セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台 11/7(水) 19:00 K.O.
at ユアテックスタジアム
まず最初に今日は平日のナイトゲームということで短縮バージョンで。
まずはスタメンから。前節と同じスタメンです。
さて、仙台と言えばJ2からのライバルであり、試合内容もいつも接戦で面白い。
内容も攻めるセレッソと守備のブロックから見事な速攻の仙台。
というより、セレッソはボールを持てどもなかなか攻めあぐねて、
出し所なく出した横パスを奪われて失点というケースが悪夢のように蘇ります。
ボールを奪った時の仙台はまるで自動車レースの「オーバーテイクボタン」みたく、
一瞬で数的優位を作り出してしまいます。
しかし、今日の試合だけは別物でした。
初優勝のためには何が何でも勝ち点3が欲しい仙台。
残留のためには勝ち点1でも合格点のセレッソ。
フットボールの世界では勝ち点3が欲しいチームが攻めないといけません。
ドローでいいチームはリスクをそれほど冒しません。
つまり、立場の違いが全く逆のフットボールを強いられることになります。
この展開でどちらが有利かと言えば、当然セレッソ。
しかし、ユアテックスタジアムはやはり要塞でしたね。
簡単には勝ち点3はもらえませんでした。
前半は予想通り仙台が怒涛の攻めを見せます。
しかし、決定機もジンヒョンのファインセーブ連発に決まりません。
セレッソもいつもの仙台とは思えないほどスペースが一杯あるので、
チャンスはそれなりに作り出せていました。
仙台戦とは思えぬほどのオープンな展開にピンチを乗り切れば
要塞ユアテックでの勝ち点3も夢じゃない!と思って応援してました。
そして、後半はさすがクルピ!
相変わらず私と視点が同じすぎて嬉しい限りです。
前掛かりの仙台に対して、守備を固めてカウンター作戦へ。
そして、その典型的交代が健勇→播戸。
もう、いつものフットボールをやる気はありません。
後半になって焦りも出て攻める仙台に対して、しっかり守り、
ミスを突いてカウンターです。
うーん、いつもうちがやられている作戦ですね(苦笑)
この作戦変更がピッタリと当てはまります。
しっかり守備のブロックを作ると仙台も前半みたくチャンスを作れません。
元々、守備を固めてくるチームを崩すというフットボールには慣れていないですし。
で、こうなるとお決まりのミスが焦りから出るもので、そこからカウンターの発動です。
そして作戦通り、55分
丸橋のフィードを播戸がスルー気味に落として曜の
ゴーーーーール!!!!
仙台戦とは思えないほど、少ないタッチ数でのゴールです。
いつもは全くこんなフットボールをやらせてもらえていません。
しかし、要塞ユアテックは健在でした。
終了間際にセットプレーから気持ちでねじ込まれてしまいました。
結果、1-1のドロー。
播ちゃんは本人が一番猛省していると思うので、強く突っ込みませんが、
1枚目の黄紙は恥ずかしいレベルの黄紙やし、1枚もらっていたら、
聞こえていたか聞こえていなかったかは知ったこっちゃありませんが、
「慎重」な判断が必要なのはプロなら当然です。反省しましょう。
まあ、ガンバが分けて残留の確立が高くなっているのは間違いないんやけど、
次くらいでスッキリと決めてもらいたいものですね。