今日は普通にプレーしていたので行けそうかな?

 

さて、今晩は世界最高のゲーム。

クロップラストシーズンの極上の頂上決戦。

いや、明日は有休取って、万全の態勢で挑みます!

楽しみー。

【第2節】vs鹿島アントラーズ~偽SB採用?!Liverpool?

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ

3月2日(土) 15:00 K.O.  at カシマサッカースタジアム

 

①スタメン

進藤に続いて鳥海までいない!

コンディション不良とのことですが、長引くようだとピンチです。

ということで、CBは舩木と西尾のアカデミー組。

Liverpoolみたいにチームのピンチに奮起してもらいたいところです。

 

②試合経過

試合開始早々、赤鹿さんの激しい球際に苦労するも、

ここで引くと相手のペースになってしまうので、

ここを踏ん張って前を向けたところは良かった。

特に1アンカー相手の鉄則であるアンカー狙いの赤鹿さんのプランを

嘲笑うような登里の偽SB。

まるでTAAのマネをしたようにアンカーポジションに入って、

駿汰が相手の2枚を引き付けているために、完全にフリーになって

中盤からゲームをコントロールし始めます。

更に右サイドでL・フェルナンデスが基点になれるので、

右サイド中心に試合を徐々に組み立てていきます。

 

16分 カウンターからチャンス。相手のCKからボールを

   奪うとL・フェルナンデスが相手の間を縫うパスを

   レオセアラに届けます。レオセアラがバイタルまで

   持ち込んでパス。中央の香川には少しズレるものの、

   奥のL・フェルナンデスのシュートもGKブロック。

 

23分 L・フェルナンデスのクロスからレオ・セアラが競って

   こぼれたボールをGKも出ていたので、

   カピシャーバが狙うも前でGKに防がれます。

   しかしそのままの流れでまた右へ展開されたボールを

   今度は香川の狙いすましたクロスにカピシャーバが

   もう一度狙うもまたもやGKのクリア。

   カピは早川の顔はもう見たくないでしょうね(笑

 

ただ、この時間からかなり押し込むものの、L・フェルナンデスの

負傷交代もあって、ファイナルサードでの迫力を欠きます。

とは言え、心配された守備陣はそもそも守備の機会が少ないという、

100点満点に近い前半でした。

 

しかし、相手はセレッソも指揮したポポビッチが監督。

後半に流れを変えてきます。

鈴木優馬の投入で前線で基点を作ることに成功すると、

後半からは一転して赤鹿さんのペースになります。

サビリッチと入れ替わるポジションを捕まえきれません。

そんな時間帯に決定機を迎えられるも

相手のシュートミスに助けられます。

そんな相手ペースの時間帯でしたがカウンターで対応。

 

56分 登里の長い距離のスルーパスにカウンターは得意な

   為田が一気に裏を取って折り返したボールに

   レオセアラが1トラップした浮き球を叩き込んでの

 

ゴーーーーール!!!!!

 

この時間は守備に追われる時間が多くなっていたので、

登里が本来のSBの位置に戻っていて、

鈴木優馬投入後に中央寄りになっていた赤鹿さんの合間を

上手く突いた格好となりました。

 

60分 西尾のフィードに為田が上手く後ろに流したボールを

   奥埜が上手く追いついて中央へ

   狙いすましたレオセアラのヘッドはわずかに外れます。

   今のセレッソのだとこれが決まらないと苦しくなるやろうなー。

 

さすがに今の守備陣で耐えるのは厳しいと判断した小菊監督は

新キャプテンを投入して逃げ切りを図りますが、

今のセレッソはスコアレスで勝てる守備ではありません。

とは言え、レオセアラもケガで交代してしまったので、

ここを失うと攻撃面もかなり厳しいセレッソです。

 

その後はややオープンな展開になるものの、

どちらも勝ち越し点を奪えずに2試合連続のドローです。

 

③雑感

前半は自分達のペースで試合を動かせたものの、得点は奪えず。

後半は逆に相手ペースになったところをカウンターで仕留める

と言う、まあフットボールにありがちな展開になりました。

本当に強くなるには前半の自分達のペースの時に

試合を決めきる力が必要ですね。

特に、今の守備陣にスコアレスを望むのは酷なので、

自分達のペースの間に複数得点を取り切らないと、

このチームは勝ち点3を奪えないチームです。

そして案の定、相手の攻勢にあうと、防ぎきれるほどの

守備力はないので、1点だとドローが精一杯でしょう。

 

そんな攻撃的なチームを象徴するのが登里の偽SB起用でした。

Liverpoolの影響を受けたか否かわかりませんが、

攻撃において有効な手段となりました。

でも、Liverpoolの場合はファン・ダイクやコナテと言った

化け物のようなCBが2枚いるので、

CBに不安を抱えるセレッソがやり続けれるのかと言うと、

さすがに厳しいような気がしますが。

今日の前半はこの形が相手にチャンスすら与えないほど、

自分達のペースに持ち込むことが出来ていました。

 

しかし、試合終了後のブーイングは審判に対してですかね。

なんか最近、日本のサポータは面倒臭いな。

少し負け出したら選手が謝ったり、

少し判定が微妙ならブーイングしたり、

別にどうでもいいけど面倒臭い人が多いなと思いました。

 

そんな微妙な不満も朝からレッズ(Liverpool)が

吹き飛ばしてくれました。(今日は一度寝て、朝から観戦)

勝ち点2を失って首位陥落かと思われた98分。

ラストプレーと思われる時間帯でのヌニェスのゴール!!!

いやー、また絶叫してしまいました。(家族の皆さん、ごめんなさい)

やっぱりレッズの沼にハマると抜け出せないですね。

本当に麻薬のようなこれぞレッズ!という大興奮なゲームでした。

ちなみに本家本元のレッズはTAAがケガでお休み中なので、

偽SBもお休み中ですので、今はセレッソが本家本元ですね!

 

 

【League_Cup_Final】満身創痍の優勝!逆境こそLiverpool!

いやー朝からヤバいです。

いつもリーグ杯は優勝出来たらいいよね。

くらいの感覚なのですが、

今シーズンはクロップ退任が発表されてのシーズン。

1つ1つの出来事を噛みしめているシーズン。

だから、この優勝はいつものリーグ杯とは価値が

違いますし、試合の勝ち方もレッズらしくExciting!

リーグ杯でこれだけ興奮した記憶がありません。

 

もう試合前からケガ人だらけで、誰がケガしていたのかさえ

思い出すのも大変。出場可能な選手を探した方が早いくらい。

何とか先発を揃えたと思ったら、いきなり憎きカイセドに

グラッフェンが踏みつけられて負傷交代。

なんと最近、売り出し中のブラッドリーをRSHに上げて、

RSBにはゴメスを交代で投入。エリオットをIHに入れる

泣きっ面に蜂状態。

途中交代にはアカデミー出身の選手が並ぶ。

見慣れたツィミカス見て少しホッコリする状況(笑)

○○億円出して獲得したエンクンクやムドリクが

交代で出てくるブルーズとは雲泥の差。

しかし!

不利になればなるほど異常な力が発揮するのがレッズ。

アンダードッグこそレッズのガソリン。

本ブログで何度もお伝えしている通りです。

会場はウエンブリーなので、サポータは半々のはずですが、

圧倒的な声量でウエンブリーを凌駕するKOPの面々。

Allez Allez Allezの大合唱はAnfieldにいるかのような雰囲気。

もう、こうなった時のレッズは理屈では説明が付きません。

理屈ではなく神しか説明がつかない奇跡がいくつも起こります。

ほんで延長終了間際の118分。

オフサイドでゴールを取り消されたファン・ダイクが

これで文句ないやろと言わんばかりのヘッドを突き刺します!

もう走ることも厳しい選手達が多い中、守り切って、

リーグ杯最多の10度目の優勝を飾りました!

いやー、本当に最高です!

 

ほんで、おまけに日本では大谷、大谷、大谷ですが、

レッズに所属する遠藤も同じくらいの価値があるにも

関わらず、その活躍はほとんど報道されません。

まあ、変に日本で騒がれて、日本で情報が溢れかえるのも

KOPとしては困るので、今の方が良いのですが、

余りの差には驚きです。

日本では歴史のある野球と違って、フットボールは歴史が浅い。

そんなスポーツの世界で、世界的に代表するLiverpoolという

クラブでレギュラーとして、いや、この試合ではTOP3の活躍で

イングランドのタイトルを獲得した。

これ、ほんまにドえらいことです。

(この試合はダイク・ケレハー・ENDOですね!)

それなのにニュースは大谷さんがいつ出場するのかの話題ばかり。

いくらフットボールより野球がメジャーな国とは言え、

さすがにそりゃないわと思いました。

そんな日本より、母国イングランドでは遠藤と言う日本人は

大絶賛の嵐ですよ!

 

夜になって朝の感動も束の間。

グラッフェンもケガしたし、遠藤も足を痛めたようやし、

元から満身創痍でしたが、いよいよスタメンを

組めるのかどうかのレベルになって来ました。

もう、FAカップのセインツ戦はアカデミーで挑みましょう。

来たる3/9のシチズンズとの頂上決戦へ向けて、

少しでも体制を整えてもらいたいです。

ペップvsクロップの

今、最高にExcitingで最高に面白い最高のゲームが

いよいよ、見納め。(また復活するかもしれませんが)

出来れば、どちらもベスメンで見たかったですが、

こればかりは仕方ないですね。

でも、少しでもお互いにメンバーが揃って、

世界最高のゲームを楽しみたいです。

そこにレッズの勝利が付くと最高に嬉しいですが。

 

You'll Never Walk Alone.