Liverpool vs Leicester City at Anfield
サラーがアフリカネーションズカップから帰還して
「準備が出来ている」と発言があったものの、
さすがにベンチスタートです。
フロントスリーにはディアス、ジョタ、ボビーが並びます。
中盤にはヘンドが軽い背中の痛みで変わりはジョーンズ、
チアゴがこの試合から完全復帰です。
両サイドバックはロボとＴＡＡ。
ＣＢには前節お休みのマティプとファンダイク。
ＧＫもＦＡカップお休みのアリソンです。
ベンチも豪華。
先述のサラーに加えて、エリオットにコロナ明けのチェンボ。
そしてタキもベンチに座り、ケイタとミリーも控えます。
ツィミカス、コナテも控え、ＧＫもケレハー。
これだけ充実のスカッドはなかなかなかったです。
ネコ、モートン達、若手でベンチが埋まっていた時とは大違いです。
もちろん彼らは将来のレッズを背負う存在として期待はありますが、
現状のスカッドという意味ではやっぱり少し差がありますからね。
前半からボールを保持して攻めるレッズですが、
フォックスズもマディソンが厄介ですね。
プレスを交わして前に出す能力がやっぱり長けています。
そんな心配をしていたら、案の定、抜けられてピンチを
迎えますが、そこはアリソンが右手1本に当てて切り抜けます。
カウンター時のマディソンは厄介でしたが、ヴァーディーが
いないのは幸いでした。ダカはまだ慣れていない感がありました。
ダカはまだ入ったばかりでこれからの選手ですからね。
正直、ヴァーディーがいたらもうちょい危険だった感はします。
マディソンとの間合いがややズレ気味でフォックスズの
カウンターがやや決まらない感じになり始めると、
ファビーニョが次第にマディソンへの供給を断ち切る読みが
冴えてきて、相手のカウンターを完全に押えてゲームを掌握し始めます。
ＴＡＡのシュートはシュマイケル、ジョーンズは宇宙開発と
チャンスはあるものの決めきれない展開の中、
34分に最近、貴重な得点源となりつつあるＣＫから
ファンダイクのヘッドは止められるも
いつも絶好の位置にポジションを取るジョタが押し込んでの
ゴーーーーーール！！！！！！
この必ず良い位置にいるジョタですがリプレイで良く見ると
偶然じゃないことがよくわかります。
ディフェンスと競りながら走り込んだ後、ファンダイクがヘッドの
瞬間に軽くスウェーバックしてディフェンスから離れています。
ほとんどの選手が誰かがボールを触った瞬間、
マークしていた選手と１：１の状態で終っているのですが、
ジョタだけがその瞬間にフリーを作り出しているんですね。
（ボールのないとこでもつれたり、抱き合ったりしてますよね）
ボールが来る来ないは運もありますが、あの瞬間に完全に
フリーな状態を作り出すのはジョタの能力だと感心しました。
いい展流れのうちに得点出来ました。
前半スコアレスで折り返すとフォックスズのベンチに
攻撃的なメンバーが座っていたので、ひと安心です。
その後もチアゴのバイシクルとかありながらも１－０で折り返し。
後半に入って60分の後退からフォックスズも攻撃に
軸足を移したことで早い展開のゲームになります。
でも、そんな早い展開は得意なレッズなので、
ジョタ、ディアス、途中交代のサラーと立て続けに
シュートを放つもシュマイケルが立ちはだかります。
これだけ決まらないとまたまた嫌な空気になりますが、
87分に何故そこにいる？
ジョタが後ろから来るボールを上手く押し込んでの
ゴーーーーーール！！！！！！
待望の追加点で勝負を決めます。
シチズンズの背中は遠いが、粘り強く勝ち点を積み上げました。
さてさて、この試合も内容は本当に充実でした。
相手の攻撃のパターンを掴むと完全に相手のカウンターを
シャットダウンしたファビーニョの脅威の読み。
攻撃の起点となるパス連発のチアゴ。この中盤は盤石。
そしてこっそりとメルウッドで練習していたのではないかと
疑いたくなるディアスの順応ぶり。
ジョタの相変わらずの得点能力、
さすがに疲れもあって得点にはならないものの、
いるだけで相手ＤＦにとって怖さが違うサラーの存在感。
すべてが圧巻でした。
さて、中2日が続くのである程度ローテーションも加えつつ
戦い抜かねばならないだけに、ＣＬのインテル戦前に
ターフムアのバーンリー戦とかめっちゃ嫌なゲームになりますが、
充実したスカッドで切り抜けてもらいたいです。
（しかも相手は中4日で休養十分とかめっちゃ不公平！）
さりげなくハードな日程の時にミリーがベンチにいると助かります。
まだまだミリー兄貴には助けてもらわないといけません。
ディアスはＣＬ出れないんでしたっけ？であれば、次も先発確定ですね。
ジョタ、ボビー、サラー、マネはＣＬも睨みつつ、
タキとチェンボも上手く使って乗り切りたいです。
そして今シーズンは奇跡的にケガ無く大大活躍のマティプは
休ませたいですね。肉弾戦に強いバーンリーなので
肉弾戦上等のコナテに吹き飛ばしてもらいましょう！
＊ディアス獲得時にサラーの去就の話を出していましたが、
どちらか言うとマネの去就の方が怪しい感じでしたね。
右、左を勘違いしていました。スイマセン。
どちらにしてもフロントスリーの世代交代は間近。
新旧が重なる今シーズン＆来シーズン。
心残りなく楽しみたいと思います。
最大の敵が寝不足です。。。。。ｚｚｚ
You'll Never Walk Alone.
